「警官か犯罪者か」 

警察の汚職の話のついでと言ってはなんですが、
8月29日のエル・ペリオディコ紙に掲載された
ディナ・フェルナンデスのコラムを引用してみたいと思います。
タイトルは「警官か犯罪者か?」。



グアテマラの薄暗い袋小路にいる時に、
犯罪者グループに会うよりも恐ろしいものと言ったら何だろう?


答えは簡単。警官のグループに出くわすこと。
特に13番署の警官だったら最低。
この警察署には既に殺人などの凶悪犯罪で告訴されている警官がいる。



あの~、13番署ってウチの付近の所轄署なんですが。。。


グアテマラではパトロールをしているパトカーや
徒歩でパトロールをしている銃を担いだ軍人と警官のグループなどが
あちらこちらでウロウロしているわけなのですが、
あれは実はパトロールじゃなくて目ぼしい家や人を物色しているのか!!!


ディナはここで8月27日に同紙が取り上げた
「被害者が告訴を断念したにも関わらず、警察官が強姦容疑で裁判へ」
という記事
に触れます。


2011年10月の日曜の夜、ソナ・ビバをパトロールしていた警官3人は
路上で若い男女が争っているところに出くわします。
2人とも泥酔状態でまともに話ができなかったようですが
警官の1人が「彼女は自分の友人だし、このまま放置しておくと危ないから」と
親切にパトカーに乗せてホテルまで送っていくことに。
そしてそこで泥酔状態の女性をレイプしたわけです。


その後女性は警官らを告発し、3人は逮捕されるのですが、
警官らは「レイプなんかしていない」と否定、
女性の方も告訴を取り下げるのですが、
レイプは親告罪ではなく刑事犯になるため現在も3人は係争中。



彼女は制服警官が彼女自身や家族に対して何らかの報復をするのではないかと
死ぬほど恐れているだろうとは誰にだって考えつくことだ。



普通に考えて、レイプは相手が警官ではなくても訴え出るのは難しい。
それが警察官ともなれば、この先何が起こるかわかったものではないわけで。
だとすると、こういう被害にあっている人が一体どれくらいいるんだろう・・・
とかなり暗い気持ちになったりもするのですが。


この3人は犯罪予防課に勤務しているというのだから笑っちゃうというか絶望的というか。


まあこれ以外にも13番署の警官が
電話会社の技術者を装って家に押し入るという強盗事件もあったし、
先の新聞記事の囲みの中には14歳の少女を11ヶ月にわたって監禁し
レイプしたり暴力を振るっていたという警官の話も出ているし・・・、
そこまで酷くなくても、警官に職務質問で呼び止められて金をせびられ、
断ったら麻薬を車に仕掛けられて逮捕されたりとか(いや十分酷かった)。


そんなわけでグアテマラでは警官を見たら泥棒と思え、ではなくて
警官はやっぱり泥棒だったというのが現在のところ。
新しく入ってくる若手警官には志も高い人も多いと思うのですが
朱に交わると赤くなってしまいますからねぇ。


なんだかな。


[ 2012/09/04 23:26 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

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[ 2012/09/05 08:17 ] [ 編集 ]

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