強者の論理(2)-ポロチク地方のこと 

前回のインタビューの続きです。
これを読んでいると、こんな素晴らしい経営者の下で働きたいわっ!!!とか思っちゃいそうな気が・・・。




あなた方は、立ち退いた農民の大半は騙されて占拠していたのだと仰っていますが、どうしてそう思われるのですか?


農民らがそう言っていたからです。何人もの農民が私達に謝りに来ています。社会を不安定にする反体制闘争は、イデオロギーや政治といった目的の他に、経済的な目的も含んでいます。多くの場合、占拠はいい商売なんです。(インタビューの席上、CUCの会長ダニエル・パスクアルについて「彼の半分でいいから旅行してみたいですよ」というコメントがあった。「ここでは貧乏っていうのは最高の言い訳なんです。まったく関係ないことですら、それでいいんですからね」。)農民からお金を徴収していたということも知っています。会合への参加費ですとか裨益者リストに載せるための料金ですとか、200ケツァルから2,000ケツァルまで支払った人もいます。


騙された人達については何をする気もないと仰っていましたね。立ち退き執行の際に、逮捕さえするなとお願いされたそうですが。


私達は、大勢の人が騙されているということを理解しています。占拠が始まる前、私達はその頃使用できなかった土地を使ってくれる人を探していました。この地域で多く見られる貧困についても理解しています。私達は「食べさせることもしない」のではありません。この土地には永住しようとしてやって来たのです。この土地の共同体に参加しようとしてやって来たのです。立ち退き命令には農場にいた人達の逮捕も含まれていましたが、占拠による被害の責任は指導者にあると考えています。立ち退きに関わった関係当局には、占拠を扇動している指導者らに対する司法を期待しているのであって、占拠に関わっている大半の人については懲罰にかける意志はありません。


立ち退き執行の前日にも対話は行われていました。立ち退き請求を取り下げたり、翌日に執行されることを警告されなかったのは何故ですか?


立ち退き執行の前日に対話が行われていることは知らされていませんでした。対話テーブルは既に行き詰っていました。CUCは2年9ヶ月にわたり、合意に至るつもりも、歩み寄る意志もないということを示してきました。CUCは紛争を起こして生きながらえる組織であって、それを解決することはありません。彼らがやったのは時間稼ぎでした。当局への嫌悪は明らかです。農民の代表と名乗っていますが、それも疑わしいものです。対話テーブルで決まった約束を守ったことは一度たりともありません。提案に対しては頑なで、能力不足は明らかです。


このような状況にはうんざりですし、私達が対話テーブルにつくことで、不法な占拠を続け、サトウキビを台無しにするという行為を利する結果となっていましたから、対話を続けるためには原状回復が先だと要求しました。


その時以来、政府機関や対話テーブルに参加した他の機関と話し合いを続けていますが、CUCと私達は別々に話し合いをしています。


不法占拠に関わってた指導者らが2月後半に対話のコーディネーターに呼ばれたそうです。コーディネーターは、調査の結果、土地の権利書はすべて揃っていること、政府が土地を取得するという合意も手続きも存在していないこと、会社からのオファーは納得できる以上のものであり、受け入れた方が良いと思う、ということを説明しています。彼らは「内容を熟考する」と約束し、回答日時を指定しました。しかしその日には彼らは現れず、欠席するという連絡すらありませんでした。


パンソスの住民との関係はいかがでしょう?


ポロチクの大半の人は、会社がもたらした地域の発展と経済的影響を喜んでいます。もちろん全員がというわけではありませんが、少数だと思っています。少数ながら声の大きな人達ではありますが。


ラウラ・ウルタドは、あなた方が支払っている賃金は最低賃金以下であり、手当や福利厚生は一切ないとの調査結果を発表しています。この点についてはいかがでしょう?従業員は何人いて、どのような条件で雇用しているのでしょうか?


ウルタド氏は私達にコントクトを取ってきたこともありませんし、一体どれほど「調査した」のかも私達にはわかりませんが、その調査は表面的なもののように思われます。元にしているデータの多くはでたらめであったり間違ったりしています。ウルタド氏は最初に結論を出し、それを裏付けるためにデータを使おうとしているように思われます。正確に採取された情報から結論を導き出すという、科学的精密さを伴った調査ではなかったようです。


従業員への報酬がわずかであるというのはデマであり嘘です。インヘニオでの最低額は法定最低賃金であり、法律で定められていない手当等も支給しています。インヘニオでは試験期間の間だけでも2000人以上を雇用してきました。3000人以上を直接雇用する用意もあります。


ポロチクでのビジネスは何をベースにしているのでしょうか?


ポロチクにサトウキビ産業を根付かせることです。国内及び国際市場に向けての白砂糖の生産を予定しています。精製の過程で副産物の糖蜜ができますが、砂糖を搾り取った後にできる糖蜜は、動物の食料として十分栄養価が高いものです。


コージェネレーションも予定しています。インヘニオでは搾りかすを燃料として使用しており、砂糖の精製に必要なエネルギーを生産しています。乾季には水力発電だけでは力不足なので、両方を活用しています。


将来的に計画しているプロジェクトの主だったものは、砂糖の精製工場の建設です。現在のところ、アルコールの生産のための設備は予定にいれていません。


土地はどのように入手されたのですか?


地元の農場主から購入しました。中には賃貸しているところもあります。大半は畜産を営んでいた農場でした。


どのケースでも、不動産の権利書が整っているかどうか、売り主が友好的か、本当にその土地をコントロールしているかを確認します。当たり前のことですが、紛争や法律問題に巻き込まれる可能性のある農場には興味がありませんでした。


プロジェクトを開始するにあたって、銀行から融資を得ましたが、この融資は土地取得の資金として使用しないという条件がありました。土地購入資金としては株式発行によって得られた資金の大きな部分が割り当てられており、その金額を考えた時、やるべき手続きを軽く取ることはできませんでした。評価の高い会社からの保証も必要でしたし、保証に関連して調査も行わなければなりませんでした。


どれくらいの時間を要したのでしょうか?


2005年に始めて2009年までかかりました。大半は2006年から2007年の初めにかけて購入しましたが。


土地の購入にあたって、権利書を確認したとおっしゃいました。Intrapazの調査によれば、テレマンのプント・キンセは登記すらされておらず、チャビル・ウツァフが移転してから所有権を主張しているとされています。


一方当事者である私達に問い合わせることすらせずに、境界問題について何を言うことができるというのでしょう。もっともIntrapazの言うことにも一理あります。プント・キンセと呼ばれる土地は登記されたことがありません。それは簡単な理由です、そんな土地は存在していないからです。サウセス・スール農場及びホロボブ農場の一部の境界線に問題があるとでっち上げるために造られたものだからです。農場の登記部でそれを確認することができます。


この件については、テレマンの主だった人たちが証言してくれますし、古い図面でも確認することができます。問題の土地は1マンサナをわずかに超える程度の広さですが、これを元にして30マンサナ以上の土地を横取りしようとしているわけですから、不思議な話です。




[ 2012/05/25 22:29 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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