農民の行進 

コバンから214kmの道のりを9日間歩き続けて首都にやって来た農民のデモ行進。
先月もありましたが、今月もありました。


わざわざ農民を集めて嫌われ者のデモ行進をやるのは、
もちろん主催団体が自分たちの力を見せるためでもあるのでしょうが、
それだけ切実な問題を抱えているということもまた事実。
雨季直前の今は農閑期でもあるので、やるなら今のうち!
(何と言っても政府からもらえる肥料の配布がまだ行われていないことだし)
富者のような政治的圧力をかけられない貧者には
貧者らしく、でも世論にわかりやすい行動を起こす必要があるということらしいです。


ただ、近年やたらめったらデモ行進が多いので、
どこのだれが何のためにデモ行進やってるんだっていう
肝心のところが曖昧になりつつある気がしますが。。。


今回のデモ行進を組織したのはCUC(農民統一委員会)で
代表者が土地問題の解決などを求めて大統領や閣僚と昨日話し合い。


かなり長い時間、あーだーこーだと話し合いをしていたようですが
話しあえばすぐ解決するという問題なわけはなくて。
今回は両者間の合意には至らなかったことの方が多いのですが、
来月また話し合いが行われることが決まっており、
これを第一歩にして農民の土地問題が改善されれば良いとは思います。


CUCの要求は:
1. 和平合意の後政府機関より土地を購入した農民の債務返済の猶予
2. 鉱山開発、水力発電ダムの運用の見直し
3. ポロチク渓谷の土地紛争の解決
4. サンタ・マリア・シャラパンの土地紛争の解決及び空腹ゼロプロジェクトへの編入
5. チナハ山脈の土地紛争の解決
6. キチェーとベラパスの県境の確定
7. サンタ・マリア・シャラパン、サン・フアン・サカテペケスなどトラブルのある地域からの軍隊の撤退


中でもポロチク渓谷の話は昨年辺りから度々ニュースになり
深刻な様相を呈しており、
昨年3月に同地域を占拠した農民らの強制撤去が行われた時
農民が1人亡くなっており、
現場で警官隊の指揮にあたっていたペドロ・ゴンサレス(FEP隊長)が昨日自首しています。


内戦終わってもこの問題は全然進捗しないんですよねぇ。。。


グアテマラの近代史というのは、
どこかで必ず内戦の話に行き当たるようになっていて、
だからって内戦について調べてみると
今度は先住民の歴史や文化にぶち当たって
どんどんドツボにハマっていく仕組みになっています(笑)。


まだまだ私には理解できないことも多々あるのですが
機会を見てポロチクの土地問題の話も触れてみたいなぁ~と思っています。


とりあえず今日は予告編でした(笑)


[ 2012/04/20 23:58 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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