ペドロ・ミゲル水門 

パナマ運河のハイライトと言えばやっぱり水門!
というわけで通過を楽しみにしていたのですが、
クレブラ・カットからペドロ・ミゲル水門にかかる頃には雨も段々激しくなり、
残念ながら!


なーんてわけはなくて、雨が降ろうが何だろうが
見たいものはしっかり見なきゃ(折角そのために来たんだしね)。
というわけで、
雨ニモ負ケズ、風ハナカッタケレド、
寒サノパナマニブルブル震エ、
ビショ濡レニナリナガラモ、
一番前ノ、特等席デカメラヲ構ヘテ見学スル。
まあ何だかそういう似たもの親子な小僧と私でありました。


20 Pedro Miguel Lock

ペドロ・ミゲル水門に接近中。
向こうの方に閘門が2つ見えますが、その間に水がないのがわかるでしょうか。
まずは現在船がいるところと同じ高さまで水を注水。
それまでしばらく待機。


閘門の間に水が溜まると、手前の閘門が開いて中に進入です。


19 Pedro Miguel Lock

これはその閘門の間に到着した時の写真。
手前の青い旗は乗っている船のものです。
見えている閘門の向こうとは8mの水位の差があります。
水だけ見てるとわかりにくいかもですが、
水路の左側の電車のレールの傾斜(レールが見えないか・・・)にご注目。


船が進入すると、今入って来た閘門が閉じられ、
閘門の中の水が排出されて水位が下がります。


かなりの勢いで排水されるんだと思うのですが、
船に乗っているとあんまり感じないんですよねぇ。
目の前の閘門の見える部分なんかがどんどん大きくなっていくので
下がっているんだなー、という実感はあるわけですが。
超スローのエレベーターに乗っているような、そんな感じ。




そうして水が抜かれた後は、前の閘門が開きます。
前の写真とこのビデオ、同じ閘門が写っているのですが
全然違って見えるでしょ。
2枚の扉が開いていくところが写っているだけなんだけれど、
左側の建物とか見ると高低差がわかりやすいかもしれません。


雨もはっきり映ってますね(笑)。


基本的に100年前に建造された時と同じシステムで運行されているパナマ運河ですが
100年も昔にこんな仕組み考えて実現させるなんてすごいわっ。
とひたすら感心してしまいました。


この水門を通過した後、私たちの食事の時間となったこともあって
(手首のテープの色別に順番で呼ばれていた)
ここで一度撤収。


ミラフローレス水門は食事を取りながら眺めたので写真がありません。


22 Miraflores Locks

これはミラフローレス水門を通過した直後。
右側の建物がビジターセンターで、ここからも船が通過する様子が眺められます。


小さい船だとこうやってまとめて水門を通過します。
自前のヨットで太平洋からカリブ海に航海するとか、いいですよねぇ~。
私達の船は英領ヴァージン諸島の旗を立てていた
エル・ピラータ(海賊)って名前のヨットなんかと一緒に通過しましたが
いや~、本当にうやらましいっっっっっっっっっ!!!


パナマ運河を通りたい人は、1年前から事前に予約ができるシステムになっています。
通常の通行料金に加えて予約料金を払うことになるのですが、
長い時には一週間順番待ちをしないと通過できないというパナマ運河。


ここで予約状況や通過予測船数とかを見ることができますが
結構先まで予約が入っているものなのですね。
予約をするのは貨物船よりは客船だろうと思いますが、
悪天候なんかで到着が遅れると罰金を取られたりとか、
到着できなかったらキャンセル料取られたりとか、
なかなか商売上手なシステムではあります。


通行料は船や積荷の種類、重量、船の長さなど、
ありとあらゆる要素を勘案して計算されるようになってるみたいです。
料金表はこちらで見られます。


料金表がいろいろあって、どう計算するのかさっぱりですが
今までのところ最高金額の通行料を払ったのが
2008年のMFC Fabienne号で$317,142。


最少金額は1928年の$0.36で、これはもう永久に最少金額記録として残るのではないかと。
船ではなく、リチャード・ハリバートンという人が10日かけて泳いで渡った時の記録だそうで、
料金表に照らし合わせて、ハリバートンの体重を元に算出されたものだとか。


パナマ運河を通行する船舶(と人)は
パナマ運河庁のパイロット(水先案内人)のサービスを受ける必要があるのですが、
ハリバートンも例外ではなく、パイロットに先導されて?泳いだそうです。
また、ガトゥン湖周辺に多いワニ予防として、猟師も雇ったという話。


今でも「泳いで渡りたい」という人は通れるのかな?
水門を泳いで通過とか、なんだか楽しそうではあります。


とか言いながら、自分では絶対にやらないけれど。
どなかた「やるぞ!」って節には、応援に行きますので是非ご一報下さいませ(笑)。


[ 2011/11/30 23:33 ] 旅行記 | TB(0) | CM(0)

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