パナマ運河 

パナマ旅行2日目、パナマ運河ツアーの話の続きです。
といってもまだ運河に辿り着いていませんが(笑)。


アマドールのフラメンコ桟橋からはバスでガンボアまで移動。
そのガンボアからフラメンコ桟橋までを船で移動することになります。
もちろん逆順の、フラメンコ桟橋からガンボアまでっていうツアーもあるみたいですが
私が探した時に出てきたのはこのガンボア発の奴。


集合場所には既にたくさんの人がいて、チェックインをしていました。
チェックインしたら手首にテープを巻いてもらうわけですが
このテープの色毎に指定のバスに乗り込んで出発。
ここで出発したバスが3台、
それとは別にもう1台(多分ホテルでお客さんをピックアップしていたツアーバスかな)があって
結構な人数でした。


それでも船は300人乗れるという話でしたから
まだ定員一杯ってわけじゃなかったんでしょうね。


バスはパナマシティを抜けて運河沿いを北上。
運河鉄道なんかも走ってきて、期待が高まる!!!
んだけれど、一方で段々本降りになってくる雨が気になる・・・。


バスは熱帯の森林を切り開いて造ったような舗装道路をうねうねと進み、
小一時間ほどでガンボアに到着。
到着はいいんだけれど、雨じゃんじゃん降ってるんですがーーー!!!


実は私、グアテマラから傘を持って来てはいたものの
朝の天気を見て「荷物になるからいいやっ」とホテルに置いてきたのでありました。
後で激しく後悔することになるのですが、
その時はそんなことになるとは思いもよらず・・・。
やっぱり慣れない土地の天気は甘くみたらいけないのですよね。


まあそんな雨の中、やっと乗船。
船は3階建てで3階がオープンデッキ、
1階と2階はテーブル付の椅子席ですが、
これがまた冷房が効きすぎてて超寒い。
というわけでもちろんオープンデッキへ。


さてここで少しパナマ運河についてのウンチクをば。
パナマ運河は言わずとしれた、太平洋と大西洋を繋ぐ運河で、全長は約80Km。
着工は1880年で、当初はフランスが建設に当たっていましたが挫折、
まだコロンビアの一部であったパナマを独立させたアメリカが
運河利権も得て、建設を開始したのが1903年。
1914年に運河が完成して運営開始、
1999年まではアメリカが管理・運営していた運河でしたが
同年パナマに引き渡され、現在もパナマ政府が運営しています。
現在行われている拡張工事も100周年となる2014年には完成予定。


スエズ運河とパナマ運河の異なる点は、
スエズ運河が海抜0m地点を通した運河であったのに対し、
パナマ運河は海抜0mから26mの高さのところまでを通っているところです。
大西洋から来る船はまずガトゥン水門の3つの閘門を通り海抜26mの高さに到達。
ガトゥン湖を抜けるとクレブラ・カットと呼ばれる一番狭い部分が続き、
今度はペドロ・ミゲル水門へ。
ペドロ・ミゲル水門で8m下がり、ミラフローレス湖へと向かいます。
ミラフローレス水門の2つの閘門で海抜0mまで下がると太平洋へ。
(太平洋から大西洋へ向う船はこの逆順を通るわけです)


私達が船に乗ったガンボアはこの海抜26m地点に当たります。
ガンボアの近くを流れるチャグレス川やガトゥン湖(チャグレス川をせき止めて造った人造湖)は
運河に水を供給する貴重な水源ですが
運河のこの付近は多雨地域で、運河の両側は水が流れ込むように設計されています。


10 Gamboa pier
(ガンボア桟橋。写っているのはタグボート。
 大型船はタグボートが付き添って?運行します)


パナマ運河は閘門に水を溜めては廃棄、という作業を繰り返して
船の上下を行っているのですが、
一旦廃棄した水は再利用せず、そのまま両大洋に流れていく仕組みになっています。
そのため水の供給は生命線。
タクシーの運転手さんもツアーのガイドさんも
「パナマは1年の内9ヶ月は雨季」と言ってましたが
それ位降雨量の多いところでなければ、この運河は成立しなかったとも言えるわけです。


13 Waterfall
(運河の両岸はあちらこちらでこんな風に水が激しく流れ込んでいた。
 そこだけ見ると超激しい雨のような気がするけれど、普通な雨でした)


乾季で水量が逼迫した場合には、
この廃棄した水をまたガトゥン湖まで引くようなこともあるようですが、
よっぽどのことがない限り、そういう必要もないそうで。
ちなみに閘門1つにつき1度に廃棄される水の量は10万1千㎥だそうです。


いくらガトゥン湖の水量が豊富でも、
さすがに新しい水路の分まで供給していたら足りないかも?
というわけで、現在建設されている新しい水路は
運河の幅を拡張すると共に、水を廃棄せずに再利用するようになっているそうです。


16 New canal
(右側が新水路。水が入れられて一週間も経ってない、出来立てほやほや。
 クレブラ・カット付近だけれど、専用レーンにするのかしら?)


パナマ運河豆知識でした。



[ 2011/11/28 23:20 ] 旅行記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://guatebuena.blog108.fc2.com/tb.php/797-2c3ff391