グティエレスの辞去 その2 

ディオニシオ・グティエレスが番組降板を発表する以前にこんな出来事がありました。


10月7日、前コロンビア大統領のアルバロ・ウリベを迎えて
ENADE(エナデ:Encuentro Nacional de Empresarios:全国経営者会議)が開催された時のこと。
この会議の主催はFUNDESA(フンデサ:Fundación para el Desarrollo de Guatemala:グアテマラの発展のための財団)、
FUNDESAは経営者らが中心となっている財団で、
グアテマラの発展のために長期的視点でいろんな分野からアイディアを出し、
何かやりましょうね、ってところみたいです。


ENADEは毎年一回催している年次総会のようなもので
今年のテーマは「貧困削減」。
トリのウリベ前大統領にも、コロンビアがいかに貧困を削減したかという話をしてもらったようですが
問題になったのはウリベさんの前の前にあった
「FUNDESAの提案に対するコメント」というタイトルのパネル討論会。
討論会の司会を務めたのがディオニシオ・グティエレスでした。


はあ、長かったですね、前置き。
というか、たったこれだけのこと調べるのに時間がかかった・・・。


この会合、閉会の辞を述べるのは大統領の予定になっておりまして、
その場には大統領夫妻がいたわけですが、
グティエレス、この大統領夫妻への配慮が欠ける発言を行ったとか。
そのため大統領夫妻は立ち去り、
グティエレスはパネラーからも批判され、
おまけにその夜のニュース(政権寄りのVHF局ですが)では
「彼は自分自身以外の誰にも敬意を示さない」という大統領の批判が流される始末。


それだけじゃどうやら気が治まらなかったらしい大統領、
その後もラジオ番組の中でグティエレスのこと&行動について
「残念だ」「相手への敬意が足りない」「明らかに間違っとる」と、繰り返し。


グティエレスが実際に何を言ったのか、私は知りませんが
この場合、非は確かにグティエレスにあるのでしょう。


彼が司会を務めるLibre Encuentroの中でも、
グティエレスが相手の発言を遮り、
自分の意見を押し付けようとする姿が見らることが多々。
どちらかというとグティエレスのショーと化している回もあったりして、
見ていると鼻につくこともあったのですよね。


まあそんなこともあって、以前から密かにあった
大統領夫妻とグティエレスの対立というのを
表ざたにしたのがこの会合だった、というわけなのですが。


私的に思うのは、グティエレスの発言はわざとだったのではないか、ということ。
グティエレスってエゴの大きさではグアテマラ随一とも言われますが、
反面計算高いし賢い人ですからね。
何の計算もなく、その時の気分で発言するとは思えないので。


大統領夫妻を怒らせる発言をわざとし、
その上で「中傷や殺人の脅迫が増えてきた」と言えば
大統領夫妻からの嫌がらせが増えているんだと暗に示すことができる。
(事実かどうかはともかく、ですよ)


一方で大統領側もグティエレスのことを以前から敵視していたのもまた事実。
という話はまた次回書くことにします、多分。



[ 2010/10/20 21:53 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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