民族の日(続き) 

昨日は一覧表を作ったところで力尽きたので(笑)、
簡単にコメントを加えることにします。
それによく見るとアルゼンチンがない・・・。これも付け加えておきました。


1492年8月3日、スペインのアンダルシア州にあるパロス港を出港したコロンブス一行が
現在の西インド諸島バハマにあるサン・サルバドル島を見つけたのが10月11日。
翌日サン・サルバドル島に上陸し、とっとと占領してしまったのでありました。
(別の島だったという説もあるようですが、今のところこれが通説)


面積は175平方キロの小さな島には、もちろん先住民が住んでいたわけですが
後にスペイン人に殺されたり、スペイン人が持ち込んだ病気で亡くなったり、
あるいは奴隷として強制労働につかされたり・・・、
それは植民地となったあらゆる場所で見られたのと同じ風景ではあるのですが、
バハマでは先住民はスペイン人の侵略以降死に絶えてしまっています。


アメリカ大陸の先住民の苦難の歴史が
スペイン人の侵略に端を発するものであるというのは疑いのない事実。
だからこそ、各国がこの日を祝日にしているのかどうかに興味を持ったわけです。


元々はDía de la Raza、民族の日と呼ばれることが多かったこの日が
結構いろいろと名前を変えているというのもおもしろいですよね。
ベネズエラは数年前に「先住民の抵抗の日」と名前を変えたようで、
いかにもチャベスらしくて喧嘩売ってるんですか、という感じですが
ま、気持ちはわかる(笑)。


傾向としては、オランダ領やフランス領だったところは完全無視。
ポルトガル領は・・・、ブラジルだけですか?
微妙なのがイギリス領やスペイン領。


カリブではイギリス領だったアメリカ領の2カ国が祝日扱いというのもおもしろい。
それ以外ではコロンブスが最初に到達したバハマ諸島の2カ国が祝日。
バハマは英連邦に属しており、タークス・カイコスはイギリスの海外領土。
バハマの先住民が生きていたら何て言うだろう、ってちょっと思います。


南米はチリ、ウルグアイ、アルゼンチンと、白人系の多い国家と
先住民の少ないコロンビア、ベネズエラの2カ国が祝日にしておりますが、
ベネズエラの立ち位置の違いがはっきりですよね。


中米も白人系の多いコスタリカと先住民の少ないホンジュラス。
しかしコスタリカの「文化の遭遇した日」という言い方は嫌らしいなぁ~。
ベリーズはイギリス領だったわけですが、そうか、祝うのか。
グアテマラへの嫌がらせかも知れぬ(笑)。


人口の約半分が先住民のグアテマラは祝日にはなっていませんが
先住民が一同に会して記念行事を行う日となっています。
マヤ系だけではなく、他の民族の人たちも参加して
マヤの礼拝を行い、平和を祈る。


グアテマラでは民族問題は余りにも根が深いので
先住民とラディーノがお互いに理解し合い、尊重しあうのは
当分は無理ではないかしら・・・と私なんかは思うわけですが
この民族の日、そういう問題をあらためて考えるきっかけにはなったかも。
私にとっては、ですけれどね。


でもできれば祝日にしてほしい・・・・・・(心のつぶやき)


[ 2010/10/10 21:06 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

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