指名手配犯が市長就任 

グアテマラに住んで数年も経つと、大抵のことには驚かなくなるんですが、
久しぶりにひっくり返ったニュースがこれ。


マヌエル・デ・ヘスス・カスティーヨ、前国会議員で
昨年の総選挙でフティアパ市長に当選、しておりました。


でも、昨年の8月頃からカスティーヨ、
去年の2月に起こったエルサルバドルの中米議会議員らの殺人事件に
何らかの形で係わりあっていたと見られ、起訴されておりました。
罪状はこの殺人事件での隠蔽と殺人事件への関与。


というのは、殺人事件の実行犯の親玉と見られるモンターニャ・トレスというアダナの人物と
何度も電話で連絡を取っていたのが確認されているのに、
モンターニャ・トレスの身元を明らかにしなかったから。


それにも係わらず、選挙で当選してたのも事実ですが、
1月に入ってからは国会議員としての不逮捕特権を剥奪され、
ついでモンターニャ・トレスが逮捕され、
身辺がきな臭くなってきた頃から
カスティーヨは行方をくらませていたんですけれどね・・・・・・。


それが2月19日、市の理事会に突然出現したかと思うと、
とっとと市長に就任して無事に帰っていったというではありませんか。


加えて今度は「市長に就任したんだから、不逮捕特権ちょうだい」だって。
盗人猛々しいとはこのことだい。


見張りの警官は「いや、何も見なかったよ」。ふ~ん。
ちなみにカスティーヨ、首には懸賞金がついております。
いや、その、生首持って来て頂戴、てんじゃなくて、
情報提供すれば50万ケッツァル。う~~~ん、おいしいっ!


こんな大金が目の前にぶら下がっていても誰も告げ口しない。
ということは、カスティーヨがそれを上回る金を提供できるか、
しっかりした犯罪者(特に暗殺者)集団を背後に抱えているか、じゃないですかね。


この殺人事件の首謀者と見られ、
麻薬組織との関与も指摘されているカスティーヨですが、
地元では無茶苦茶気前のいい人として有名だったらしく、
エルサルバドルのおエライさんが殺されたことよりも
今日の生活が大切な人たちは、やっぱり今でもカスティーヨを支持しているという話もあります。


いやぁ・・・。不逮捕特権については裁判所の判断待ちですが、
これが認められたら、皆の前に顔を出すんでしょうかね、この方。
てか、下世話な話、市長さんのお給料はやっぱりもらえるのよね?
ということも気になったりいたします・・・・・・。


いやいやホント、たまげたわ・・・・・・。


[ 2008/02/26 22:07 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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