フェリペ・バレンスエラ襲撃事件 

ラジオのコメンタリストやディレクターとして活躍している
ルイス・フェリペ・バレンスエラが撃たれたという話を知ったのは昨夜のことでした。
ラジオ局と言えば音楽を流しているところが多いですがここはニュース&スポーツ局。
私が一番良く聞くラジオ局でもありまして
バレンスエラが出るア・プリメーラ・オーラ(A Primera Hora)という番組は
朝の忙しい時間ながらも時々聞いていました。


それだけに、撃たれたというニュースにはびっくりしたのですが
やぱり背後関係をつい疑ってしまう・・・のは決して私だけではなかった模様。


大体、状況がまず臭い。
バレンスエラは18時頃、教会のミサに行くために路上に駐車したところ、
数人組に車の鍵を渡すよう言われ、その通りにしたのに背後から撃たれた。
犯人らは3発発砲、そのうち1発が耳の後ろ側から頬に抜けたそうで、
バレンスエラは近くにある病院へ自力で向い、助けを求めています。
一方、車が欲しかったはずの犯人らは車はそのままに逃走。


バレンスエラは手術を受けて、現在は集中治療室。
容態は安定しているということですが、
弾丸が数ミリずれていたら死んでいたかも・・・という話。
早く回復し、番組に復帰してくれることを祈ります。


今朝、ラジオをつけたら、パートナーのベアトリスと
バレンスエラの代わりのマコ(だと思ったけれど、違うかも)が
番組を進めていました。
普段冷静で声の明るいベアトリスですが
さすがに今日は動揺しているような雰囲気が。
普段は政治の話が多いこの番組も
今日はバレンスエラのことに終始していました。


車両強盗ではなく、バレンスエラ自身を狙ったのではないかと思うのは
彼が番組の中で現在の政権に対する批判を繰り返していたからです。
私はバレンスエラやベアトリスの意見に共感する部分が多く
だから良く聞いていたわけなのですが
もちろんそれを良く思わない人もいるでしょうからね・・・・・・。


そんな疑問がどうしても付きまとう事件なため、
事件の捜査はCicigがやることになったんだそうです。なんとまあ。
毎日十数人が殺されているこの国で、これは結構な特別待遇かも。


もちろんバレンスエラの、オピニオンリーダーとしての存在価値もわかるわけですが
セマナ・サンタが終わった途端、またしても毎日のようにバスの運転手さんが狙われており
こちらの方は一行に改善される気配がありません。


そういう状況があるのに、何とかしてくれ!と声を上げれば
「金がない」とか
「数十年にわたる政権の怠慢のせいだ」とか言って
何もしないのが今のグアテマラ政府。
「犯罪にはインテリジェンスで」という選挙公約は
今となっては白々しいジョークにしか過ぎません。


真実の解明と暴力犯罪の撲滅。
いつの日か殺人による死者が0、という日がくることがあるんだろうか。
子供達のためにも、何とかしないといけないのですけれど。


[ 2010/04/09 22:44 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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