ハラパ旅行 その4 ピノ・ドゥルセ 

さて旅行ももう最終日。
この日は前日行けなかったエコパークへ行って来ました。


ハラパ市から西、マタケスクイントラという町に向かうと
2つばかりエコパークってのがあるのですが、
今回行ったのはピノ・ドゥルセ(Pino Dulce)というエコパーク。


ハラパ市から30km、って言うと近い!と思うでしょ。
ところがこれがものすごい山道。
道路は実に立派な舗装道路が建設されていて(数年前に完成したらしい)
非力な我が家のウサギノミミ号でもあまり問題なく行けたのではありますが、
1時間近くかかりました・・・。


通る車の数よりも歩いている人の方が多い道路だったのですが
山また山の風景とか家並みとか、私にとっては珍しいものばかりで
急カーブとかジェットコースター並みの上り下りとか
突然センターラインを飛び越えてやってくる対向車とか
肝を冷やすことは多々あったのですが、それでも無事現地着。


入場料は10歳以上一人Q30。
入り口で「その子、いくつ?」と聞かれて
「5歳!」と答えたんだけれど通用しませんでした(笑)。


でもそこで聞いた話によると、CNN en Español(スペイン語CNN)の取材チームが来ていて
しばらく前に遊歩道の方へ行ったところだとか。
「じゃ、テレビに出演しに行こう!!」
と出たがりの小僧を促して?まずは遊歩道へ。


いやそれにしてもこの遊歩道、なして下りから始まるのだーーー。
実は入り口の付近がこの公園で一番標高の高い地点、
遊歩道はそこからずーーーっと下に向かって続きます。
それってつまり、後半に上りがくるってこと?
正しく、行きはよいよい、帰りはこわい♪だな、とか思いながら山道をてくてく。


DSCN2794.jpg

足元の土がふかふかと軟らかく、気持ちの良い道でした。
いろんな種類の木のある森で、緑が濃い。
言い換えれば、単なる山・・・ってことか。


いやでも、グアテマラって、あちらもこちらも山の天辺まで開墾されていて
こういう森が残っているところって、本当に少ないです。
それも部外者が気軽に入っていけるような森となると、ほとんどないだろうし。


一番下は小さな川が流れていまして、水の清らかさが心地よい。
少し休憩して、さ、これから上りかな・・・と思ってしばらく行ったら、いました。
CNNの取材チームが!!


そこは崖下りができるようになっているところで
ちょうどそれにトライしているところ。
しばらく下から眺めて、今度は上から眺めてみることにしたのですが、
その上にいたのがこの公園のオーナー。名前忘れた。


クルーが下で何やらしているらしい間、少し話をする機会がありました。
この公園のある山、25年間くらい全く放置されていたんだそうですが
10年ほど前に整備し始め、現在のような形にしたんだとか。


公園の名前であるピノ・ドゥルセって甘い松、という意味なんですが
実際そういう名前の木があるんだそうです。


DSCN2801.jpg

これがその甘松。
「どうして甘松なの?」
「そりゃ、実が甘いからに決まってる」
「え、本当!?」
「ははは、ひっかかった~」
と大笑いされた私でしたが、甘松の名の由来は解明できず。
甘松の木はそれほど多くないのですが、白松の木は結構多かったです。


DSCN2802.jpg

「こんな山、木を全部切って売った方が金になるんだけれどな」
というオーナーによれば、
この木、20m以上はある木でしたが、売ればQ1000にはなるんだそうです。
ドルにすれば$125くらい。
案外安いかも、と思ったりもしたのですが
そこら辺の木を数本切れば、生活できるだけの収入があるのもまた事実。


それでも木を切らずに、エコパークにしてくれて良かったなーーー。
私も山欲しいかも。と、ちと思ってみたりも。


DSCN2803.jpg

この辺り、冷涼なので松の木も多いです。
でも松林ではなくて雑木林。広葉樹の種類も多かったですねぇ、
マッチの木とかもあったり。


DSCN2816.jpg

木には蘭がくっついていることも多くって
「これ、シティーに持ってって売ればQ75($10弱)」なんだそうです。
えーーー、ますます山が欲しくなるんですけれど。


いつまでたってもCNNの人たちがやって来ないので
しびれを切らした小僧がぶーすか言うので、
山道を登って行くことにしました。


しかし。
うわーーーー、上りきつっ!
しかも何故か途中から馬糞が大量にあったり。
息も絶え絶えな私を横目に、小僧がすいすい登って行くのも気に入らないっ!!!
それでも何とか登り切って、ほっと一息。


次は小僧お待ちかねのカノピーの番。
カノピーって、日本だとジップラインとか呼ばれるらしい。
木の間なんかにワイヤーを張って、滑車に支えられて滑空する乗り物です。


小僧はこれが楽しみで来ていたので、Q100のコースを。
高いっ!とつい思ってしまった私は小僧の分だけ支払って見学することに決定。
そうしてカノピーコースに行くと、そこにいたのが例のCNNご一行。
今からカノピーの撮影をするところで、
そこに飛び込んだ小僧まで撮影してもらうことになったのでありました。
他には同じように申し込んで待っていたらカメラがやってきたという人たちが3人。
そんなわけで、小僧、緊張しながらカノピーです。


DSCN2808.jpg

左側がオーナー氏、後ろにいるのがカメラマン。
チビなので、支えてもらわないと滑車をかけられない小僧でしたが、いざ出発!


DSCN2809.jpg

オーナー氏によると「もう少し体を寝かせるのが正しい」んだそうな。
足もできれば上げた方がスピードも出て楽しいらしい。
こういうカノピーのコースが全部で9本くらいあったかしらん。


DSCN2815.jpg

カノピーの他にこういう吊橋が3本だったか。
手すりがなくて、金具を上のワイヤーに引っ掛けて通ります。
しかしこのワイヤーがかなり高い位置にあって、
チビ小僧は大苦戦。
足場がゆらゆら揺れるので、大変な上に怖かったらしい。
まあでも金具がついてるから、多少足滑らせても安全ではあるけれど。


実はこの時、クルーはオーナー氏にインタビューをしておりまして、
その背景に一行が歩いていたわけなのですが、
インタビューの間、3往復くらいさせられてましたかねー。
皆さん、お疲れ様。


参加者へのインタビューってのももちろんありまして
小僧もテレビカメラの前で緊張しながら
インタビュアーのアレクシアと会話。
こうして小僧のテレビデビューが実現したのでありました。
ちなみにアレクシア、ペルー人なのですがお母さんが日本人だとか。
ちょびっと不思議な縁です。


CNNには週末を中心にDestinos(行き先)という番組があるのですが
その番組用の取材だったのだとか。
オンエアされるのは6~8月くらい、ということで、
その頃は小まめにテレビのチェックをしないといけないかも・・・。


やっとすべてから解放された小僧と一緒にホットドッグで昼食。
私たちが到着したのは9時前で駐車場もまだスペースがあったのですが
この頃には駐車場の隣にある遊具のある広場も人で一杯、
駐車場には車が入りきらず、道路にも車が並んでいる状態。
近くの人たちもグループでやってきて昼食を食べたりしているようで、
(多分地元の人割引とかあるんだろうな)
あちらでもこちらでも焼肉をしている人たちが。


そんな人たちを横目に、私たちは早々に帰路についたのであります。


思いがけないテレビ取材もあって、小僧はかなり興奮気味だったのですが
それを割り引いても、ゆったりと楽しめる、いい場所でした。
首都から遠くはないのですが、帰りもまた山道になるので
2時間半くらいかかるという距離がちょっとネック。
いや、普通のグアテマラ人なら2時間かからずに到着するかもだけれど。


もっともこの公園、テントで寝泊りすることもできるし、
コテージも備えていて、予約すれば宿泊可。だけど寒そうー。


そんなピノ・ドゥルセのインフォメーションはこちら


小僧はカノピーが気に入って、もう一度行きたいと言ってるけれど、
さて、いつ行けるかな。


[ 2010/04/08 23:59 ] 旅行記 | TB(0) | CM(0)

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