ペテンの熱帯雨林 

タイトルが紛らわしいですが、ペテンはペテン師のペテンではなく
グアテマラ北部にある県名でありますので、
熱帯雨林がペテンにあったというわけではありません。
いや、熱帯雨林がペテンにあるのはそうなんですけれど(あーややこし)、
それはともかく、monjablancaフォトアーカイブより
ペテンの熱帯雨林をゴソゴソと引っ張り出してみたのであります。


グアテマラの森と言えば忘れてはならないのが、
中米の肺とも(たまに)言われるペテンの熱帯雨林。


グアテマラですと首都から北へ行くとベラパスの雲霧林につきあたり、
更にそのまた北、ユカタン半島の根っこの辺りはこの熱帯雨林になります。
ユカタンももっと北に行くと熱帯雨林とはまた植生が違ってくるのですが
そこまで行くともうメキシコになってしまいます。


ペテン県はほぼ全体がこの熱帯雨林に覆われており、
未だにマヤの遺跡が森の中に眠っていると言われておりますが、
そのペテンのマヤ遺跡の代表と言えばティカル遺跡。
ティカル国立公園は遺跡だけではなく、付近の森もまとめて公園になっています。


23 1059

ティカル遺跡の入り口から神殿までは、案外遠いのであります。
炎天下の登り道をえっちらおっちら約30分、
どこまで歩いたらいいんだーーー!!
と叫びたくなる頃に見えてくるのが第1号神殿の後姿。


神殿に辿り着くまでは森の中に作られた遊歩道を歩きます。
野生の動物各種有。
一番お目にかかりやすいのは、ホエザルとかクモザルとかいったサルかな。




23 1126
ティカルと言えばこの写真。
てか、このアングルの写真が一番ポピュラーでしょうね。


ティカルで一番高い第4号神殿から、第1号神殿と第2号神殿を眺めたところ。
(スペイン人到来時に残っていた建造物では新大陸で一番高いものだったとか)
樹海の木々も決して小さくはないのですよ、
それなのに、その樹海から頭を出している神殿たち。


背中を見せている第2号神殿は高さ50m、
樹海は30mくらいはありますかねぇ。
第4号神殿から見ると、この樹海がとにかく果てしなく広がっているのであります。
地平線ならぬ、樹平線?



24 1103 Desde Templo V

こちらは第5号神殿から見た第1号神殿(右)と第2号神殿。
森がもりもりしているのが良くわかると思いますが、
この付近の木になると、何が何なんだか、私にはさっぱりです。


わかるのは大きなセイバの木くらい?(ってこの辺りにはなさそうですが)
セイバは高さ60m以上にもなる大木でして、
どんなに頑張っても写真に入りきらない困り者。
ティカルの入り口を入ってちょっと行ったところに
1本大きいのが生えてましたよね、確か。


セイバ、和名ではカポックとかパンヤノキになるようですが、
この付近でセイバ(Ceiba)と呼ばれるのは
学名でCeiba pentandraと呼ばれる種になります。
ティカル付近ではありませんが、ペテンには200年以上の樹齢とされるセイバがあるとか。



24 0703

再び第4号神殿から。
早起きして夜まだ明けない暗闇の中、第4号神殿に登頂。
ご来光を拝んだ後は、朝日に映える樹海を眺めて過ごします。
太陽が出ると共に樹海から一斉に立ち上る雲。


それが少しずつ上ってゆき、
樹海や神殿が雲の中から顔を出してゆく様子は
そうそう見られるものではありません。


遠景に見えるのは地平線ではなく、樹平線でもなく、
雲平線とでもいいましょうか・・・・・・。



24 0655 Templo IV

同じような写真なので説明は不要かな。
森を見に行ったわけではないのですが、
ダイナミックで生命に満ちたこの森は、
訪れる人を元気にしてくれるような気がします。


それとも単に私が森フリークなだけ・・・?




[ 2010/02/04 00:23 ] グアテマラの住人たち | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://guatebuena.blog108.fc2.com/tb.php/686-5447df39