ケツァル 

クリスマスの頃、友人たちと一緒にケツァル保護区へ行ってきました。
ケツァルと言えば、お金。


じゃなくてケツァルと言えば鳥。
グアテマラの国鳥にして自由の象徴であり、
絶滅の危機に瀕している鳥、なのであります。


ケツァルが棲息しているのは中米を中心とした地域ですが
比較的手軽にそのケツァルを見られるのはグアテマラとコスタリカくらい。
グアテマラではバハ・ベラパスに広がる雲霧林に保護区があります。


さて。雲霧林というのは熱帯・亜熱帯の高地(1000m以上)で
霧が多く、湿度の高い場所にある常緑樹の林のことなんだとか。
このベラパスはグアテマラ国内でも多雨地域でして、
生態系が他の地域とはまた一風変わっています。
雲霧林ですから日射が他の地域よりは少なく、肌寒い地域です。


いや、ホント寒かったです。
私たちが行った日は快晴で、保護区近くまでは快適だったのですが
雲霧林地帯にやって来るとなぜか曇り。
さーーーーっと雲も流れている、そんな状態でここはまるで別世界。
ちなみにグアテマラシティーからは近くて遠い160km。


こんなに寒いのに、さてケツァルに遭遇できるんだろうかーーーー。
ちなみにホテルはケツァルがやってくる宿、ロス・ランチートス・デル・ケツァル。
敷地にはケツァルが食用にする木が各種揃っておりまして、
朝の早い時間、夜明け後の時間だとよく朝ごはんを食べにくるわよ、という宿の人の談話有。


じゃあ、ケツァル待ちをするのは明日の朝にして、
私たちはとりあえずお昼ごはんでも食べに行こうか、とコテージを出た時、
友人が「あそこに出た!」(って幽霊じゃありませんが)
コテージの前にある木にオスのケツァルが優雅に止まっているのですよねぇ。
そこで早速記念撮影。




ケツァルを探せ!
一応写真をクリックすると大きくなります。


DSCN2104 - copia

上の写真を少しアップにしています。
これくらいにすると、胸から腹にかけての赤い色がはっきり見えますよね。
長い尾羽がとっても素敵。
写真だとわかりにくいと思いますが、ケツァルの体長は35cmほど。
長い尾は60cmを越えるものもあるそうです。きれいーー。


DSCN2106.jpg

シャッターを押そうと瞬間にバタバタと少し場所移動。
羽の動きが早すぎて映っていませんが、この鮮やかな胸の赤と
流れる尾の動きの美しいこと。
空飛ぶエメラルドという別名にも納得です。
もうちょっといいカメラだったら、もちっとキレイに撮れたかしらん?
いや、腕のせいじゃありませんから!


DSCN2107.jpg

なかなかサービス精神の旺盛な?ケツァルで
飛んだと思ったら別の枝に止まって、今度は横・後ろといろいろポーズをとってくれました。
さすが観光客慣れしてるよな・・・。
しばらくそのままじーーーーっと動かないので、
しびれを切らした私たちの方が、先に動いてお昼ご飯を食べることにしたのでありました。


その日の午後はケツァル保護区にも行ってきたのですが、
そこでも入り口のところでオスとメスのケツァルがお迎えしてくれまして、
やっぱり普段の行いがこういう時にモノを言う訳ですよねぇ~(えへん)


さてこのホテル、コテージは大きいのと小さいのがありまして、
小さいのは一つの建物で4室になっており、部屋の中は狭いです。
しかし、こちらはガス給湯の熱いお湯が出る。
大きい方はもっと広いのですが、電気給湯らしくてお湯があまり熱くならない。
というわけで、私たちは小さい部屋に4人でもぐりこんだわけですが、
夜はとにかく寒くって、持参して来たホッカイロが大いに役立ちました。


湿度の高いところの冷えは、グアテマラシティーのそれとはまたちと違って、
体の芯に染みこむような冷え方。
こういう地域に住んでいる人って体大丈夫なんだろうか。
ケツァルも冷え性になったりしないのかしらん・・・・・・。


ホテル人の話によりますと、この地域に食べ物がある時は
ケツァルもここにいついて、ホテルに食事を取りにきたりするんだそうですが、
木の実のない時期は、もう少し東に広がるラス・ミナス山脈の雲霧林に移動するんだとか。
ケツァルの移動距離は1日30km程度なんだそうで、
てえことは人間が徒歩で1日に移動できる距離とそう大きくは変わらないような気がします。
もっともケツァルは空を飛べるから、クネクネ道なんかじゃなくて真っ直ぐ行けばいいんでしょうが。


私もナマのケツァルを見たのは始めてで
あまりにあっさり見れてしまったのには拍子抜けしてしまったのですが、
それでもやっぱりケツァルに遭える人と遭えない人はあるみたい。
ケツァルを見られたのも良かったのですが、
この雲霧林をテクテク歩いたのも楽しかったですねぇ~。


実はこの旅行にあまり乗り気でなかった小僧も
ケツァルが見られて大喜び。
すっかりこの地域が気に入ったようでしたが、
ケツァル以外の話はまた別の機会に取っておくことにいたします。


[ 2010/01/07 23:57 ] 旅行記 | TB(0) | CM(2)

いやーーー感激です 自分が見たわけではありませんが、本当に見られたことに もう幻かと思っていました。 さすが美しい。拡大して何度も眺めました。小僧さんもよかったね。きっとこの感激忘れないでしょう。
 
[ 2010/01/09 09:12 ] [ 編集 ]

>新山さん

わーー、感激して頂けるなんて、
私の方が感激です。

そうなんですよー、このホテルに泊まられる方は
「ケツァルを見るぞーー!!」
という目的の方が多いようで、
もちろん見られる方も多いのですが、そうでない方もまた多々とか。
ホテルの人たちが木の高いところを指して
「ほら、あそこにいる!!」
と言っても私たちには見えなかったりすることもあり、
本当にラッキーだったといいましょうか、
やっぱりケツァルは日頃の行いの良さをわかってくれたのね、とか、
いろいろと思ったりするわけです。


小僧は帰った後、写真を見ながらケツァルの絵を描いてましたが
ケツァルの緑と木々の緑、表現するのが難しいところを
案外うまく描き分けていました。
将来は画家かe-440(ほらほらまたバカ親・・・)
[ 2010/01/19 23:38 ] [ 編集 ]

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