ローセンベルグ事件の実行犯逮捕 

「もし、あなたがこのビデオを見ているとすれば、
 それは私が殺されたからなのです」という衝撃的なメッセージを残した
ロドリゴ・ローセンベルグがその言葉の通りに殺されたのは
今年の5月10日のことでした。


その後、この事件にまつわる噂はいろいろあったものの、
事件の本質に係わると見られる真相は明らかにならず、
この事件もひょっとしてこのまま風化していくのか・・・
てな空気が流れ始めておりましたが、
9月11日の未明、当局は国内数ヶ所で一斉に家宅捜索を行い、
ローゼンベルグ殺害の実行犯グループ9名を逮捕しました。


この逮捕劇に関しては、警察でも検察でもなくて
Cicigの責任者であるカストル・カストレサナが記者会見をしたようで、
「今回の逮捕に当たっては情報漏れが一切なかった。
 これは素晴らしいことで、私は誇りに思う」
なんてことを言ってたようですが、
それくらい情報漏れが一般的な警察の捜査にあって
今回情報漏れがなかったのは、外国人検事が多々係わっていたことが
ひょっとしたら関係あるのかもしれません。


それはともかく、この殺し屋グループのリーダー格は
2008年1月にクビになったという過去を持つ元警官。
太平洋に近い町の警察署で
犯罪現場保護局(鑑識ではないようだけれど・・・、何するんだココ!?)に勤務していたとか。
ついでに現役警官てのも1人いて、
元軍人てのも1人いるんだそうで、
これだから警察官なんか信用できないんだよなぁ・・・。


さて、今回の逮捕劇、きっかけは監視カメラ。
ローセンベルグが殺された現場は、国内でも有数の高級住宅地ですが
(コロン大統領の私的な事務所ってのが目と鼻の先という位置)
それだけあって、監視カメラがいくつも設置されていたんだとか。


そのカメラに不審な車(マツダ6)がローゼンベルグを追跡し、
やがて走り去っていくのが写っていたんだそうで
(犯行そのものは写っていないと私は理解しましたが)
残念ながら車のナンバープレートこそは確認できなかったものの
この車に施されていたささやかな「改造」が為されていたのが確認され、
それを元に持ち主を割り出し、その仲間を突き止めていったんだとか。


ちなみにその車の写真はこちら
一目でホイールに特徴があるのがわかりますが、
その他にも何点か改造されていた点があるんだそうです。


さて、で、Cicigが車の持ち主を割り出したのが事件発生から3週間後。
5月の末か6月の頭にはもうそれが確認されてたってことですよね。
同時に、事件発生当日に付近から行われた携帯電話の通話記録ってのが
全部チェックされ、この2つをつき合わせていって
最終的にコイツラが犯人、ってのを確認。


もちろんCicigとしては、実行犯の逮捕だけじゃあ話にならないわけで、
影で糸を引いていたのが誰かを調べるために
一味をしっかり張り込んでいたようですが、
近くこの一味が別の2人を殺害する予定があるということが発覚したらしく
それでこのタイミングで逮捕になったんだそうです。


Cicigが係わった事件で逮捕者が出たのは初めてじゃないですかね?
Cicigは既に2年の任期が過ぎ、後2年を残すだけとなったわけですが
やっと目ぼしい成果を出すことができたと言えるわけで、
それはそれでめでたいと言えるのかも。
(成果が出なくて焦ったCicigが起こした事件、てな
 推理小説もどきの結末だったら悲しすぎるけれど)


ただ、実行犯の逮捕というのはそんなに難しくない話で、
主犯にまで辿り着くことができるならば、
その時こそCicigは拍手喝采をもって迎えられるべき、と思うのですが。
Cicigによると、主犯に加え主犯と実行犯の間を取り持った仲介役てのがいるんだとか。
それら全員をずるずるずるずると芋づる式に掘り起こしていけるのならば素晴らしい話ですが。


まだまだお手並み拝見、てところですよね。



[ 2009/09/12 23:58 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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