医者に行く その1 

何が嫌いって、医者が嫌いです。
いや別に、嫌な思い出があるとかそういう訳ではなくて、
お医者さんにはいろいろお世話になっているし、
特にこちらに来てからはどのお医者さんも親切なのにいささかびっくり。
それでもじゃあ医者に行って診断を受けようか、というと
二の足、三の足を踏んでしまいます。
さっさと行った方が多分いいんだろうな、とどんなに内心思っていても。


そんなわけで、私が医者に行くのはよっぽどのことがあった時くらい。
いや、実は、この国に来て15年、今まで医者に通ったのは
小僧が生まれた前後のみで、それ以外は職場の健康診断くらい。
小僧を医者に連れて行ったことはもちろん多々あったりするんですが。


さて。そんな私が先日医者に行ってきました。
しばらく前、というか数ヶ月前から子宮筋腫じゃないかいな、
てな症状が出ていてたのであったのです。


例えば、貧血。
実は昔から貧血は時々あったのですが
疲れやすいとか起きていられないとか自覚症状がはっきりある貧血になってきたことが一つ。


それに生理が重くなってきてましたねぇ。
特に、ある時私の握りこぶしくらいはありそうな塊が出てきた時には
さすがの私もびっくり。
そう言えば、その時は痛み止めを飲んでも収まらないくらい痛かったんですよねぇ、
それで「やっぱりこれは医者に行かないと」と思ったわけだったのですが、
喉元過ぎるとけろっとしちまうタイプの私はまだぐずぐすしていたのでありました。


でもそれよりもイヤなのが腹囲が大きくなってきたこと。
最初の頃は中年太りだと思っていたわけですが、
どうも肉のつき方が妊娠した時に似ている。
いやでも身に覚えないしなぁ、でも子宮が出てきているよなぁ、
ってことでひょっとして子宮筋腫?と思い始めるようになったのでした。
現在は約4ヶ月くらいの雰囲気かなぁ。ウエスト回りがきつい。


そんなわけで多分これって子宮筋腫だなぁと思ったのは6月くらい、
でもねぇ、子宮筋腫にかかったことのある人の話を聞いても、
ネットでいろいろ調べてみても、
子宮筋腫って小さいうちなら放置しておいてもいいけれど、
症状が出てきた場合の処置はというと、結局手術するしかないわけじゃないですか。
我が家みたいに母子家庭では、手術なんて言われたってそうそう簡単にはいかないわけで。


そういう事情もあって、急いで行く必要はないかなぁ、
まあ気が向いたら行けばいいや、どうも医者って敷居が高いし、
などと思ってずるずるずるずる延ばしてやっと決意したのが8月の中ごろ。


8月20日くらいでしたかねぇ、思い切って婦人科のクリニックに電話をしたら
「8月30日まで予約が一杯なんだけれど、いい?」
医者に行くのが1日でも遅くなるならもちろんいいです!!
てなわけで、仕事がちょっと忙しい月末を避けて9月1日に予約を入れたのでありました。


ついでに、ここの医療制度は日本とはかなり違うので軽く説明を。
医療機関は大別して3つに分けられるんではないかな。
最初が国立病院。公立もたまにあるけれど、
グアテマラの場合はほぼ国立です。医療費は無料。
誰でも受診を受けることができますが、毎日患者さんでごった返す上、
施設も十分でなく、入院患者用のベッドがないというのはともかく
薬さえないこともある上、衛生面に問題があるという話もあり。
事故や事件で怪我した人たちのかなりの部分が担ぎこまれる病院で、
逆に、銃傷や刃物の傷には強いとも言える。


2つ目が社会保障病院。
グアテマラの社会保障制度は労働者及び退職者を対象としています。
医療保険と年金をセットにしている辺りは日本の制度に似ているけれど、
最大の違いは社会保障病院でしか使えない医療保険だってところ。


この社会保障病院、多分国立病院よりはマシなんだと思うわけですが
やっぱり毎日人でごった返しているところです。
診療を受けたかったら朝5時には病院の前で列をつかないといけないという。
しかも、急病の場合にはどうも対応できないようで、
まず一般医の診療を受けてからじゃないと専門医に診てもらえない。
そして専門医のアポってのは3ヶ月くらい先だったりするのであります・・・・・・。
一応、事故(いわゆる労災みたいな扱いだと思うのですが)にも対応してくれるのですが
この場合は事故を専門に扱う病院まで行かないと見てもらえません。
分業が進みすぎて超使いにくい病院。


そして最後が一般の開業医及び私立病院。
ピンからキリまで各種豊富。
完全な自由診療で、診療代は言い値。
それでもやっぱりいい先生は人気があるようで、
私が予約した先生はどうやらその人気のある先生らしい(ってことは後でわかった)。


いや実は、私は職場でかけている社会保障制度とは別に医療保険をかけています。
最大の理由は、社会保障制度では小僧をカバーしてくれないこと(子供は5歳まで)。
それではさすがにちょっと心配だったので、別途医療保険をかけているわけですが、
毎月の保険代は$100強で、結構大きな出費です。
ちなみに社会保障制度で天引きされるのは給与(基本給+時間外)の4.7%くらいだったかな。
雇用者の負担は10%強だったと記憶しています。


まあでもこういう時には心強いというわけで、
その保険会社と契約している医者の中から、
自宅に近いお医者さんを選んで予約しただけだったのです。


そうして内心おののきながらも、ついに診察の日がやってきたのでありました。
長くなったので、続きはまた明日(多分)。



[ 2009/09/09 23:13 ] できごととか | TB(0) | CM(2)

やっぱり具合が悪かったのですね。なんとなくそんな気がしていました。今日のブログを読んでいるとドキドキしてきました。まるで自分が医者に何か嫌なことを言われるのではないのか・推理小説を読んでいるみたい。 今日本では婦人科が激減 すごく遠いところまで出かけなければ見つからないというまるで嘘のような状態です。次に小児科。医療機関がとても多そうですが、やはりぴんきりです。こうなったら自分で自衛するしかないので、我が家も病院にかかる時は色々な情報を駆使しています。保険料だって、月に2万円ぐらい取られています。高いですが字のごとく保険ですね。 今私も起立性のめまいを毎朝起こしています。あちこちと行くのですが肝心な見立てがなく今のところ不明。そのうちに治るであろうと思っております。 あなたの続きのブログどんな結果が出るのでしょう。ドキドキします。いいお話でありますように。婦人科でしたら、漢方が良いです いろいろとバランスを取って直してくれます。色々な経験をしました。漢方で自分の人体実験を30年していますから 今のところ漢方さまさまできました。 
[ 2009/09/10 07:47 ] [ 編集 ]

>新山礼子さん

忘れたころのレスでごめんなさい。

日本の医療事情が厳しくなってきたとは聞いていますが、
日本人は要求レベルが高いですから、生命に係わる仕事をされる方は本当に大変だろうと思います。
確かに社会保険の掛け金は決して安くはないわけですが、
その保険で質の良い医療を安価で受けられる、このシステムはやはり素晴らしいですよね。


保険が適用されない部分が高額に見えるわけですが、
生命に係わる医療というものは、基本的に高額なものなのだと思います。
バランスの兼ね合いが難しいですよね、この辺り。


ここも首都や都市部は医者がだぶついているのではないかと思うのですが、
地方に行けば医者のいないところもまた多々。
そういうところではまだまだ産婆さんが医者の役割をも担っているようです。


祈祷師とか呪術師とかもありますけれど。
日本もひょっとしたら、医師不足からこっちの方に流れてくるとか・・・。


新山さんもどうぞご自愛くださいまし。

[ 2009/09/22 23:32 ] [ 編集 ]

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