バッハ「マタイ受難曲」 

ここしばらく、私の好きな音楽を適当にピックアップしてみましたが
それもひとまず今日で終わりにしようかと思います。
その最終回はバッハの「マタイ受難曲」。


聖書の「マタイによる福音書」からキリストの受難の部分を取り出し、
それに音楽をつけていった、全曲で3時間くらいの長大な作品です。
私が生で聴いた演奏会の中でも思い出に残るものの一つが
大阪のザ・シンフォニー・ホールで聴いたこの作品。
確か、聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウス管弦楽団の来日公演だったと記憶しています。


美しい音楽と美しい響きの中で、自分すらもその響きの一部となってしまう。
そういう至福のひとときを過ごすことができたのでありました。
やっぱり、生っていいですよねぇ~。


というわけで、そのマタイ受難曲の中から
一番最初の導入合唱「来たれ、娘たちよ、我とともに嘆け(Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen)」」を。
オーケストラは二重編成、合唱も二重編成+ボーイソプラノ、
それにソリスト、オルガン、という編成だったかな・・・。
とにかく、たくさんの人と楽器が出てきます。
合唱はオリジナルは混声だったと思いますが、
ボーイソプラノを使っている編成も多く、
こちらの方が声が自然に溶け合って聞こえると思います。


ロイ・グッドマン指揮のブランデンブルグ・コンソートの演奏のもの、
演奏は可もなく不可もなくという感じだと思うのですが、
登場する男の子たちが可愛い(って何見てるんですか、私・・・)!
合唱はケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊、
撮影場所はイギリスのケンブリッジ・キングス・カレッジの礼拝堂です。




Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen,
Sehet - Wen? - den Bräutigam,
Seht ihn - Wie? - als wie ein Lamm!
O Lamm Gottes, unschuldig
Am Stamm des Kreuzes geschlachtet,

Sehet, - Was? - seht die Geduld,
Allzeit erfunden geduldig,
Wiewohl du warest verachtet.

Seht - Wohin? - auf unsre Schuld;
All Sünd hast du getragen,
Sonst müßten wir verzagen.

Sehet ihn aus Lieb und Huld
Holz zum Kreuze selber tragen!
Erbarm dich unser, o Jesu !



太字はボーイソプラノ(赤い服の子たち)のパートですが、
他の合唱と重なって歌われるので、聞き取りにくいかもしれません。


この最初の合唱以外にも、途中挟まれるコラール(合唱)、
ソリストによるアリア、終結の合唱など、
美しい曲がたくさんあるのもまたこのマタイ受難曲。
なかなか全部聴くのも大変ですけれど、
時間があれば是非聴いて頂きたい作品でもあります。



[ 2009/06/14 01:35 ] monjablancaのお気に入り | TB(0) | CM(0)

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