ディヌ・リパッティ 

何気に声楽が続いてしまいましたが、
そう言えば私って、オペラよりは器楽が好きなのでありました。


そしてこの演奏家は私のお気に入り中のお気に入り。
音楽家を一人、と言われなたら躊躇なくこの人を選ぶ、というのがディヌ・リパッティ(Dinu Lipatti)。
ルーマニア人のピアニストです。


残念ながら、この人は私が生まれる以前に亡くなってしまったので、
生で聴く機会もなければ、残された演奏は少なく、
しかも音質の悪いことはこの上ない・・・・・・のではありますが。


私がリパッティの演奏に初めて触れたのは、
確かまだ十代の頃だったように記憶しています。
まだレコードだった時代の話で、
最初に買ったのがシューマンのピアノ協奏曲。
カップリングにはクララ・ハスキルのベートーベンのピアノ協奏曲が入っているという
なかなかお得なLPでした。


偏執狂的なシューマンのこの曲を憑かれたように弾き上げるリパッティに魅了され、
リパッティと名のつくものはすべて買いあさり、
夜な夜な電気を消した部屋の中で彼の音楽に浸りました。
やがてCDの時代になって、CDでも全集が出た時には再び購入。
残された演奏が少なかったのがこの場合は幸運だったと言えるかも?


リパッティに関してはあまり多くを語るまい、と思います。
その気になればネットでは人となりについて簡単に調べられますしね。


残された録音の中から一曲選ぶとすると、
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」、
ショパン「ピアノ協奏曲 第一番」、
モーツァルト「ピアノソナタ 第八番イ短調」、
シューベルト「即興曲」、
ショパン「ワルツ集」などなど、どれもどれも素敵なのですが。


ここでは私にとっていささか思い出のある曲でもある
リストの「巡礼の年第2年イタリア」の中の1曲である
「ペトラルカのソネット 第104番」を。



録音が残されているだけでも幸運だったとは思うのですが、
この演奏を生で聴いてみたかったなぁ、ホント。


[ 2009/06/10 23:14 ] monjablancaのお気に入り | TB(0) | CM(0)

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