支持集会と抗議?集会 

先週の熱に浮かされたような雰囲気はさすがに収まってきたようですが、
それでもまだまだ話題の中心と言えば、これ。


もっとも事実関係の確認、真相の究明にはまだ時間がかかるでしょうから
いつまでこの熱が続くのかなぁという気はしますが、
米州機構やらEUやらもこの事件には注目しており、
国際世論も巻き込んでしまったからには何かしらの結果も求められるわけで。


乗りかかった舟とは言え、
Cicigも大変な責任を引き受けちゃったよねぇ?
これで犯人が特定できなかったり、
全然別の人だったりしたら、
グアテマラの世論はどうなるんだろう?とかちょっと心配。


さて日曜日には2つの集会が行われました。
最初に呼びかけを行ったのは反コロン派とでも呼びましょうか、
ローセンベルグを初めとする一連の殺人の真相究明を求め、
コロンの辞任はともかくとして不逮捕特権の剥奪なんかも求めているグループ。
一応市民運動グループと名乗っていて、グアテマラ市役所前が集会所。
Prensa Libreの写真をちと拝借。

コロン辞めろ派


もう一つはコロン支援のグループですが、
こちらの方は党がお金を出して&「来ないとクビだぞ」と公務員を脅して
かき集められた人たち。
中には自主的に来た人(とは言っても費用は党持ちですからねぇ)もいるわけですが。
中央公園には大型の舞台も作られて歌手まで呼んでる割には
肝心の大統領が不在って、それは支援してくれる人に失礼なんじゃ?
一説にはこの費用、200万ケツァルを超える、という話です。
さ~すが政権政党、金持ちっ!!
こちらもPrensa Libreからの写真。

コロン支持派


さてこの日曜の集会の前、木曜日や金曜日にも双方の集会が
中央公園で行われており、
特に木曜日は警官が配置されていなかったこともあって
両者の間で若干のいざこざがあったそうです。


公権力に不要に介入されること&あるいはまったく介入されないこと
を懸念した市民グループの方(と言っても産業界代表が)は
憲法裁判所にあらかじめ「集会の自由」の保障を求めており、
土曜日にこれが認められて
「政府には集会が穏やかに行われるよう見守る義務がある」
との判決があったため、比較的安心して参加できたんじゃないですかね、皆さん。


特に市民グループ側は、元々は市役所から中央公園まで行進する予定だったんですが、
政府が後からそこで集会をすることを決めたので行進を中止しており、
平穏な集会にすること、それができたことがこの集会の最大の功績かも。


市民グループは事件の真相解明、
大統領の不逮捕特権の剥奪などを要請する署名活動を行い、
35000人の署名をこの一週間に満たない日々で集めたのだそうです。
この署名は月曜日に国会議長に手渡され、
国会からは司法(裁判所か検察か)に渡されるはず。


で、人まね大好きの政府及び政権政党は
地方で大統領支援のサイン集めを行うんだそうです。
でもさぁ、これって例の「前進する私の家族」のプログラムの
受け取りサインをこことココにして、って言われてサインする人が
続出しそうな気がするのは気のせい・・・???


今回のこの事件に対する政府の一連の対応はあまりにもおかしくて、
火のないところに自ら一生懸命煙を立ててどうする!?みたいな気がします。


現在のように、ローセンベルグの証言のビデオがすべてで
物的証拠も何もないうちからおたおたしまくっているのは何故?
金を出して支援者をかき集めるのは前述の通り。
Twitter(ツイッター)で「預金を下ろして銀行を潰してやれ」
と書いた男性は金融恐慌罪で逮捕され、Q5万の罰金?が課されたのも既報の通り。


更にはローセンベルグのビデオを配っていた人が逮捕された、って
元々ローセンベルグから頼まれて配布していたメンディサバルではなく、
そのメッセージに感動してもっと広めようとしたと思われる人から
「配ってくれ」と頼まれて配っていただけだというバスの車掌さんが逮捕されたけれど
さすがに何の件でも起訴することができなくて、しばらくして釈放されたとか。


なんなんだ、この頓珍漢ぶりは。


まだあります。
今日、やっぱり金融恐慌罪でそーっと逮捕された人が2人くらいいるという話なのですが
その人たちに向って
「釈放してほしかったらマリオ・ダビッド・ガルシア(ビデオを撮影した人)に
 唆されてやったと言え」とか何とか言ったとかいう話も伝わってきていて、
こんな検察で本当に大丈夫なんでしょうか。


あ、まだあった。
ローセンベルグの殺人事件を担当していた検事さん、
女性なのですが、大統領のスポークスマンの愛人であったために
担当をはずされました。
ちなみにこの女性の夫という人は存在していて、
このスポークスマンのために子供とも会えなくなったという話。
こんな検察で本当に大丈夫なんでしょうか???


そうそう、コロン大統領が最初にCNNの生インタを受けた時は
「あのビデオはニセモノだ」ときっぱり言い切っていましたが
Cicigのカルロス・カストレサナが
「内容についてはともかく、ビデオの真正性は疑う余地がない」
と言っちゃったものだから、それ以上ニセモノと言えなくなって、今度は
「ガルシアみたいなクーデターをやった人物が撮ったビデオには裏がある。
 背後に誰がいるのか、もうわかっている」
って、いつものトークにトーンダウン。


はいはい、だから、わかっているのならさっさと法的措置を取りましょうね。
それができないんんだったら、大口を叩かないこと。
そんなんだから、この国の犯罪率がどんどん高くなるんだってば・・・。


元々この政府、貧困層向けにバラマキ福祉をしていて、
貧困層と中産階級より上の層との対立を促している雰囲気があったのですが、
今回の事件ではそれが一層顕著になってきていて
「ローセンベルグは金持ちだから、捜査してもらえるのか!
 インディヘナの殺人なんて全然捜査しないくせに」
って、いや、それ、間違ってますから。
殺人事件の犯人が逮捕されたのって、何件?
本当に少ないんだから。
まともに捜査してもらえるのは、被害者が外国人だった時くらいでしょ・・・。


とつらつらと書いていたらまた時間が来てしまいました。
この「階級闘争?」の話はもう少し書きたいのですが、いつになることやら。



[ 2009/05/20 00:16 ] ローセンベルグ事件 | TB(0) | CM(2)

ヒチャカ メッチャカ どこに焦点を合わせてみればいいのか 暫くはそーっと 成り行きを見ていましょう。ついつい野次馬になって 血圧が波打ちそう。ローゼンバークの家族は動き出しているのかしら?それとも口封じの恐怖で外出もままならない状態でしょうか? 
[ 2009/05/20 07:43 ] [ 編集 ]

>新山礼子さん

市民運動の方は、元々家族や友人の抗議行動に
若者が加わった形でぐぐーーんと大きくなり、
最後は政治家まで加わって、すっかり政治家してしまいました。

政府の対応のまずさが騒ぎを大きくしているのもまた事実で、
一体この国はどこへ行くんでしょうね?

やっぱり心配です。
[ 2009/05/22 00:07 ] [ 編集 ]

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