再び 

またしてもこういう話題で申し訳ないのですが、
大統領曰く「これは戦争」らしいので。
問題は誰との戦争なんだ、ってことなんですけれどもね。


ここしばらく、比較的殺人事件の少ない日が続いておりました。
とは言え、毎日必ず何人かの犠牲者はいるわけですが。


しかしまた今日、バスが襲われ運転手さんが亡くなり、
加えて今度は車で移動中のテレビの記者とカメラマンが撃たれ
記者が死亡、カメラマンは重態。
第1区の人も車も通行量が多い道で、
バイクに乗った2人組が車に向って何発も発砲したのが目撃されています。


確か先週も火曜日でした。
早朝からバスが続けざまに襲われ、住民の間に恐怖が走ったのは。
政府が効果的な対策を取れないでいる間にまたこの事件。


政府が犯罪を取り締まれないでいる一方で、
住民の手による私的制裁、すなわちリンチは毎日のように起こっており
もう大きなニュースにすらならなくなっています。


取り締まりと言えば。
昨年11月にサカパでバスが燃えているのが見つかったのですが
そのバスからニカラグア人15人とオランダ人1人の遺体が発見されたからさあ大変。
Cicig預かりの事件となってしまいました。


で、昨日そのCicigが検察と共同会見をして、
この事件の犯人グループが明らかになったと大々的に発表。
麻薬組織の一味と見られる11人が犯人なんだそうで、
大々的な発表の割には、逮捕されたのはたった一人。
それも犯人隠蔽か何か、殺人そのものには関係ない容疑者だったり。
新聞には容疑者の写真からプロフィールまで載っている念の良さなのに。


大山鳴動して鼠一匹。
そんなに堂々と発表するのは
犯人が逮捕されてからにして頂きたいんですけれど。


話は少し飛びますが、昨日「銃等法」の改正が国会を通過。
この改正、元々は暴力犯罪が多いのは取締りが緩いからだ、
1人が購入できる弾薬の数を制限するべきだ、
ってところから討論が始まったんだったような記憶があるのですが。


この改正法が出来上がってみたらあーらびっくり。
この改正の本当の目的は弾薬の制限なんかではなく、
国会議員や高官らが、現役の時はもちろん引退した後も
免許なく銃を携帯すること、
購入できる弾薬の数についても制限がないこと、
ってことにあったってのが発覚したからです。


何と言う恥知らず。


この改正案、一部議員の反対はあったものの
最終的には多数決で可決されてしまって
後は大統領が拒否権を発動しなければそのまま成立します。


大体この改正、犯罪者ってのは免許とか関係なく
ブラックマーケットで銃も弾薬も入手するわけで
改正することで利益を得るのは誰だ、ってのも
実はちょっと話題になっていたのですが・・・、
とんでもないですな、ここの国会議員たち。
この議員にしてこの犯罪者あり、
だからこんな国なんだ、とまたしても軽く落胆。


そう言えば。
今朝、道路を渡ろうとしたら大統領の車列が通過。
白バイの先導に護衛の車、
車列の後部には軍人を乗せたピックアップトラックがいるのですが
小銃のみならず機関銃までついているという念の入れよう。
ちなみに大統領の車は防弾仕様。


そんな車に乗っている大統領から
「大丈夫、対策を取るから安心して」
って言われても、ちょっと説得力ないんだよなぁ。


すっかり寒さも緩んで夏らしくなってきたグアテマラですが
こちらの方は相変わらずお寒い状態で。


さて、明日は一体どうなる。



[ 2009/04/01 22:12 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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