エルサルバドルの大統領選挙 

今日は小僧の宿題でPCを長時間使われてしまっていたのですが、
何をしていたかというと
「中米の一般的な情報を載せた雑誌をつくる」んだとか。


掲載しないといけない情報はある程度決まってはいるのですが、
何をどう載せるかは生徒の裁量。
なわけで、小僧の雑誌にはアタリマエのごとくに
各国の空港の情報が載っていたりします。


いくらインターネットが発達して、写真やデータを探すのが容易になったとは言え、
中米7カ国についてこれらの情報を全部調べてまとめるのは
なかなかの力技で、
小僧も途中でいささかギブアップ気味でしたが・・・、
提出までまだ日があるので、も少し頑張らないといけないかな。
ちなみにレイアウトは小僧の母が担当。ホント、大変なんですよ(ブツブツブツブツ・・・)





話は全く変わりますが、
今日はエルサルバドルの大統領選がありまして、
近年にない、かなりの接戦ではあったのですが、
どうやら野党FMLNのマウリシオ・フネスが大統領をゲットしたようです。


エルサルバドルは内戦後、二大政党の様相を呈していましたが
伝統的オリガルキー代表かつ軍部を背景とするARENAがずっと政権を維持。
内戦終結が92年、
ゲリラから政党に転身したFMLNが初めて選挙に参加したのが93年でしたから
16年でやっと念願を達成した、ということになりますか。


それにしても、ラテンアメリカでまた左翼政権が誕生。
ラテンアメリカはどこへ向って行くんでしょうねえ、一体・・・。




[ 2009/03/15 23:57 ] エルサルバドル | TB(0) | CM(4)

エルサルバドルの選挙とは少々かけ離れていますが。ちょっと書きます。中米での内戦の話を色々の方面で聞いてきましたが、私の勝手な想像では、大国の代理戦争ではなかったのかと思うことが有ります。それからキューバの国に関する情報はほとんどアメリカ経由でしたから、キューバに関する感覚が、超貧しい。超独裁。と言うように受け止めている人の多いこと。私の街にエルサルバドルから30年前にお嫁さんできた人がいますが、その人は完全にアメリカンナイズされて彼女はいつもカストロの恐ろしさと悪口を並びたてます。
 私が聞きかじったところでは、物質的には貧しいけれど皆心が豊かで明るい。その根拠は、医療システムが進んでいるこということより誰でもを安心して受けられる。そんなシステムが有ることなんか日本人は全く知らされていないからキューバの人はかわいそう。と言うのです。私は可哀そうなのはよっぽど日本人では(救急車のタライ回しが度々。)なんて思います。中米の事情は今まで紗をかけられた報道でしたから、日本人にとっては多分無関心がほとんどではないかと残念に思っています。どんな形の政治が良いのかわかりませんが。話がちょっと飛びすぎてごめんなさい。
[ 2009/03/18 04:03 ] [ 編集 ]

>新山礼子さん

中米の内戦が大国の代理戦争だったというのは全くの事実で、
グアテマラでは1950年代に既にアメリカが露骨な介入をして左傾化を阻止、
当時の大統領ハコボ・アルベンスは亡命を余儀なくされています。

その後の内戦の歴史、ニカラグア、エルサルバドル、グアテマラ、
いずれも冷戦の影響を思いっきり受けていて
政府・軍を支援したのがアメリカ、左派ゲリラはソ連及びキューバの支援を得て
熾烈なものとなって行ったのでした。

現在中米はどうやらどの国も左派と呼ばれる政権になっちゃったんだそうですが、
左派は伝統的オリガルキーに反発する力であり、
貧困層の代表であり、ポピュリズムを背景にした政権です。
ベネズエラのウーゴ・チャベスなんか、その代表ですよね。

特にグアテマラのように貧困層の教育レベルが貧困な国での
ポピュリズムというのは諸刃の剣で、
はっきり言って、人はお金や物をくれる候補者に投票するわけです。
個人的にはこんなところで民主主義による民選の大統領制をやるなんて
自殺行為・・・だと思います。

キューバの事情は私も良く知りませんが、
医療レベルに関しては確かに優れていますよね、
グアテマラにもキューバから医師が派遣されていて
地方での医療に従事していますし、
グアテマラからは学生が医療を学びに行っています。
教育と医療の充実、これはキューバが社会主義体制だからこそ実現したのだと私は思います。

一方の貧困はアメリカの経済制裁に加え、旧ソ連の没落に負うところが大きく、
国そのものは資源も豊かな美しい国ではあります。

でもしかし、それならなぜ亡命する人が後を絶たないのか。
今年アメリカで行われる北中米カリブ地域のサッカー大会で
キューバは出場を辞退しましたが、
これは行けば「また」亡命する選手が出てくるからだと囁かれています。
2年前の大会では何人もが亡命して、最後は10人ほどしか残らなかったと記憶しています。

カストロに対する不満はやはりあるのだと思います。
特に、豊かな国を目の当たりにした時に、
故国のあの貧しさは何なのだ、と思うのじゃないでしょうか。
そういう意味では、グアテマラの山村での医療支援などは
彼らにとって何の苦もないのだと思います。

ラウル・カストロになって、確かにキューバは変わりつつあるし
アメリカもオバマになって歩み寄りの姿勢を見せてきています。

私は少なくとも、アメリカに亡命したキューバ人と
キューバにいるキューバ人が交流できるようであってほしいと思うのです。
[ 2009/03/18 05:46 ] [ 編集 ]

 お忙しいのに とてもわかりやすいコメントをありがとうございました。なんとなくまた別なものが見えてきましたよ。今日は春日和 今 星を見ながら犬の散歩から帰ってきました。気持ちよかったです。
[ 2009/03/18 07:20 ] [ 編集 ]

こちらこそ、

>新山礼子さん

あっという間のレスをありがとうございます。
小僧が朝食を取っていた間の約15分で書き飛ばしたので、
後から見ると、あ、やばっ!てなところもあったりします。

例えば、中米はいずこも左派政権・・・とはなりましたが、
例えばパナマのマルティン・トリホスとか
コスタリカのオスカル・アリアスとか
「伝統的なオリガルキーに対抗して」生まれた政権ではないんではなかったかなぁ・・・、
と後で思ったわけです。

日本の春は本当にいい季節ですよねぇ、
1年の内で一番好きなのがこの季節でした。
[ 2009/03/20 22:20 ] [ 編集 ]

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