つらつらとRSSで購読しているサイトを眺めていたら、
和風チキンカレーってタイトルが目につきました。
日本語で書くとどうってことないんですが、
これ、スペイン語だったのですよ。それがこのブログ。
Niarama's Cucina : Pollo con curry japonesグアテマラ人女性のカロリーナさんによるカレーのレシピ。
日本だと家庭の数だけカレーのレシピがありそうですが、
これもまたちょっと独特です。
というわけで、この
グアテマラ的和風チキンカレー、
いやもっと正確には
チキンの和風カレーソースかな??レシピをご紹介。
材料- 鶏胸肉 3ポンド(牛やエビでも)
- 人参 5本
- 水 6カップ
- 日本のカレー1箱 (S&B ゴールデンカレー)
ちょっとびっくりしませんか?
何と野菜が人参だけ。
まあそれにしても人参山盛りですね・・・。
「ゴールデンカレー」と商品名が入っているのは
グアテマラで入手できるカレールウがこれしかないから。多分。
そしてこの分量。恐らく10人前くらい一度につくるつもりか・・・。
ちなみに1カップは200ccではなく、250ccだったりします。
そして肝心の手順はこちら。
作り方- 胸肉は小さく角切り
- カノーラ油とごま油を混ぜる
- 油を混ぜ合わせたもので鶏肉を炒める。炒めている間に出てくる水分は取っておくこと。
- 水を加え、沸騰させる。弱火にして鶏をよくゆでる
- 取り分けておいた水を小さな鍋に入れ、水2カップを加え、カレールウを溶かす。5分間沸騰させておく。
- 人参を輪切りにし、残った油で透明になるまで炒める
- カレーソースと人参と鶏肉を混ぜ合わせる
- 白飯と一緒に召し上がれ。
カノーラ油(キャノーラでしたっけ?)とごま油を混ぜて使うってのもよくわかりませんが
一番良くわからないのが「人参が透明になるまで」ってところなんですけれど・・・、
鶏肉を炒めてゆでている間に人参を炒めるんだろうな。
人参5本を輪切りにして、透明になるまで炒めていたら、
いつまで経ってもカレーにありつけないような気がするのは気のせい?
どんな仕上がりになるのか、一度試してみようかしらん。
物足りないのは玉葱の入っていないところですね。
材料シンプルな割には、水を取り分けてわざわざ別にルーを溶かすなんて、妙に繊細だったりしますが。
ゴマ油ってグアテマラでも普通にあるんですね。
ところで、カロリーナさんのブログ見てたら
Arroz Blanco ってのも出て来ました。
バター入れて米炊くだけのレシピですが、ご飯の写真がなんとも和的です。
>pescadorさん
タマネギのないカレーなんて。
全然おいしそうな気がしないのは、多分そのせいです。
そうなんですよ、妙なところにこだわりがあるけれど、
それって、木を見て森を見ずじゃないの、みたいな。
キャノーラ油とゴマ油を混ぜ合わせるのもよくわかんないですね、
ゴマ油は風味がいいから、なんでしょうけれど。
ゴマ油風味のカレー・・・・・・。
ゴマ油、日本食、中華食材のお店でも売ってますが、
実はグアテマラでも作られていたりします。
グアテマラって白ゴマの産地なんですよね、
確か日本にも輸出されていたはず。
日本のマックのパンの白ゴマはグアテマラのだ!
という話を聞いたことがあります、
本当かどうかは不明ですが。
で、油を多用する食生活のグアテマラ、ゴマ油は体に良い、
ということで使う人がいるのかなぁ、
生産している業者があります。安価です。
日本のゴマ油のような薫り高さはありませんが、
ゴマ油っぽい雰囲気はあります。
ここでは多分ドレッシングなんかで使われることが多いんじゃないかという木がしますけれど。
Arroz Blancoの写真。
このご飯の盛り方がなんだよなぁ、って気はしますが。
見た目は確かに和風、ではあります。
グアテマラ人のイメージする和風、なんでずけれど。
日本植物油協会ってところの資料見ると
グアテマラはゴマの生産量で世界の15位あたり、輸出量だと10位以内、さらに生産量の7割が輸出される(何れも2003年辺りのデータですが)って言うゴマ生産大国なんですね。
日本は当時輸入量世界一(今は中国に抜かれたのでは・・・)で、ゴマ油などゴマ製品のほとんど全てが輸入ゴマ!なんだそうで。
グアテマラのゴマはマックの白ゴマ以外にも沢山有りそうです。
ところで、日本で売られているカレールーだと大抵箱の裏側に標準的なカレーの作り方と材料が載ってますが、グアテマラで売られているものはどうなんでしょう?
>pescadorさん
ってすっかりお返事遅すぎですが。
さすがは日本、植物油協会なんてのがあるんですね(って一体何に感心してるんでしょうね、私)
ゴマ、この国ではスパイス扱いになってたような気がしますが、
かなりの部分が輸出用ですよね、国内でもっと消費すればいいのに、
まあ外貨稼げる方が農家は有難いのかな・・・、
日本でゴマ生産してないのは、気候のせいなんでしょうかね。
ここで売られているカレールー、アメリカ製のものです。
やっぱり同じようにカレーの作り方出てますね、
ホットケーキの箱にはホットケーキの作り方が、
カップラーメンにはカップラーメンの作り方が記載されています。
ただし、英語ですが。
英語だとダメなのが原材料。
これはここの税関が
「スペイン語じゃないとダメ!」
と無茶を言うので、スペイン語で記載された紙が
ペタリと貼り付けてあるんですよね。
その紙のせいで作り方が読めなかったり、なんてこともあったりします。
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