独立記念日前夜 

9月15日は独立記念日。
中米5カ国はこの日を独立記念日として祝うわけですが、
実はこの1821年9月15日の独立って、勝ち取ったものではなく
スペインの国力が弱体化したのに伴って得た
棚から牡丹餅独立であったのでした。


まあそれでも独立ならいいよね?
と言いたいところなのですが、この後メキシコにも併合されていたことがあって、
そのメキシコから独立したのは確か1823年の7月2日のこと。
中米連邦(República Federal de Centroamérica)と名のってまして
北のアメリカ合衆国をお手本とした国になるはず・・・・・・でした。


ならなかったのは、各地域の利害が対立して崩壊してしまい、
現在のグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカに分裂してしまったから。


エルサルバドルは特にこの中米連邦に力を入れていて、
現在のエルサルバドルの国旗はこの中米連邦のもののパクリ、
国の標語の"Dios, Unión, Libertad (神、連合、自由)"というのも流用、
だったりするんですが、
そんな国であっても独立記念日は9月15日。


傍目から見るとちょっと不思議。
不思議と言えば、ここらの人には日本に独立記念日がないのが納得できないらしい。
アメリカ大陸の国はどこも独立記念日を持っているわけだけれど、
日本も占領されていたことあったから、その後を独立記念日にしてもいいのかも?
国の成り立ちというのは案外様々で、
極東の島国であったが故に、大国の影響をさほど受けなかった日本は
やっぱり恵まれた国だよな、と思うのであったりします。


さて。


独立記念日の前日には、毎年恒例の聖火リレーが行われます。
以前にも書いたような気がしますが、
大抵の場合は学校単位で行われ、
私立でも参加するところはあるようですが、基本は公立校。
これが学校ごとにバスを仕立て、大挙してオベリスコまでやってきて
ここを起点として、自分達の学校のある方角へと走り出します。
ものすごく無秩序なところがラテン風。


おかげで毎年この時期はものすごい交通渋滞が発生するんですが、
今年は幸い、15日は月曜日。
金曜日に走ってたところもあれば、日曜日まで待ったところもあって
いささか交通渋滞は緩和されたようではありました。
・・・・・・と言っても金曜日は市内各地、ものすごい渋滞だったんですけれど。


小僧がこの聖火リレーを気に入っていて、
と言っても小僧の学校ではこんなことしないのですが、
見に行きたいと行っていたので、夕方くらいから出かけました。
ただし、4時半頃から丁度スコールが降り始め、
というか、市内の北の方をぐるりと一回りしてきたのですが、
私たちの行く先々にスコールが待ち構えておりまして、
たくさんの聖火リレーを見たのですが、皆雨にずぶぬれで、可哀想。


車窓から小僧が撮ったので、何がなんだか良くわかりませんが、
こんな感じだよ、って写真を1枚添えておきます。
びしょ濡れになりながらも聖火や旗を持って元気に走る子たち、
いや、すごいね。


そのエネルギーを他のことに回したらいいのに。
と思ったりしたことは秘密。






[ 2008/09/14 23:45 ] Guatepedia | TB(0) | CM(0)

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