テグシガルパのタカ航空事故 

ご存知の方もいらっしゃるかも、ですが、
昨日、ホンジュラスの首都テグシガルパにある
トンコンティン国際空港でタカ航空が着陸に失敗、
滑走路を飛び出して道路に突っ込み、死者5名を出す事故がありました。


昨日は熱帯性低気圧のアルマがこの付近を通過中で、
気候条件が悪かったこともあるのですが、
このトンコンティン、危険な空港としても知られていて、
むしろ今までこのような事故が起こらなかった方が不思議なくらい・・・。


トンコンティン、滑走路が1863mと国際空港としては短く、
着陸できる最大の飛行機というのはボーイング757-200クラスなんだとか。
アメリカンがこの機種を使って飛ばしてるみたいです。


加えて、この空港、山に囲まれているんですよね。
山を越えてすぐ下に滑走路が位置しているので、
その山肌を滑り降りるように高度を落とさなければならない。
飛行機フリークの小僧のおかげで
我が家ではYouTubeでいろんな空港での着陸や離陸のビデオを見ているのですが
トンコンティンはビデオを撮っている人と飛行機の位置が無茶苦茶近いし、
すごく低い位置で旋回して空港に入って行き、
まっすぐ滑走路に入るのが難しそうだし、とにかく見てて怖いです。
興味のある方はYouTubeでToncontin Airportで検索してみてくださいね。


今までにも空港移転の話はあったようですが、
どの政権もターミナルの改修でお茶を濁していたようです。


今回の事故、気象条件が悪かったこともあって、
一旦着陸せずに上昇、再び旋回した後で着陸を試みていたようです。
この機種、エアバスのA320で、
着陸に必要な滑走路の長さは最低1800mだとか。
でもこの便、ランディングしたのが
滑走路の既に半ばほどを過ぎたところだったそうです。


パイロットはブレーキを精一杯かけたのでしょうが
滑走路を飛び出して道路に突っ込み、
道路を走っていた車をも巻き込む大惨事となってしまいました。


この事故で機長が死亡、
前の方の座席に座っていたと思われる
中米統合銀行の頭取、駐ホンジュラスのブラジル大使夫人なども亡くなっていますが、
事故に巻き込まれた車の中にいた方も2人亡くなっています。
機体が炎上せず、これだけの被害で済んだのは不幸中の幸いだったかもですが、
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


この事件を受けて、トンコンティン移転の話が再燃しているようです。
とりあえず政府はトンコンティンはローカルの小さい飛行機専用にして、
現在米軍基地として使用されているパルメローラ空港を
国際空港使うことを決定したようですが。
このパルメローラ、テグシガルパの北64kmのところにあるそうです。


もっと早くに移転していれば防げたであろう事故ですが、
やはり市内に国際空港を持つグアテマラとしても、
他人事とは言い切れないものがあります。


グアテマラシティーはテグシガルパよりももっと大きく開けた盆地で
トンコンティンのように山が迫っているわけではありませんし
(と言っても、旋回してパカヤ火山の手前からアプローチするわけですが)
滑走路は2800mあるんですが、
やはり滑走路を飛び出したという事故が何年か前にありました。


太平洋側のエスクイントラへの移転話、
あるんですけれど、お金がね・・・・・・。
同じような事故が繰り返されないことを祈ります。



[ 2008/05/31 08:09 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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