不注意か犯罪か 

先日目にしたブログの記事が、ちょっと頭に引っかかっています。
サルバドレーニョス・エン・エル・ムンド-世界の中のエルサルバドル人


いきなり余談ですが、このブログ、グーグルの翻訳ガジェットがついています。
上の方にあるGoogle Traductorで日本語を選択すると、
一応日本語になる・・・、いや、これは日本語かぁ???
タイトルが「7ヶ月の懲役刑に罰金$68払ってない」って、
いや、そうじゃないでしょ、罰金$68を払わなかったから懲役7ヶ月。
これは本文のミスだと思うけれど、大体罰金じゃなくて税金なんじゃないのかい。
コメント欄が「読者考える」ってのも、妙に文語的だしね。
アトムを「原子」って訳してるのも、まあ、そりゃそうかもだけれど、
アトムってアトムフィードの話だべ。


まあそういう突っ込みはともかく、
Google翻訳の日本語で話が理解できる方はあまりないかも?なので、
内容をかいつまんで説明しておきます。


デシデリア・ラミレスという42歳のグアテマラ人女性の話です。
この方、トトニカパン出身のインディヘナのようですが、
2007年5月27日、サン・クリストバル国境からエルサルバドルに入った時のこと。
デシデリア、民芸品をエルサルバドル側で売ろうと思っていたので、
グアテマラ側の国境を通過するときに、税関の係官に税金について尋ねたところ、
「民芸品だから税金はかからないよ」
と言われたのだとか。


そして、エルサルバドル側国境でも、何も言われることなく通過。
ところがデシデリア、エルサルバドルの警察の検問で逮捕されてしまいます。
容疑はなんと「密輸」。
国境を通過する際に$68の税金(関税?)を支払うべきだったのに
支払わずに行ってしまったからだとか。


裁判では懲役4年の判決が下されたようですが、
逮捕されて7ヶ月後に元の税金+罰金$7,105を支払って釈放されたとか。
これには在エルサルバドルのグアテマラ領事の尽力があった模様で、
原判決を破棄することができたのだそうです。


もっとも、罰金を支払うために一家は多額の借金を背負うことになってしまったようですが。


また、昨年1年間だけで、25人のグアテマラ人が同じような目にあい、
その内6人はまだ拘置所あるいは刑務所の中だという話です。


実にひどい話です。
エルサルバドル人って、そんなえげつない人たちだったっけ?
てか、グアテマラ人に恨みあるんか?(えー、たくさんあるでしょうけれど、実際)


まず責められるべきは税関職員でしょう。
デシデリアはこっそり商品を持ち込もうとしたわけではなく、
堂々と商品を抱えて国境を通過したという話。
そんなのもチェックできないで税関職員と言えるんだろうか。


加えて、密輸というにはあまりにもささやかすぎですよね。
一方で本当に脱税してるヤツは涼しい顔して通過しちゃうんだよなぁ~。
確かに違法行為だったとしても、刑事罰を課すケースではないでしょう。
罰金刑で十分ですよね、デシデリアのケースは。


気になるのは、どうもグアテマラ人を狙い撃ちにしてるっぽいこと。
グアテマラ国内でこの話はまだ報道されていないと思いますが、
(注:これ、間違いでした。Prensa Libreで報道されたのがこのブログの元ネタのようです)
こんなことされたら、仕返ししたくなるじゃあないですか。
大体、個人的にはグアテマラの税関職員の話が正しいような気がするなぁ~、
民芸品、単価の低い物が多いですしね。
そんなこんなで両国間、両国の人たちの関係が
妙なことにならなければいいなぁ~と、余計な心配をしている今日この頃だったりします。



[ 2008/05/27 23:30 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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