麻薬カルテル間の抗争? サカパの虐殺事件 

グアテマラは北米と南米の間に位置することから、
南米から北米に向う麻薬の通り道ともなっており、
国内には麻薬カルテルが複数存在し、北米へ向う麻薬の輸送のみならず、
国内での流通をも担っています。


数年前、そういう麻薬カルテル間の抗争が派手にあった時もあったのですが、
最近は派手なドンパチはあまりなかったと思うんですけれどもね・・・。


先日25日、グアテマラ東部のサカパ県リオ・オンドにあるホテルの前で、
派手な銃撃戦があり、11人が亡くなるという事件がありました。


この事件で押収された武器はピストル14丁、
AR-15やらM-16といった、戦争に使用されるアサルトライフル16丁。
現場に残された弾丸の数はなんと460個。


・・・・・・ここは戦場か・・・・・・。


で、現場から車で逃亡しようとしたグアテマラ人&メキシコ人の6名が逮捕されております。


さて。
亡くなった11人の中にフアンチョことフアン・ホセ・レオンという人物がいたのですが、
農業を営むフアンチョ、地元ではアンタッチャブルな人物としても知られ、
常に24人のガードマンを引き連れて、防弾車で移動していたんだとか。


で、ここからは未確認情報ではありますが、
フアンチョ、麻薬の取引をするサカパ・カルテルの親玉だったという噂が。
この一帯、以前はエル・ゴルフォ・カルテルが勢力を持っていたところなのですが、
サカパ・カルテルが勢力を伸ばしてきたことから、
エル・ゴルフォ・カルテルがメキシコのシナロア・カルテルに泣きついて
この事件を仕掛けたのではないか・・・・・・という仮説もあれば、
もっと単純にフアンチョがシナロア・カルテルの麻薬を盗んだんで仕返しされたとか、
フアンチョがシナロアに質の悪い麻薬を掴ませたんじゃないかとか、
麻薬じゃなくて武器の取引で相手を怒らせたんじゃないかとか、
出てくる出てくる、勝手な憶測。


にしても、アサルトライフルやら手榴弾が使われているところを見ると、
(どちらが用意したのかは不明ながら)
最初っから相手を殺すつもりでいたのではないかなぁ・・・と。


この麻薬カルテル、イサバル県やペテン県の
自然保護地域の土地不法占拠事件とも係わっているという説まで流布しており、
状況は益々複雑になっていくようではあります。


コロンが大統領に就任して2ヶ月半。
この事件のみならず、
治安は坂を転げ落ちるように悪くなっている気がするんですけれど。


まあね、サイレン全開の白バイ警官+車2台のガードマンに守られて
混雑する道を救急車のように通過していく大統領には、
関係ない話なのかもしれないな・・・・・・。


この事件についてのPrensa Libreの記事。


[ 2008/03/27 23:19 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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