Via Crucis -十字架の道- 

今日は朝からローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の臨終が間近であるとのニュースが流れ続けている。カトリック系のテレビ局だけではなく、CNNといったニュース局でも、バチカンからの生中継をしている。

 

ラテン・アメリカはカトリック信者の多い地域である。その中では、グアテマラは比較的カトリック人口の割合が少ない(プロテスタントが多い)国であるが、それでもカトリックのトップであるケサダ枢機卿の発言は、重い意味を持っている。そんな国だから、最近の教皇の容態の一進一退は逐一報道されていた。

 

この教皇、グアテマラには二度訪れている。最初が95年頃、2回目が03年だったと記憶しているが、この2度目の訪問は、既に高齢(現在84歳)と持病(パーキンソン病)による衰えが明らかな状態で、本当に来られるのかどうかも危ぶまれるような状態だった。そして結局これが最後のアメリカ大陸訪問となったのである(日本には82年だったか、一度だけ訪問している)。

 

「教皇は入院ではなく、バチカン宮殿に残ることを決断された」、「容態は極めて重篤である」、「塗油の秘蹟を受けた(臨終の前に罪を告白し、赦しを受けること)」、「回復の見込みはない」と言った刻々と変わる容態と共に、サン・ピエトロ大広場に集まる信者の姿、過去の教皇の姿が流される。

 

私もカトリックであるが、14年前バチカンで、元気だった頃の教皇に拝謁したことがある。その時、たまたま私たちを案内してくれた神父さまが「パパ様(教皇の呼び名)は世界の5億人(カトリックの人口)の魂の責任を負っている」とおっしゃっていたことが忘れられない。

 

教皇在位の26年間、病気を抱えながら、この重い、重い責任を果たしてこられた。今、この世から旅立たれようとされているパパ様の、最後のこの時、やはり私も祈らずにはいられない。




[ 2005/04/02 21:16 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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