オリの中の暮らし 

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グアテマラって、気候はいいし、野菜や果物も豊富だし、家は広いし、なかなか快適なところだ。しかしいいことづくめじゃない世の常、困ったところも一杯ある。その中でも、現在の最大の頭痛のタネは治安問題。なんといってもグアテマラは、コロンビア、エル・サルバドルと並んで、堂々とラテン・アメリカ三大危険国に入っているような国なのだから(でも目指すはやっぱりNo.1)。

 

こういう国では、まっとうな人間の方が、檻の中で生活する。小さな商店には鉄格子がついていて、お店の人の方が鉄格子の中で客の応対をする。一番最初に見た時には、さすがにぎょっとしたものだけれど、今ではすっかり、おなじみの風景・・・・・・。

 

民家だって、学校だって、しっかり四方を塀で囲み、ドアは締め切りが大原則。誰かが来てもいきなりドアを開けるなんてことは絶対にしない。まず鉄の門扉についたのぞき窓を開けて外を見、相手を確かめる(最近は、防犯カメラをつけた家も増えてきた)。通りで子供達だけで遊んでいる姿ってのは、まず見かけない(市内でも、郊外の方に行けば、まだそういう地域もあるけれど)。

 

お陰で、国内のしょぼい経済を尻目に、警備業界は止まるところを知らない成長ぶり。成長している、ってことは、それだけ警備員の要員がいる、ということだが、こちらの方は心もとない。何といっても、地方から上京してきたぽっと出のお兄ちゃんたちばかりなのだから。こんな人たちに銃とか渡して(それもピストルだけじゃなくて、ショットガンみたいな当たると結構ダメージのある長銃とかアリ)、ほんとーに、大丈夫なんだろうか???強盗よりも、警備員の方がコワイ、って思う時、やっぱりあります。

 

写真は、そんな危険なグアテマラ市に住むための必須アイテム・・・・・・


写真は、そんな危険なグアテマラ市に住むための必須アイテム、忍び返し(一番売れいてるタイプ)。写真のように2段重ねにもできれば、高圧電流も流せるという、スグレモノ(でも実際に電流を流している家は余りないようだけれど)、なわけですが、余りにもこういうのが多いと、ホント、なんだか刑務所の中にでもいるような気が・・・・・・・。



写真の家は、電気メーターが裸のままだけれど、これも周囲に檻をつけて鍵をかけて大事に大事にしまってある家がよくある。というのは、これも、盗られちゃうから。泥棒が市場に持っていって売る → 取られた人が買って取り付ける → また泥棒が持っていく そうして、永遠のいたちごっこが繰り返される・・・・・・。



実は、私も経験あり(もちろん、盗った方の経験じゃなく、盗られた方)。1度盗られてすぐ付け直したけれど、またすぐ盗られてしまった。盗られると電気が使えなくなるので、くらーい中、一日を過ごすハメになる。今思い出しても、腹が立つ!



そんなこともあるから、何でもかんでも大切に檻の中にいれて、内側から鍵をかけてしまっておかないといけない、それがグアテマラ。もっとも、檻の中にあれば、100%大丈夫ってワケでもないけれど、その話はまたの機会に。



[ 2005/04/05 20:23 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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