いきなり、プロセッション 

息子のサッカーの練習につきあおうと、昼過ぎ、自宅近くのラス・アメリカス通りにある公園へと向かった。

 アルフォンブラ

そこで、通りでアルフォンブラを作っているのを発見!

「あ、今日はプロセッションがある!」

てなわけで、サッカーの練習はそこそこに、アルフォンブラとプロセッション見学をした。

 

セマナ・サンタに繰り広げられる、聖像を載せた御輿行列には欠かせないこのアルフォンブラ(Alfombra, 絨毯)。教皇ヨハネ・パウロ二世来訪時には空港から宿泊先の教皇庁大使館まで、またそこからその行く先々まで、一面に敷き詰められたこともあったが、今回は、どうやらヨハネ・パウロ二世の追悼プロセッションらしい。

 

 

アルフォンブラ2プロセッション
それにしても、どうやら急に決まったものらしく、アルフォンブラを作成している人たちが超少ない。市場関係者、地元ラス・アメリカス通り近辺の人たち、の他、士官学校生グループ、通信運輸インフラ省の人たちもアルフォンブラを作っている(アルフォンブラに作成者の名前が堂々と入っているので、バレバレ)。この国って、確か、政教分離のはずなんだけど・・・・・・。



通りにはアルフォンブラを見学する人たちに加え、駄菓子、アイスクリーム、おもちゃ、更には写真や小旗、キーホルダーと言ったパパ(教皇)・グッズを抱えた物売りたちもまた多い。



そう言えば、イタリアでの教皇の葬儀のニュースを職場で見ていて、同僚たちと:

「すごい人出だねぇ」

「うん、寝るところもなくて大変みたいだね」

「それどころか、ずっと並んでいてもグアテマラみたいに物売りがいないから、物が買えなくて大変だよねぇー」

なんて会話をしていたのを思い出した。人の集まるところに黙っていれば、うるさいほど物売りがやってくる、そんなグアテマラは案外便利なのかもしれない。



やがてマーチング・バンドの音が響き、迫力のあるブラスバンドがゆっくりと歩を進めてやって来る。「ようこそ、ヨハネ・パウロ二世」と書かれた、非常に場違いな横断幕を手にした人たちが後に続く(きっと新しいのをつくっているヒマがなかったのだろうけれど)。



そして真打のお御輿は、女性8人で担ぐ、マリア様の小さなお御輿(これも用意しているヒマがなかったんだろうな、きっと)で、いささか拍子抜け。



華奢な女の子たちがアルフォンブラを踏みしめて通っていくと、グアテマラ初の聖人(と言っても、出身はカナリア諸島だったりするのだが)聖ペドロ・ベタンクールの像を積んだ小型トラックがやってくる(これも、本当はお御輿にしたかったんだろうけれど、時間がなかったんだろうな、きっと)。



プロセッションはそこまでで終了。その後に控えているのは、グアテマラ市のお掃除隊で、ホウキやスコップでアルフォンブラの残骸をすくうと、ホイールローダーの口(?)に突っ込む。ホイールローダーの方は、溜まると隣を伴走しているトラックに積み込むという次第。その後を2台の道路清掃車がお掃除しながら通り過ぎ、後は何事もなかったかのような道路に戻ってしまう。



一瞬の、踏みしめられる瞬間のためだけに、何時間もかけて作成されるこのアルフォンブラ、作る方はホント、ご苦労様です。



写真は、某お役所のアルフォンブラ作成風景。真中には白砂を使っているあたり、さすが「道路系お役所!」という感じ。それ以外の部分は着色したおがくずをつかっている。この手のアルフォンブラは、作成するのに時間がかかるので、松の葉をベースにしたアルフォンブラも多かった。市場関係者の、野菜や果物や花を並べたアルフォンブラは、いろんな意味で注目を集めていたようだったけれど?




[ 2005/04/11 19:21 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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