銀行へ行くという苦行 

グアテマラで銀行に行くってのは、結構な苦行である。口座からの自動引落や振込制度が発達していないため、この手続きはこの銀行、あの手続はあの銀行、と駈けずり回る必要がある、なんてのは、まあ、いい。

 

日本の銀行だと、窓口で行員が一旦受け取って、客が椅子に座って待っている間に処理をし、出来上がれば名前を呼んでくれる、ってのが普通だ。

 

グアテマラだと、まず、列につくところから始まる。小さな支店だと、中に全員を入れず、雨が降ろうと槍が降ろうと、外(つまり路上)に並ばせるところすらある。というのは、窓口では列の人を一人ずつ応対していくからだ。最初の人が終わらないと、次の人はアテンドしてもらえない、ってことになる。その間、ずっと辛抱して列で待つ。


そうしてやっと窓口に到達する。
書類やお金を渡してしばし待機。
この間、行員の方はと言えば、ちんたらちんたら仕事中。
同僚がやって来ればキスやら握手やらで挨拶を交わし、
別の同僚が話しかければ、会話が終わるまで手が止まる。
上司の決済が必要な時には、トコトコ歩いて決済をもらいに行く。
短い昼休みに銀行までダッシュせざるを得ない身としては、
とにかく、イライラさせられる話だ。



まあ、それでも住んでいる私たちはまだマシかもしれない。
ツーリストにとっては最悪だ。
米ドルで大量の現金を持ってくる人はまだいい。
困るのはトラベラーズ・チェック。
どうしてなのかはわからないけれど、
グアテマラでは銀行によって両替できるT/Cが決まっている。
アメックスならこの銀行、ビザならこの銀行、という具合
(間違っても東銀のT/Cは持ってこないこと)。



それだけではない。
更に、両替できる限度額も銀行や支店によって決まっている。
それがわずか$100ぽっきりだったりするから大変だ。



まだある。
T/Cを両替しようと銀行に行くと、
まず、窓口ではなくサービス係の方の列に並ばなければいけない。
そこでレートを計算した書類を作ってもらう必要があるからだ。
それを受け取ると、今度は再び窓口の方の列に並ぶ、てな次第。



このような難行苦行の末にやっとたどり着くことのできる現金。
どんなに汚くても、ボロボロの札でも、
とーっても愛しく見えてしまうから、不思議。



[ 2005/04/14 03:29 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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