6ドルで一日の食費をまかなう!? 

仕事でグアテマラの消費者物価指数関係のデータを見ていたら、ちょっと興味深い数字を見つけました。グアテマラ人の世帯のCanasta Básica(カナスタ・バシカ、最低限の必要を満たした生活をするために必要な金額)の統計です。

 

国立統計局の出しているこの数字、一世帯を5.38人として計算しています。CBACBV2つがありましてCBAの方は「一家に必要なエネルギー量及び栄養を最低限満たせるだけの食費」CBVの方は「一家の基本的な必要を満たすことのできる生活費(食費、被服費、住居費、家財、医療保健、交通費、通信費、娯楽費、教育費、その他)」なのですが、さて、実際には、いくらぐらいだと思われます?

 

最新の統計の3月の数字は、CBA1,431.08ケッツァル(188.30ドル)CBV2,611.46ケッツァル(343.61ドル)5.38人が生活するために最低限必要な数字、がこれです。

 

一日辺りの食費が6ドル、って、一体何をどう計算したらこんな数字になるんでしょ?トルティーヤ(主食のトウモロコシ料理)にフリホーレス(主菜となるマメ)、それに卵と若干の野菜、かな。おやつにパン菓子を買うくらいのこともできるかも。

 

国内で生産できる食品は比較的安価ですので、確かに不可能ではない金額です。でも、外食などとんでもないし、毎日同じよなものばかりを食べるハメになるかな。ちなみに、マクドナルドとかに行けば、セットメニューで30ケッツァル(3.95ドル)くらいはかかります。市場などのComedor(コメドール、食堂)でも、最低10ケッツァル(1.32ドル)から。

 

もう一つのすべてを含めた生活費、の方もおもしろいですね。CBAからCBVをマイナスした1,180.38ケッツァル(155.31ドル)が食費を除いた生活費、になるわけですが、これで電気やガスや水を払い、家具を買い、洋服も買って、薬代も出るかなあ???やりくりが厳しそうですが、持ち家であれば、何とかやっていけるかも。テレビはやっぱり贅沢品かな?ちなみに、息子が通っている私立学校の授業料は月額1,200ケッツァルで、この数字を軽くクリアーしたりしています。

 

さて一方で、法定最低賃金は一日30数ケッツァル。法定の手当などを含めても、月額1,200ケッツァルにまで及ばない、のですね。てことは、一家5.38人のうち、2人がせっせと仕事をしたとしても、最低賃金しか得られない場合は、この最低限の生活すら満たせない。うーん、一体どうやって暮らしているのだ、グアテマラ人(ちなみに、こうやって毎日せっせと汗水たらして最低賃金もらうより、路上で物乞いしたりする方が稼ぎが良かったりします)。こんなことでいいのか、最低賃金!

 

グアテマラ・シティのショッピング・モールなんかを見ていると、モノは溢れているし、土・日は外食する人でレストランは一杯。でも、この国全体でならしてみれば、こういう生活のできる人はまだまだ少数派なんだ、ってこと、久しぶりに思い出しました。多分、Canasta Básicaに満たない基準で生活している人たちもまだまだ多いはずだと・・・・・・。




[ 2005/04/29 03:35 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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