青い色は正義のしるし?-国旗のはなし 

今日は突然ですが国旗の話です。
グアテマラの旗って、なかなかキレイなんですよね。
中央の紋章が入ったものが正式ですが、紋章なしの簡略版も良く使われます。

bandera
さて、グアテマラの旗、
一般的に青(azul)と白(blanco)と言われますが、
正確には図のような水色(celeste)と白(blanco)です。


グアテマラからコスタ・リカまでの中米各国では、
タテかヨコか、青か水色か、の違いはあるものの、
青と白のシマの入った国旗を採用しています。
これは中米地峡の両側に広がる大西洋と太平洋を表したもの・・・・・・と聞いていたのですが、
では、白は一体何だろう?


というわけでいろいろと調べてみました。
元々国旗が定められたのは1871年のこと。
政令第12号には、次のように規定されています。
「中央部の白は純潔、平和、完全さ、確固さ、光と同時に、
 二つの大洋の間に位置する大地を表す」。

「両側の青は正義、真実、堅固さと同時に、
 グアテマラをの上に広がる青い空と国土を囲む海を表す」。


青が正義やら真実やらのシンボル???
何だかよくわかりませんが、その後たびたびの変更を経て、
1968年の「国旗の色及びデザインに関する規則」ではこうなりました。


「グアテマラの青い空を示す青は正義と高貴さを表し、
 白は純潔さと完全さを表す」
(完全さと訳していますが、原語のintegridadという単語は
 日本語になりにくいスペイン語で、
 私の辞書では「1.完全さ、無傷なこと、2.廉潔さ、公明正大」となっています)


また、この時、青と白の色も、カラーコードで正確に決められています。
青の方はISCC番号で177、
VMコードで1.6PB 5.9/9.4という色なのだそうですが、
これ、もともとのグアテマラの国旗の青とは異なっているそうで、
そのため未だに「国旗の青はこうだ」「いや、こうだ」という議論がやみません。
実際、いろんな青の旗を見かけますし。
(青の色が変わったのは、大気汚染で空の青色が年々変わっているからでしょうかね)


国旗の色ごときでこんなにもめる国も他にないのではないかと思いますが、
白い部分に描かれている紋章はなかなか素敵です。
銃と剣
銃の方は銃剣付のレミントン銃だそうです。正義と主権の象徴。
月桂樹の枝
勝利を表す。
「自由、1821年9月15日」と記載された羊皮紙
スペインからの独立の日。
ケッツァル
国鳥でもあり通貨の単位ともなっているケッツァルですが、ここでは自由の象徴。


ケッツアルはグアテマラや近隣の国に生息する鳥ですが、
カゴに入れて飼うと死んでしまうと言われていることから、
自由の象徴となっています。
本当かウソかは知りませんが、
実際、当国の動物園でもお目にかかることはできませんし、
生態も余りよく知られていません。
国内ではアルタ・ベラパス県にこの鳥の保護区があり、
運がよければお目にかかれる、という次第(実際には他県にも住んでいるようですが)。
そのうちまた、今度はケッツァルについて書いてみたいですね。


[ 2005/05/02 06:57 ] グアテマラ基礎知識編 | TB(0) | CM(0)

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