カンクン旅行 飛行機編 

ATR-42 in La Aurora



カンクンの話がほとんど出てこないまま、この旅行記も終わるんですが、
小僧の好きな物と言いますと、サッカーの他に飛行機ってのもあります。
小僧は、大きくなったらサッカー選手になり、
30歳で引退して、
その後、航空機のパイロットになる!
という人生設計をしておりまして、
まあそれくらい、サッカーと飛行機が人生の中心な人であります。


と言う訳で、海外旅行と言いますと
飛行機&空港も小僧にとっては旅の楽しみ
今回グアテマラからカンクンの往復に使ったのは、タカ航空(Taca)。
エルサルバドルが本社ですが、中米各国の航空会社を統合しておりまして、
グアテマラのAviatecaもTacaに吸収合併されております。


で、乗ったのが写真の飛行機。
いつまで経っても改装の終わらないアウロラ空港で撮ったもので
ガラスが反射してちょっと見にくいですけれど、
ATR-42という、50人乗りのプロペラ機。
飛行機の後ろのドアは、パタンと下に開くようになっていてタラップ兼用です。


ちなみに、乗員はパイロット、コーパイ、客室乗務員が1名の計3名。
最近ムンド・マヤと名を改めたフローレスの空港に一度立ち寄りますので、
たった1人の客室乗務員ホセマリアさんは結構大忙しのフライトです。


さて、カンクンの空港でバスに乗り、そのタラップ兼用階段を上って行くと、
そこには機長さんがいて、乗客を迎えていたのでした。
パイロットになりたい小僧は、こういう機会は逃しません。
「ボク、大きくなったらパイロットになりたい」としっかり宣伝して握手。


まあ、それだけなら、我家的には良くある話・・・・・・だったんですが。
離陸して、上空を飛行中にその機長さんが小僧のところへやって来て、
「操縦室に行ってみたいかい?」
そりゃあ、一も二もなく、行ってみたいですがな。
「じゃあ、後で着陸の時になったら呼ぶから」。
えええー、いいんですかぁ~~~!?


半信半疑だった私たちのところに、
しばらくしてホセマリアさんがやって来て、
「じゃ、行こうか!」
と小僧の手を取って行ったのでした。
しばらくしてホセマリアさんだけが戻ってきて、
「お母さんも一緒に、どうです?」
えええ~、私まで行ってもいいんですかぁ~~~!!??


さて、キャビンと客室を分けるドアは2枚ありまして、
1枚目のドアは通路(前部ドアがある)、
2枚目がキャビンへの入り口になっていました。
そこを開けると、大柄な人なら1人だけでも窮屈なスペースがあるのですが、
閉じたドアに予備の椅子がついておりました。
結構高い位置にある椅子で、
私のようなチビは手を貸してもらわないと座れないのですが、
まあ、ぎりぎり足台に届きます。


なんだ。
足の届かない小僧のために、
チャイルドシート代わりに呼ばれたんか、私は。
まあでもいいや。
小僧のお陰で普段は入れない操縦室に入れたんだからな・・・。


小僧はヘッドセットもさせてもらって、格好だけは一丁前。
飛行機は少しずつ高度を下げているようで、
高度が設定した高度近くに下がってくると
オートパイロット装置がブーブー鳴ったりとか、小僧は興味津々です。
やがてペテン・イツァー湖が前方に見え、
その脇にあるムンド・マヤ国際空港もはっきりと見えるようになってくると、
航空管制官からの着陸許可を受けて
オートパイロットを解除して着陸態勢。


右にカーブを切って滑走路の正面に回ると、
更に高度を落としてゆっくりと着陸する瞬間まで、
わくわくする、何とも言えない体験でした。


着陸すると駐機場まで行って停止。
停止した後、副操縦士さんが小僧に、
「このレバー、こうやって動かしてごらん」。
小僧がやると、モーターが停止してプロペラも回転をストップ。
エンジンを停止させてもらった小僧はもう大喜び。


その後、機長さんたちにお礼を言って席に戻ったのですが
座席の近くにいた男性グループが小僧に
「おい、オレ達、びっくりして死ぬところだったぜ」とジョーク。
小僧はえへへ・・・と幸せな照れ笑い。


まあこんなこともあって、小僧はパイロット熱が更に過熱
でも、パイロットとして空を飛べるって、本当にいいなぁ。と私も思いました。


後で小僧が爺婆にこの話をしたら、
「日本ではそんなこと絶対にさせてくれないだろうなぁ。さすがはラテン!」
と妙なところで感心?されましたが、
小僧にとっては一生忘れられない、素晴らしい思い出になったようです。


楽しい旅に、こんな思いがけないハプニングまであって
「やっぱりカンクンはいいよねぇ~」
「うん、また行きたい!」


いつの日か、また行けるといいけどね。


[ 2007/12/30 19:33 ] 旅行記 | TB(0) | CM(4)

うーむ

チャベスさん以上に驚愕の話です。
なんか、日本では以前、機長の恋人だか愛人だかの客室乗務員を操縦室に入れただの、操縦席に座らせただので問題になっていてたような気がしますが・・・
こう言うラテンな話はステキです。

こちら時間では今年も残すところ2時間余り。
!良いお年を!


[ 2007/12/31 06:47 ] [ 編集 ]

きゃああ~

>pescadorさん

やっぱり日本じゃありえないですよね。
てか、そのニュース、私も聞いた記憶があります。

ナショナルジオグラフィックチャンネルでMaydayという
飛行機事故を扱った番組をやってますが、
その中に機長が息子を操縦席に座らせ、
操縦かんを持たせたがために、
目を離した隙に自動操縦装置がはずれてしまい、
墜落事故を引き起こした、というエピソードがありまして、
小僧も私も、覚えてたものですから
却ってびびったりとか・・・・・・。

まあね、でも普通に操縦室にいるだけでは
事故になることなどありませんけれどもね。

やっぱりラテンは気楽でいいです。

pescadorさんも、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
[ 2008/01/01 02:08 ] [ 編集 ]

いいなあ~~~

お子さま連れだとそういう特典?がついてきたりしていいですよねえ。
貴重な体験でしたね、小僧さんもmonjablancaさんも。
でもこの話にびっくりは別にしなかった私はやはりラテン化してるか、と再認識……。
にしても30までサッカー選手、その後はパイロットなんて、うまい将来設計ですなあ~。
うん、確かにパイロットは30でもなれるもんね。
サッカー選手は35くらいまで粘ってくれてもいいような気もしますが(笑。

こちらもそちらもいよいよ年が明けましたね。
今年もどうかよろしく~~。
[ 2008/01/01 08:47 ] [ 編集 ]

いいでしょ~

>亀さん

うん、子供連れだと得すること、結構ありますね。
特に、「スペイン語でしゃべる中国人親子(!?)」てのは
地元の人にインパクト強いみたいです(笑

にしてもサッカー選手からパイロットに転身って、
ギャップ大きすぎる人生設計ですよねぇ。
まあ、夢があっていいね、ということにしておいて・・・。

新年はなんだかいきなり曇り空で始まっていますが、
明日からは普通の毎日が戻ってきますね。
こちらこそ今年もどうぞよろしくです。
[ 2008/01/01 11:05 ] [ 編集 ]

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