金持ち、ケンカせず。 

先週の土曜日、息子が行っている幼稚園で会合がありました。

 

少し説明しますと、息子は午前中は、幼稚部から高等部まである学校の初等部に行っています。でも、まだチビスケなので、半日で授業が終わってしまいますよね。なので、午後は、生後2ヶ月から通っていた幼稚園まで、スクールバスで行き、私が仕事を終えて迎えに行くまで、宿題をしたり、友達と遊んだりしながら過ごしています。

 

息子のように、午後だけここにやって来る子が他にも何人かいるので、生後数ヶ月の子供から小学生まで、結構年齢幅が広く、年齢に関係なく一緒に遊んだりする「幼稚園」となっています。

 

さてさて、その会合の中身は、何点かあったのですが、最大のポイントは「お引越し」。

 

幼稚園、と言っても、日本のように、わざわざ幼稚園としての建物を建てているわけではなく(そういう、大手幼稚園もありますが)、普通の民家(と言ってもかなり大きな民家ですが)を借りて、内部を若干改装して使っているんですよね。今の建物は昨年の8月に引っ越してきたのですが、多目的ホールもついているという、なかなか居心地のいい建物でありました。

 

ところが、昨年11月に、大家さんが亡くなり、娘が不動産を相続したところから話はこじれてきます。アメリカに住んでいるこの娘、8月の初めになって突然、幼稚園に立ち退きを要求してきたんだそうです。自分が住むためではなく、売却するのが目的、なんだとか。

 

幼稚園側は、もちろん弁護士さんに相談するなどしたわけですが、いろいろ考えた末、最終的には立ち退きに応じることにしました。

 

というのは、大家の方がエラク強硬で、「立ち退かなくても、915日を過ぎたら物件の広告を載せるし、不動産屋にも連絡を取る」と言っているので、小さい子のいる幼稚園のこと、「物件を見にくる人がやって来るようになったら、皆落ち着いていられない。こんな嫌がらせには耐えられないし、実際問題として、大家が変わると本当にいられなくなるかもしれない」と判断したというわけ。

 

いくらグアテマラとはいえ、賃借人の権利は法律では保護されてはいます。法的には「大家が変わっても、賃借人の権利は保証される」んですよね。ただし、法律通りにコトが運ばないのがグアテマラ。居座って法的手段を取ることも可能ですが、またデメリットも多く・・・・・・。金を持っているモノが勝ち、なんですよねぇ、やっぱり。多分、遺産を相続してから何ヶ月にもわたって計画を練っていたんだと思われます。ハァ。

 

物件を購入することも考えたようですが、多額の借金を抱えるのもまた大きな負担となり・・・・・・。これも断念。

 

会合そのものは、「移転やむをえず」という幼稚園側の判断が、親側にも承認された形となりました。

 

私が金持ちだったら、さっとその不動産を買って「ハイ!」って貸してあげられるんだけれど・・・・・・。理不尽ですよねぇ、ホント。




[ 2005/08/25 04:01 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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