在外選挙の不思議 

現在開票中の衆院選は、自民が大勝の見通しとか。「郵政民営化」なんてローカルな問題が選挙の最大の争点になってしまうあたりが、日本の政治の不思議なところ。というか、小泉さんのしたたかなところ、なんでしょうね。

 

私も在外選挙で投票しましたが、この在外選挙、今のところ、仕組みが複雑で中身が薄い、という中途半端なシロモノ。「投票に行かなきゃ」って勢いが今ひとつ盛り上がらないような気がします。

 

まず、登録。海外在住者は、まず、日本の選管の「在外選挙投票人名簿」に登録されていないといけない。ので、最寄の大使館や領事館に行って手続きをするわけですが・・・・・・。

 

最寄、って言ったって、コンビニはおろか郵便局のようにそんじょそこらに転がっているものとはちょっと違う。大抵は首都にあるのみ。領事館のあるような国でも事情は一緒。アメリカだと「飛行機に乗って領事館まで」ってことになったりして・・・・・・。

 

それにまた、ここ、お役所ですから平日じゃないと開いてなかったりします。仕事を持っている人にはなかなか厳しいですよね。

 

さてそうやって、折角取った在外選挙人登録証。これも、例えば、日本に一時帰国して、何かの手続きのために住民登録をしたりすると、これでもうアウトになってしまいます。だって、住民登録する、ってことは、日本に居住している、ってことですからね。それが例え数日間であっても、住民登録した時点で、在外選挙人証は無効になります。つまり、選管の免簿から抹消される。

 

でも。選挙人証そのものは、返却する義務もありませんし、住民登録は市役所などでやりますから、住民登録した時点では、それを理解している人って、実はあまりいなかったりします。

 

つまり、これって、選挙人証をもとにして、大使館などで在外投票をすることは可能。だけれど、この投票が選管に送られた時点で、「無効票」扱いとなる可能性がアリ・・・・・・。私の聞いたところによりますと、こういう時の全国的な指針というのはなく、各選管の判断に任されるんだそうです。つまり、選管によっては、有効とされることもあれば、無効とされることもある、と。

 

なんでって、それが地方自治というものだから。・・・・・・なんだそりゃ・・・。

 

ま、このように、いろいろとなんだか大変な割には、投票できるのは比例区だけという寂しさ。それも公示の日から数日間限定なので、各党のマニフェストやら何やらを聞いているヒマすらありません。

 

大山鳴動して鼠一匹。未だにそういう印象がぬぐいきれない在外選挙。将来的には改善されていく点も多々あるのでしょうけれどね。




[ 2005/09/12 05:18 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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