脱獄 

最近明るいニュースのないグアテマラですが、また一つ。

 

南部のエスクイントラに凶悪犯ばかりを収容した、その名も「地獄(El Infierno)」という名の最重警備刑務所があるのですが、ここから19人が脱獄したという話。

 

なんでも、6ヶ月前から収容されていた房の床下を掘ってトンネルを作っていたんだとか。この、全長約120mのトンネルには、ランプやら換気用の扇風機やらあったんだそうで、何とも開いた口がふさがらないです。

 

この房、床はコンクリートパネルだったのですが、パネルをめくるとそこには穴がぽっかり。この国、刑務所の床を掘って脱獄するケースが後を絶たないのに、コンクリートの流し込みではなく、薄いコンクリートパネルを並べただけだったんですね。これで最重警備刑務所かい。

 

更に。トンネルを掘るわけですから、道具も必要ですが、何よりも、掘った後の泥が問題になりますよね。どうやら、看守がこれを廃棄するのを手伝っていたのではないかと見られています。ランプやら扇風機やら持ち込むのだって、誰かが手伝ったんでしょうし。

 

ここに収容されているのは、誘拐犯を中心とした凶悪犯。脱獄すれば、裁判で証言をした人たちが狙われる可能性も否定できず、被害者や関係者は落ち着かない日々を送ることになります。

 

この刑務所、2001年にも78人が脱獄するという、グアテマラ史上最悪の脱獄事件がありました。こういう、治安関係のニュースを追いかけると、どうもこの国が良くなっているのではなく、段々悪くなっているようにしか思えなくて、不安になります。

 

スタンの被害があった時にはメキシコのタパチュラの刑務所でも脱獄があったそうで、「どさくさに紛れてグアテマラに逃れてくるのではないか」と心配されていましたが、対岸の火事どころではなかった、って感じです。

 

再逮捕できるといいんですが・・・・・・、難しいんでしょうね、やっぱり。




[ 2005/10/25 03:52 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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