フィアンブレ 

フィアンブレ

前にもちらりと書きましたが、111日は、グアテマラでは帰省してお墓参りをするお盆のような日。そしてこの日のために用意されるのがフィアンブレ、です。

 

このフィアンブレ、生者と死者とで分かち合う神聖な食べ物、なんだそうです。昔々のマヤ・カレンダーには死者を記念する日があったため、当時既に死者のための食べ物、というものもあったといわれています。スペイン人の侵略後、西洋文化とマヤ文化が交じり合った結果、16世紀末までには、11月の1,2日両日に供される食べ物としてフィアンブレが出来上がり、19世紀には国内全域に広まった、と言われています。

 

写真からおかわり頂けるかな?基本は冷肉(ハム・ソーセージ類)とゆでて味をつけた野菜です。これを混ぜるだけ。野菜も冷肉も、どれを使わなければならない、というキマリはありません。なんでも適当にあるものを使ってよろしい。缶詰を使ってもかまいません。要は、いろんなものを、適当に並べるという、それだけ。

 

それでも、地域によっていろいろ種類があるんだそうで「フィアンブレ・モデルノ(近代フィアンブレ)」はチキンスープがベースの味付けとなっています。また、ビートを使うので、全体がビートの色で赤く染まるところに、レタスの葉をさりげなく飾る、色合いも美しいフィアンブレ。首都近郊でよく見られるのがこれで、写真もこのタイプ(あ、でも、レタスありませんね。盛り付ける時、「どーせ食べないし」って取っちゃった・・・・・・)。

 

ケツァルテナンゴやコバンで見られるのが「フィアンブレ・ドゥルセ(スゥイート・フィアンブレ)」。豆類を蜂蜜で甘く煮込んだものを他の野菜や冷肉に混ぜるタイプ。

 

東部で作られるのはその名もなんと「フィアンブレ・ディボルシアード(離婚したフィアンブレ)」。野菜と冷肉が別の皿に盛られていて、各自が自分の皿にとって混ぜ合わせて食べるんだそうです。

 

これだったら、野菜の方、ビート入りとか甘いやつとか、いろいろ作って試してみられますよね。

 

このフィアンブレ、おいしいのですが、今年は野菜の値上がりやら何やらで、材料費がかなり高くつくという噂です。スーパーやレストランなんかでも販売されるのですが、今年は1ポンド(450g)Q6070で売っているところが多いようです。1ポンドで2人分らしいのですが、お昼のメニューがQ2030くらいの国ですから、ちょっとお高めかもしれません。

 

ま、でも、年に1回のことですからね。やっぱりこの時期、食べたくなるのがフィアンブレ。私も食べさせていただきま~す!




[ 2005/11/02 05:45 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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