嵐 

今年24番目の熱帯性暴風雨γ(ガンマ)君が、先日、遂に誕生!そのままホンジュラスの北部で騒動を起こして今度はフロリダに向かっているところだとか。

 

クリスマスのツリーやら飾りやらが目立つ時期になったというのに、まだこんな熱帯性暴風雨がやってくるなんて、これはもうビックリ。いやいやこれは、クリスマスツリーでも見物したかったんでありましょうか。

 

とにかく今年はハリケーン・熱帯暴風による被害が多いです。ハリケーンの通り道カリブ海諸国はともかく、アメリカ、メキシコ、グアテマラ、エル・サルバドル、ホンジュラス、ニカラグアと、あちらでもこちらでも被害が発生している状況。

 

あ、でもそういえば、ベリーズからの被害のニュースが伝わってきていないようですね。ユカタン半島に位置するベリーズですから、普通ならグアテマラよりも被害が出やすいものなのですが、今年はどうやらその逆のようで。

 

ただし、今度のガンマ君はベリーズをも直撃しているようです。ホンジュラスでは橋が流されたり死傷者が出ているようですので、これ以上大きな被害が出ないことを祈るのみ、です。

 

一方、自然現象ではないのですが、メキシコとベネズエラの間も嵐が起こっています。ビセンテ・フォックス(メキシコ)とウーゴ・チャベス(ベネズエラ)の両者が、ツバを飛ばしながら口ゲンカする様は、ある意味、ハリケーンよりも恐ろしいような・・・・・・。

 

このケンカ、例の、米州自由貿易圏(ALCA)に対する両者の立場の違いに端を発するもの。フォックスはアメリカより(ALCAに賛成)、チャベスはアメリカ反対(ALCAに反対)なのですが、でも実際のところ、ALCAの話よりも、どちらがラテン・アメリカの盟主かを争っている、そんな感じです。

 

メキシコって、ラテン・アメリカではありますが、地理的にいえば北米。フォックスは特に、最近はラテン・アメリカではなくアメリカ寄りの立場を見せています。

 

ラテン・アメリカの盟主を気取り、「アメリカに飼いならされた」メキシコに対し、他のラテン・アメリカ諸国からの反発は当然強いわけですが、内心思っていても、実際にはなかなか言えないところを言ってくれたのがチャベス。その象徴的なものがALCAなわけですね。

 

長い目で見れば、遅かれ早かれ、ALCAのようなものが成立することは間違いのでしょうが、当面のラテン・アメリカの行方をも決めかねないこのケンカ、行方を見守る必要がありそうです。

 

それにしてもこのケンカ、ラテン・アメリカに大きな変革をもたらすのか、それともコップの中の嵐にとどまるのか。どちらにしてもこんなケンカ、犬だって食わないと思いますけどもね。




[ 2005/11/22 03:57 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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