グアダルーペの聖母の祝日 

12日はグアダルーペの聖母の祝日。これは1531年、メキシコのグアダルーペでインディヘナのフアン・ディエゴに現れた聖母を記念する日、です。

 

聖母はまず、129日、フアン・ディエゴの前に姿を現し、この場所に聖堂を建てるよう司教に言いなさい、と彼に話します。彼が司教にそのことを告げると、司教は聖母にしるしを求めるよう依頼。

 

1212日の早朝、再び聖母とあったフアン・ディエゴは聖母にそう伝えると、聖母は「バラの花を集めて司教に持っていきないさい」と指示。彼は、そこで時期はずれの美しいバラの花を見つけます。

 

そのバラを大切に外套(ポンチョ)に包んでもっていったわけですが、司教はバラの花よりも、それが包まれていた外套を見てびっくり。

 

そこには、美しい聖母の姿が写されていたからです。

 

この聖母、後にグアダルーペの聖母と呼ばれるようになりますが、カトリック的にはともかく、一般には、キリスト教のインディヘナ教化の例として有名です。なぜなら、この聖母、ヨーロッパで見られるような聖母とは異なり、インディヘナのような浅黒い肌をしているから。

 

ま、でも、その聖母が出現した地にはグアダルーペの聖母大寺院が建てられ、今では有名な巡礼地となっています。また、この聖母はメキシコの守護聖人ともなっており、1212日はメキシコでは大切な祝日、なんですよね。

 

そして、フアン・ディエゴのその外套も、今でも大切に寺院に保管されています。1980年代、NASAがこの外套を調べたことがあるのですが、その時、外套に写された聖母の瞳の中にフアン・ディエゴの姿が映っていたことが明らかになったそうです。

 

・・・・・・というのは長い長い前置きで、この12日、グアテマラでも大切にされている祝日なのですが、なぜかこの日は、子どもにインディヘナの民族衣装を着せて教会にお参りに行くのが習慣となっています。

 

インディヘナ以外の子どもでも、この民族衣装をつけ、さらには、男の子の場合は、なぜかかならずちょび髭を描いて、教会に行くんですよね。

 

一体どうして・・・・・・と、ちょっとばかり首を傾げてしまうこの習慣。でも、ちょび髭をはやしたオヤジな子どもたちの姿って、なかなかかわいらしいんですけれども。




[ 2005/12/14 04:05 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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