サパタの見解 

グアヨの書簡に戻る前に、2006年11月13日に、金融監督庁(SB)長官ウィリー・サパタが無所属の国会議員と設けた会合について触れたいと思います。


この席でサパタはまた一つ爆弾を落とします。Bancafeが金融審議会により業務停止を命じられる数日前に、Bancafeの大株主であるマヌエル・エドゥアルド・ゴンサレス・リベラ(Manuel Eduardo Gonzáles Rivera, Bancafe頭取, グアヨの父)とインゴ・ハインリッヒ・ハベランド(Ingo Heinrich Haberland, Bancafe副頭取)の2人がVipasa(Valores e Inversiones del País, S.A. グループには属さないけれども、経営者が同じというややこしい投資会社)から大金の小切手を受け取り、現金を引き出していた、というもの。


この金額、不明です。「覚えてないんだよ~」とサパタ君。時々急に物覚えが悪くなるようで。「でも数百万単位だったね。Q10って話じゃないよ」。アタリマエでしょ。


サパタ君は饒舌に続けます。「この2人ときたらBancafeが業務停止になるほんの数日前に大金を引き出して、Vipasaから最後の1センターボまでむしりとったんだよね。こんなことやってるから、SBもBancafeに介入しないといけなくなちゃったんだ。このことはもう検察に告発してるから。」えーっと、こういうの背任っていうんですか??背任とかマネーロンダリングとかで告発したようですが、現在に至るまでその容疑が実証された気配はありません。


それにしても。数日前に引き落とされた小切手のことが、すぐにSBにわかるんか。やるじゃん、SB。


さてここで登場するVipasaの存在がBancafe事件では大きな意味合いを持つのですが・・・。


えーと、その前に2005年10月の、アメリカの投資会社Refcoの倒産の話をしとかないといけないんでしょうね・・・(ああ、頭痛・・・)。Bancafeのオフショア銀Bancafe International Bank(BIB)は、なぜか投資先をRefcoに一括していたため、Refco倒産とともに$2億超が焦げついてしまったのでした。この影響でBancafeグループ全体の業績が悪化したのは事実です。そこでSBは再建計画を課した、と。


一方のVipasa。SBの見解はこうです。Vipasaは国内2ヶ所の証券取引場で取引する資格を有していなかった。だからBancafeの再建計画の中では、BancafeがVipasaに融資を行うことは禁じられていた。にも係わらず、Q4200万の無担保融資が行われ、Bancafeがホセ・ミゲル・フェルナンデスという人物に超過振り出しした小切手Q3000万はフェルナンデスからVipasaに渡った。


んん。SBは違法に金融仲介業をしていた、と指摘していますが、なんで今まで何もアクションを起こさなかったんでしょ?Bancafeの再建計画で経営に介入し始めたあたりで既に、Vipasaのこととかわかってたんじゃないですかね?


サパタ君たら「いやあだって、銀行が持っていた口座は100万件以上もあるんだよ。それぞれの口座の資金の流れをつきとめるのはちょっとばかし大変だよねぇ~」。


ふーん。でも大口顧客が100万件あるわけじゃないと思うけどなぁ・・・。でもって100万件の顧客に一斉に影響を与えるような決定をしたのはアナタでしょ。説得力ないなぁ~。って思うのは、ひょっとして、私の翻訳の仕方のせいですかね??



[ 2007/08/03 15:00 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(0)

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