オルメカの巨人 

太陽のピラミッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グアテマラにあるマヤ遺跡といえば、代表的なものはジャングルの中に埋もれ、遺跡を破壊するのは、もっぱら生命力豊かなジャングル、ということになっております。

 

周囲がジャングルでない場合はどうなるか。というのの見本がテオティワカン遺跡かも。ここは運良くスペイン人侵略者の破壊をも免れ、ほぼ原型に近い形を留めている、と思われます。

 

テオティワカンの周囲は、どちらかと言えば荒漠とした荒地。サボテンの立ち並ぶような場所であります。土台はきちんと残っていて、建物の上部が壊れているものが多い感じ。宮殿跡などは、壁の中ほどまで残っている程度ですが、ピラミッドの方はほぼ完璧な形。

 

もっとも、高さ65mの太陽のピラミッドの上部には、もともと神殿があったとされていますが、こちらは全く形が残っていません。スペイン人が新大陸にやってきた当時、このピラミッドの上の神殿が残されていれば、このピラミッドが新大陸一高い建物、であったのですが、残念ながらそれがないために70mのティカル(グアテマラ)の第4号神殿の勝ち!だったんだとか。

 

ま、高さはともかく、三角錐のピラミッドの四辺は216×228mという巨大さ。この姿が写真なのですが・・・・・・。

 

息子がこのピラミッドを見て一言。

「顔があるよ」

 

へ?と思って見てみると、確かに人の顔のようなものが・・・・・・。でもこの顔。ティオティワカン人というより、オルメカとかその影響を受けているモンテ・アルト(グアテマラ)の巨石人頭のようではありませんか。いやはやビックリ、でありました。

 

さてこのピラミッド、顔のパーツ部分がそれぞれ階段になっておりまして、これを登れば頂上までたどり着ける、という次第。

 

ティカルにもこのティオティワカンの影響を受けたピラミッド(ただし、規模はもっと小さいですが)があるのですが、ティカルの方は階段の段差が大きく、昔の人は果たして足が長かったんだろうか?と思わずにはいられないくらい、上り下りがかなり怖い感じに仕上がっています。

 

ティオティワカンの方は、階段そのものは、比較的登りやすい、しっかりした階段なのですが、何しろ高地にある遺跡で、更に階段登りをするわけですから、心臓にこたえること、おびただしいの、何のって。

 

いやー、マラソンの選手なんかがメキシコに高地合宿に行ったりしていますが、このティオティワカンの遺跡で上り下りをやれば、それこそどんな心臓破りの丘だって目じゃないんではないかと思いながら登るわけですが、頂上に着いたらもう息が上がって、動けなかったですねぇ~、本当に。

 

息を整えてからやっと辺りを見回す元気が出てくるのですが、ま、それにしても、こんな荒れた地にどうしてこんな広大な都市を造ったんでしょうね。多分、その当時はこんなに荒れ果ててはいなかったわけでしょうが・・・・・・。

 

ティカルのように視野を遮るものがないので、都市の姿が一望にできるのですが、偉大であるだけに、誰も住む人のいない様がさびしく、却って廃墟であることを強く示しているようでもあります。

 

どこへ行っちゃったんでしょうね、ティオティワカンの人たちって。




[ 2006/01/11 03:25 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://guatebuena.blog108.fc2.com/tb.php/247-09b0507c