再び、マラのこと 

なんだか物騒な話なのですが、どうやらマラが警官を狙って殺したらしい。という事件がたて続けに起こっています。

 

一つはグアテマラ市内の午後10時に起こっています。事件を伝える電話で大多数の警官が現場に向かった後、分署で留守番をしていた警官が襲われたというもの。車に乗ってきた犯人はAK-47という強力なアサルトライフルを連射、撃たれた警官が死亡。しかも、この電話がいたずらだったところから、計画的に仕組まれた犯罪だったという見方が強まっています。

 

もう一つは正午近くのグアテマラ市郊外。パトロール中の警官2人を襲ったもので、2人とも亡くなっています。その後の捜査で、AK-47やピストル、軽機関銃を持った男女6人が逮捕されているのですが、それぞれ別の「一家」に属するマラで、現場付近で行われたマラの集会に来たのではないかと見られています。そのため、犯人がパトロール警官を見て取り締まりに来たと早合点したのではないか、というのが現在の見方。

 

これ以外にも、本年に入ってからだけで、他に警官2人が殺害されており、なんだか不気味な感じです。

 

一方、増大するマラに対し、住民が協力し合って被害を防ごうとする動きも広がっています。市内第9区の商店主らが始めた活動のようですが、最近ではマラの撲滅を目標としたサイトまで持っているんだとか。

 

最初に出てくる写真はなかなか迫力あり・・・・・・。皆、変わった手つきをしているのは、この手のサインが、どのマラに属しているかを示すものだったりするから、なんです。

  

マラの主な収入源は恐喝によって得られるもの。目をつけた商店や住宅に「税」という名目でカツアゲをするわけです。まず、こういう被害から減らしていこう、被害にあった場合は告発しよう、と呼びかけているのがこのサイト。

 

効果の方はまだわかりませんが、最近ではこれに加えて、FBIがマラの捜査に乗り出して来る、んだそうです。何よりも、マラと麻薬カルテルの関係に興味を示しているんだとか。

 

マラという名前が新聞を賑わせるようになったのは、ほんの数年前のことだったような気がするのですが、あっという間に大きな犯罪集団となり、今では国内最大の社会問題となった感があります。グアテマラの今後を占う上でも避けて通れないマラの問題、うまく解決できるといいんですけれどもね。




[ 2006/01/14 03:35 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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