グアヨの書簡 Ⅰ 

これからしばらくグアヨの書簡をかいつまんで取り上げてみたいと思います。この書簡の宛名は「世論」。この文書に陽の目を浴びさせて、世論の援護を得よう・・・というのが目的だったのでしょうか。


前にも書きましたが、この書簡の日付は2006年10月29日。Bancafeにあった口座は別の銀行に移され始めており、一方、グアヨは大統領選への出馬を取りやめない・・・と言明していた時期のものです。


前文はこうです。
「金融監督庁長官のウィリー・ワルデマル・サパタ・サガストゥメの、私に対する公なネガティブ・キャンペーン、私に対する不正、侮辱、誹謗中傷に対して、グアテマラ市民に次のことを明らかにする。」


そしてすぐに本文が始まります。
1.Bancafeに対して命じられた業務停止は、Bancafeを金融業界から追い出し、派手にスキャンダルを演出することで、政治的に私に影響を与えることを唯一の目的として行われたものである。これにより利益を被るのは大金持ちで権力を有する一家の2人である。2人は私が大統領になることを良しとしないからである。


2.この業務停止、それに続く銀行清算は、違法かつ違憲である。銀行の弁護士が既に最高裁に保護申請を行っている。今回の決定は不服を申し立てることができる性質のものであるにも係わらず、私たちには弁護をする権利すら与えられなかった。加えて金融監督庁自らがBancafeに課した業務改善命令の期限はまだ過ぎていないのである(60日の期限は今日に至っても過ぎていない)。


3.この先、私、あるいは私の父や家族の誰か、あるいは銀行に何かが起こったならば、それはフアン・ルイス・ボシュ・グティエレスとディオニシオ・グティエレス・マヨルガの2人にすべての責任があるとここで指摘しておきたい。この2人がBancafe清算の「命令」を下し、あらゆるマスコミを使って私に対するブラックキャンペーンを行い、「偶然にも」金融監督庁長官かつ金融審議会のメンバーというポストにある操り人形のウィリー・サパタはBancafeへの介入の理由は私の家族が経営陣に名を連ねるグループ企業内で、大統領の了解を得て融資を行い、利益を得たことだと言い立てている。


4.ウィリー・サパタが法的措置を取らずに、マスコミに向かってこういった理由を並べ立てているのはなぜであろうか。サパタの言うことが本当であれば、刑法457条に基づいて、私を検察なり判事なりに告発すればよい。


とりあえず今日はここまで。注意しておきたいのは、先日の新聞記事ではBancafeの業務停止の理由が「業務改善命令に従わず、法令にも抵触していた」とされていたところです。


日が経つにつれ、この「理由」が後づけされていきます。22日にはサパタは「Bancafeは(同行のオフショア銀行である)Bancafe internacional Bankに銀行法の規定を超える資本の15%を超えて融資していた」と発表。


その後で、今度は「Bancafeはグループ会社のVipasaに違法に融資していた」と。


これ、グアヨが指摘している通り、サパタは新聞のインタビューでこれを暴露しています。公的機関の責任ある職にある人のやること?というのが素直な感想。


そしてそれが本当の理由であるのなら、どうして最初に業務停止を発表した時点で明らかにしなかったのか。どうしてBancafe側に反論する機会を与えることすらしなかったのか。


グアヨが指摘している「期限」の話、これは確認が取れませんでした。金融監督庁のホームページ、データが全然見られないので・・・。ですがこれも恐らく事実なのだろうなぁ~という気はします。期限が来ていたのなら、サパタは必ず指摘していたでしょうからね。


ますますもって奇奇怪怪・・・・・・。



[ 2007/07/31 15:16 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(0)

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