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救急病院 

日曜日のお昼過ぎ。「耳が痛いよ~」とサッカー小僧が言い出しました。

 

ひょっとして、中耳炎かなんか?と思いながらも、一応少し様子を見たのですが、良くなる様子がなかったので、病院に連れて行きました。

 

日曜日ですからねぇ。普通のお医者さんは、もちろんお休み。ということは救急受付の窓口のある病院へ連れて行くのが一番手っ取り早い。というわけで、自宅の近くにある某病院へ行くことにしました。

 

サッカー小僧は生後10ヶ月の時に水疱瘡をした以外はほとんど病気知らず。1歳くらいの時だったか、指の爪がいきなりはがれたのにびっくりして、救急へ連れていったことはありますが、それ以外はナシ。

 

なので、病院へ行く途中、「緊張してきた」ですって。何だかものすごく痛い注射でもされるんじゃないかと心配したみたい。

 

この国、医療システムはアメリカ型で、救急受付をしてくれるのは限られた病院ですが、医者が常駐しているわけではなかったりします。患者が行くと、最初に応対してくれるのはレジデント。日本風に言うなら研修医ってところでしょうか。問診、簡単な診断はこのレジデントがやり、事情に応じて専門の医師を呼ぶ、という風になります。

 

国立だったらお医者さんも常駐しているでしょうね、きっと。休日でも、撃たれた人やら刺された人やら事故った人がどんどん運ばれていくわけですから。でも、私たちが行った私立の病院の休日の救急、というのはホント、ガラガラ。なわけで、すぐに診察室に通されてしまいます。

 

診察室に通された息子も、出てきた先生が優しげな女性だったので、緊張も解けたようです。耳を見てもらって、熱を測り、「お医者さんが来るまで待ってね」。

 

休日でも、こうしてポケベルで呼び出されるお医者さんは気の毒ではありますが、待つこと約10分。サッカー小僧はすっかり待ちくたびれ。

 

やって来た小児科の先生に同じように耳を見てもらって、「うん、中耳炎だね」。以前から少し風邪気味だったので、どうやらそこから来たようです。

 

体重を量って、薬を処方してもらって、「何かあったら、いつでも電話してね」と名刺をもらって、先生とはバイバイ。

 

いつも行く歯医者さんでは、診察を受けた後「ご褒美」ってのがもらえるんですが、「今日はご褒美がなかった」と少し残念そうなサッカー小僧。お医者さんの使う、ゴム手袋を狙っていたようなのですが・・・・・・。

 

会計を済ませ、帰り道に薬局へよって処方された薬を買い、家に帰って薬を飲むと、しばらくすると痛みも治まったようで、まずは一安心。

 

さてさてお会計の方は、救急診療代がQ199、休日に呼び出された医師への謝礼がQ400、抗生剤、痛み止め、咳止めと処方された3つの薬でQ294.46。合計で約Q900、日本円だと約13,500円ですか。一応医療保険に入ってはいますが、今回は一旦全部払ってから、後で請求する形になります。でも、これ位の額だと、ひょっとして免責額内かな???ま、いいや。やってみよ。日本の保険システムが羨ましい。

 

やっぱり、医療は高いなぁ~。先生は優しいし、看護師さんは親切だし、いいんですけれどもね。病気になったからといっておちおち行けないのも病院。いやいや、難しいものです。




[ 2006/03/28 04:13 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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