セローテ 

こんな記事を見つけました。Blog de mi Guatemala(私のグアテマラブログ)の81日にアップされたもの。

 

個人的にツボなのでちょっと紹介してみようかな・・・と。

 

内容はシンプルなのですが、大体こんな感じです。

 

「いつだったか、僕の友人がこんなことを言っていた。コスタリカはティコの国、ニカラグアはニカの国、ホンジュラスはカトラッチョの国、エルサルバドルはグアナコの国だけれど、グアテマラってのはセローテ(cerote)の国だねって。」

 

えーと、ティコ(tico)、ニカ(nica)、カトラッチョ(catracho)、グアナコ(guanaco)はそれぞれの国の人たちを呼ぶ愛称?です。ちなみに、グアテマラの場合はチャピン(chapin)

 

全然関係ありませんが、マヤの人たちが生贄を捧げていたユカタン半島に多く見られる池はセノーテ(cenote)。

 

話は戻りまして。

 

「この常春の国がセローテの国だなんて、一体どういうことなんだって不思議に思う人もいるかもしれない。でも、多くのグアテマラ人は友人や、時には敵を指すのにこの言葉を使う。”¿Qué tal cerote?(どうだい、セローテ)とか”Cómo estás cerote?(元気かい、セローテ)てな具合だ。きっと聞いた覚えがあるはずだ。」

 

とまあこんな風に始まっています。

 

そう言われてみれば、私の職場でも時々使う人がいるぞ・・・。

 

さてさて、それでは問題です。一体全体ceroteとはどういう意味でしょう???

 

                                    

 

靴屋さんが靴を縫うために使う糸に引くワックス、とか、恐怖、という意味もあるのですが、この言葉、コスタ・リカ、ニカラグア、エル・サルバドル、グアテマラ地方では「固形の排泄物」、すなわち「うんち」という意味で使われているんだそうです。

 

おー!すなわち、グアテマラ人は友人を「クソ」と呼ぶ、と。これは知らんかった・・・・・・。

 

何だか響きからしてあまりきれいじゃないんで、いい意味じゃあないんだろうなあ、とは思ってはいたんですが。それでも、言われた方もニコニコして、「やあ、元気だよ、セローテ」とか返しているわけですから、結構すごい。やるじゃん、グアテマラ人。

 

えー、念のために書いておきますと、このセローテ、本来の「排泄物」という意味で使われることは余りないです。また同じ排泄物でも、誰かに面と向かってMierda(ミエルダ、これも同じ排泄物)と言えば、間違いなく相手は殴りかかってくると思うので、要注意。

 

このブログの記事は、「こんな侮蔑的な言葉を日常使うなんて恥ずかしいから止めようよ」という感じでまとまっているのですが、これについていたコメントにこんなのがありました。

 

「実は、マドリーで、あるチャピンが住んでいる家に、オレたち別のチャピンが訪ねていった時、家の人に『ああ、「セローテ」を訪ねてきたのかい?』と言われたんだ。それから『あんたたちも皆「セローテ」かい?』ってね。なんてったって、そいつがよくその言葉を使ってたからなんだ」

 

ぷぷぷ。このセローテ、実はグアテマラ人のアイデンティティーの証なのだったりして。




[ 2006/08/02 19:32 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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