パボン物語 III 

前回の続きです。


CODはパボンの内部での麻薬の取引を仕切っており、
更に、その麻薬が刑務所の外へ出ていくのを許可している。


セペダのもとには売上のうち、一定の割合が入ってくる。
セペダのコカインラボは所内最大のもので、
ネルソン・オランテス所有の自動車修理工場を利用している。


コカインの精製ラボは他にも2つある。
一つは靴工場のオーナー、サントス・マウリシオ・リバスのもので、
もう一つはコロンビア人のホルヘ・バトレスのものである。
両者とも麻薬取引で服役中である。
ロコことバトレスはコカインの積荷の横取りを指図し、
その後パボンに隠したと見られている。
当局は、ロコは暗殺者団のリーダーであると見ている。


7月27日、グアテマラ人1人、カナダ人1人、メキシコ人1人が、
バトレスに面会した後、パボンの外でアサルトライフルを持った一味に襲われるという事件があった。
警察では他のバンダの復讐によるものと見ている。


パボンで精製されるコカインは、所内で販売されるだけではなく、
首都のあちらこちらで販売されている。
当紙のリポーターは、刑務所の廊下でクラック、コカイン、マリファナを購入することができた。
このような麻薬をどこで入手することができるかを尋ねたところ、
第4, 6, 9, 10, 12, 18区のストリップ劇場との返事がかえってきた。


刑務所の中で販売されている麻薬の価格は、1gあたりQ20, Q30, Q50, Q100, Q300である。
また、刑務所の外へ販売するために大量取引きをすることもある。


「刑務所の中で売られている麻薬は高い。
 だからヤク中のヤツラは、クスリを買うために持ち物をみんな売っ払うことになる」と
ある囚人は話してくれた。


また、この商売にはダニエル・セラダ大佐がかかわっていると言われているが、
この人物は警察の麻薬取締課内で汚職にかかわっているエージェントと関係があると当局では見ている。
「汚職にかかわる警官が、押収した麻薬を盗んでは、セラダのところに持って行く。
 そこで精製されて、配られるんだよ」とある警官。


刑務所の資料によれば、セラダと対立するグループは、
彼を暗殺するためにQ5万支払う用意があるという。
誘拐組織AR-15のチキトンことエリック・マヨルガは、
パボン内部の主だった麻薬の売人で、CODのために活動している人物である。


字数制限に引っかかってしまったので、残りは次に。


[ 2006/09/30 20:42 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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