パボン物語 IV 


この刑務所の中では、ラム酒が1本Q250で売られている。
ビールは1本Q35である。
「最近、施設局が厳しくて、酒が余りない。
 だけど、それでもちゃんと入手はできる。
 ここにはサンドバル先生(社会保険病院の公金横領にかかわったとされている人物)みたいに、
 来る日も来る日も酔っ払っている人もいるくらいだ」と酒の売人。


刑務所内で権力を握る囚人らは、ビリヤード場まで持っている。
これは所内に住宅を80軒以上と店舗を6軒所有し、
あらゆるスポーツ団体の会長を務めるカルロス・レネ・バリエントスのものである。


外の世界と同じように、サッカーの上手い選手は高く取引きされる。
この移籍を扱っているのもCODで、
金のある囚人は、自分のチームに良い選手を集めることができる。


ジャンマティは、CODはマフィア組織の氷山の一角ととらえている。
「刑務所の外にも中にも、CODに代理人を送り込んでいるような連中がいる。
 CODでは犯罪が民主化されていて、この組織からはみ出すと殺されてしまう」。


囚人の中には、この刑務所の中で誘拐された被害者や指名手配犯を見たことがあると言う者もいる。


一方、ジャンマティはCODに対するコントロールを強めている。
そのためにマフィアは、ジャンマティは囚人の人権を侵害していると非難している。


刑務所内の電話の所有者はマルドケオ・メルガルである。
メルガルはCODが他人の会話を盗聴することができるよう、電話線まで引いている。


CODの力は電話会社にまで及ぶ。
CODは刑務所当局に知られることなく、電話回線を7本引くことに成功している。


パボン物語、第1部はこれでおしまいです。
物語はこれで終わる・・・と思ったら、数日前に当局がパボンの中に踏み込む!
という事件(!?)がありました。


その時の話はまたあらためて。


[ 2006/10/01 19:01 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

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