いきなり突然の政府発表 

1020日は革命記念日。というわけで久々の3連休だったのですが。その20日の朝(正確には19日の夜なのでしょうが、ニュースを見ていなかったので)、大ニュースが飛び込んできました。

 

それは、金融審議委員会(Junta Monetaria-JM)が国内の大手行の一つ、Bancafe(バンカフェ)の業務停止を決定した、というニュース。

 

行政が民間企業、それも国内の経済を担う有力銀行の閉鎖をいきなり突然発表してしまうなんて、無茶苦茶ですよねえ。グアテマラはこの先どうなるんだ・・・。

 

今回のこの閉鎖劇、政府の説明によれば、Bancafeのオフショア銀行であるBancafe Internationalが投資していたウォールストリートの某社の破綻スキャンダル(200511月だったか、の話のようですが)のため、Bancafe Internationalの不良債権が一気に増大。この不良債権の額が法定限度額を超えたため、なんだそうですが・・・・・・。

 

なぜいきなり突然?どうしてこの時期に?憶測はいろいろ流れております。

 

なんといっても、来年が大統領選挙ですからねえ。大統領選挙の候補予定にエドゥアルド・ゴンサレスという人物がいるのですが、この人、このBancafeの元会長であり現在も大株主。でもこのスキャンダルによって、政治生命を絶たれたと言ってもいいような状況に追い込まれています。

 

まあ、いまいち良くわからないのが、行政といえば与党なわけですが、このゴンサレスさん、与党の大統領候補。与党内での権力闘争???といえるほどの他の有力候補も見当たりませんし・・・・・・。相変わらずよくわからないグアテマラの政治と経済。

 

それにしても、いきなり職を失った行員たちはどうするんでしょ。70億ケッツァルといわれる預金は、政府曰く「銀行にあるはず」という話なんですが、銀行ってお金転がして稼いでいるわけで、預けたお金がそのまま金庫にあるわけじゃあないですしねえ。「資産があるはず」って、それは現金じゃないでしょっ。

 

政府の目論見としては、Bancafeの口座をそっくりそのまま別の銀行に移してしまうそうなんですが、今のところ、どこの銀行になるかは未定。・・・・・・。こんなことでは、一般の人の不安は高まるばかりでしょーが。

 

相変わらず、下々の人たちのことが全然わかっていないお役人様がいきなり決めた銀行業務停止、連休明けの月曜日には取り付け騒ぎが起こるのは目に見えています。というか、既に連休の間にも、Bancafeの前は人だかりだったらしい・・・・・・。幸い?私はBancafeには口座を持っていないので、列を作る必要はなかったのですが。

 

アタリマエのことですが、Bancafe側はこの決定を不服として、恐らく憲法裁判所に持ち込むようです。さてさてどうなることでしょう。

 

それにしてもいやはや一体、どこへ行くのかグアテマラくん。ちょっと私も、さすがに先が心配になってきたような。




[ 2006/10/23 20:24 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

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