コロン大統領の衛藤衆議院副議長表敬訪問 

エントリーのタイトルがやたらと長い上に漢字ばかりで
ちっとも私のブログらしくなくなってしまいましたが。


先ごろ訪日したウチのコロン大統領について、
日本ではやっぱり大したニュースになっていませんが
10月に衆議院副議長に就任された衛藤征士郎氏が
コロン大統領の表敬訪問を受けたそうで、
同氏のブログに取り上げた上、
YouTubeにもアップしていらっしゃったのでご紹介しておきます。





衛藤氏はもちろん衆議院副議長としての公式訪問を受けられたわけで
歓迎の辞もコメントももちろんその立場の方にふさわしいものだとは思うのですが、
それでもやっぱり突っ込みをいれずにはいられない私。


「親日家」って一体誰のことじゃい。



[ 2010/10/28 23:43 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

グティエレスの辞去 その3 

久しぶりにグティエレスの話の続きを。


以前「勝利作戦」というものについて書いたことがありました。


このすっぱ抜き文書、政権党であるUNEの
来年の大統領選挙に勝利するための文書でありました。
念のために書いておけば、UNEはこれについてすっとぼけたまま。


しかしこの内容、あまりにも生臭くてね・・・、
UNE以外の誰がこんなもの作るのよ。という内容です。
多分彼らは「自分たちを陥れるための云々」とか言うんでしょうが
そのセリフも耳タコです。


で、この文書の中に「敵」として名前が挙がっているのがグティエレス。
グティエレスは最大野党の愛国党(PP)の資金提供者のみならず
実質的には同党のオーナーであり、
加えて、元UNEだったマヌエル・バルディソンが結成した新党Líderにも
資金を提供していると指摘されています。


そのグティエレス対策が記されているのが次の一節。

En cuanto al Contralor General de Cuentas, se han sostenido pláticas entre él y nuestro directorio para que trate de la manera de no realizar la fiscalización en el Consejo de Cohesión Social, ya que esto puede retardar la puesta en marcha de los programas en otros municipios, a cambio de que entre la terna propuesta para Superintendencia de Administaración Tributaria – SAT – se incluya su nombre y que sea nombrado como nuevo titular y perseguir así a los grandes empresarios como Dionisio Gutiérrez quien ha sido uno de los grandes evasores de impuestos en el país.



「会計検査局長とは、社会連帯審議会の会計をチェックをすると
 他の自治体へのプログラムの導入が遅延するため、これを実施しないこと、
 一方、局長には税務局長就任をほのめかして
 大脱税者であるディオニシオ・グティエレスを始めとする経営者らを
 追跡すること、について話をまとめた。」


わかりにくい訳でごめんなさい。
早い話が会計検査局のトップを税務局の局長にしてやるから、
政府が進めているプログラムの会計がずさんなのは見逃してちょ、
だけど民間の人間についてはどんどん脱税を摘発してちょ、
というムシのいい話。


社会連帯審議会は大統領夫人をプロモートするための
バラマキ福祉を行っているところですが、
自前の予算は持たずに
他省庁への予算の一部を分捕って、
それを資金に貧困層へ現金や食料等を提供しているところ。


「自前の予算は持たない」というのがミソで、
それ故、会計検査をする必要もないんだそうです。
そんなアホな・・・・・・。
ま、そんなわけで一度もチェックされたことないのですよ、ここのお会計。


ここで挙がっている会計検査局局長は、間もなく任期終了。
現在後任候補の名前が挙がっているところです。


そうして来年は税務局にこの人物を送り込んで脱税調査をするつもりなんだろうな・・・。
今年は脱税関係で逮捕されている人物が何人かいるわけですが
この国の税法ってザル法で、条文の解釈なんて人によって違うというか
気分によって違うというか。


「二人乗り禁止」と言われているのに
二人乗りで堂々と警官の前を通っていても何とも言われなかったり
信号無視なんかも全然平気なのに
スピード違反は固定カメラでばっちり撮られてがっつり罰金撮られる
交通法の取り締まり方に似ているかも。
それなのにある日突然、「やっぱり二人乗りもダメにしよ」とか言われて
固定カメラに映っている分を過去に遡って取り締まりされたりしたら・・・。


というわけでグティエレスって脱税してたんでしょうか?
という話を多分次回くらいに・・・。
いや、結論から書いておけば、真実は私なんかにはわからない、ってことなんですが。



[ 2010/10/26 23:02 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

ガキの喧嘩 

今日は書くのお休みにしようかと思ったのですが、
あまりに低レベルな喧嘩が展開されているので、一言。


コロン大統領の訪日の飛行機の話。


コロン大統領、デルタ航空にてロサンゼルス経由で東京まで行ったのはいいのですが、
このロサンゼルスまでの飛行機で、わずかばかりのビジネスクラスを
一人で独占してしまったらしい、という話。


このデルタ航空の458便に載っていた乗客がエル・ペリオディコ紙に告げ口したもので、、
「大統領は一人でファーストクラスを占領していた。
 ガラガラだったにも関わらず、誰もそのシートを買うことができなかった。
 航空会社の係員によれば、大統領が誰からも邪魔されないように
 全シートのチケットを買ったということだった」。


念のために書いておきますと、ファーストクラスじゃなくてビジネスクラス。
グアテマラ-ロサンゼルス間ではファーストがなくてビジネスシートのみのことがほとんど。
ちなみにこの便のビジネスシートは全部で26席。
それを全部独り占めですよ!!!


さすがに貧しい者の味方はやることが違うわい。
そして大統領の随行員は皆エコノミークラスに乗ったんだとか。
ついでにロサンゼルスから成田までは今度こそファーストを買い占めたんでしょうね・・・。
(誰か乗っていた方いらっしゃったら教えて!!!)


と感心していたら、グアテマラ時間の昨夜放送されたらしい
日本からの生放送の「大統領執務室」という番組の冒頭で
「あの新聞に書かれていたことは嘘だ!
 ワシが乗ったのはファーストじゃなくて・・・。ビジネスだ!!
 でもワシは誰にも邪魔されたくないから、
 随行員にもエコノミーに乗ってもらったんだよ!!プンプン!!!」
とパカヤ火山も真っ青になるくらい、頭から湯気が出ておられました。


なるほど、お怒りごもっとも。
ファーストじゃなくてビジネスだってわけだから、そりゃ間違っとる。
まったくもう最近の新聞は、裏づけも取らないのか・・・!


あれ?でもちょっと待って。
全シート買ったのは本当・・・・・・。


あほか。


【参考】
10月21日付エル・ペルオディコ
10月22日付エル・ペリオディコ
大統領執務室サイト掲載のビデオ


[ 2010/10/22 23:56 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

発砲事件の被害者 

ディオニシオ・グティエレスの話の続きを書く前に
今日目に留まったこんな記事をご紹介しておきます。


今月16日の未明に10区の通称ソナ・ビバ、
グアテマラ随一の高級ホテルやレストランやクラブ等が並ぶ付近で
タコスのレストランに数人が発砲、3人が死亡、8人が負傷する事件がありました。
事件の一報を伝える記事はこちら


このなくなった3人の内1人は、
そんな時間にも路上でキャンディー等を売っていたという15歳の少女。
彼女は7歳の妹と一緒にいたのですが、
妹の方は怪我も大したことはなく、2日後に退院したそうです。


実はこの付近には未成年の子供達が夜遅くまで働いているのだとか。
この記事を書いた記者は実際にこの地区を通っているのですが
7~15歳位の子が少なくとも15人はいたとか。
売っているのは携帯電話のアクセサリーであったり
オレンジだったり、タバコだったり、キャンディーだったり。
そしてこういう子供達は大抵明け方2時頃まで仕事をしているのだそうです。


8歳のホセと7歳のミゲル兄弟は週に1回グアテマラ風な菓子を売りに来ているのだとか。
両親は夜間は仕事をさせないけれど、それでも売上げは1日Q50程度。
ちゃんと学校には行ってるけれど、自分たちの名字はわからないとか(笑)。


ちなみにグアテマラでは、正式に雇用契約ができるのは15歳から。
そういう事情もあって、15歳以下の子供達が売り子さんをしていることが多いのだと思うのですが。
子供がよくやる仕事には他に靴磨きや物乞いがあります。


児童保護局によれば、グアテマラでは未成年約90万人が何らかの仕事をしており
その内5~13歳が半数の45万人。
働く子供達の10人に7人が男子だそうです。


親ではなく子供が仕事をするのは
親が他の仕事を持っているケースもあるのでしょうが
子供の方が同情を引きやすい=お金を稼ぎやすい、だからだと思います。
比較的安全だと思われていたソナ・ビバですらこんな事件が起こり
子供が巻き込まれて死亡する。


何とも残酷な話です。


ちなみに・・・。
事件の容疑者として2人が逮捕されています。
犯人の1人は「(被害者の一人に)兄弟を殺された仕返し」と言ったそうですが
そんな人物がM16とか軽機関銃みたいな武器を持ってレストラン目掛けて発砲するかぁ~?
と思っていたら、やっぱりそれに該当する兄弟は存在しないことが明らかになったそうです。


多分、麻薬絡みの事件なんでしょうが、真相は闇の中。
亡くなられた方々は本当にお気の毒としか言う言葉がありません。


同じ年頃の子供を持つ親として、辛くなる記事でありました。


[ 2010/10/21 23:59 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

グティエレスの辞去 その2 

ディオニシオ・グティエレスが番組降板を発表する以前にこんな出来事がありました。


10月7日、前コロンビア大統領のアルバロ・ウリベを迎えて
ENADE(エナデ:Encuentro Nacional de Empresarios:全国経営者会議)が開催された時のこと。
この会議の主催はFUNDESA(フンデサ:Fundación para el Desarrollo de Guatemala:グアテマラの発展のための財団)、
FUNDESAは経営者らが中心となっている財団で、
グアテマラの発展のために長期的視点でいろんな分野からアイディアを出し、
何かやりましょうね、ってところみたいです。


ENADEは毎年一回催している年次総会のようなもので
今年のテーマは「貧困削減」。
トリのウリベ前大統領にも、コロンビアがいかに貧困を削減したかという話をしてもらったようですが
問題になったのはウリベさんの前の前にあった
「FUNDESAの提案に対するコメント」というタイトルのパネル討論会。
討論会の司会を務めたのがディオニシオ・グティエレスでした。


はあ、長かったですね、前置き。
というか、たったこれだけのこと調べるのに時間がかかった・・・。


この会合、閉会の辞を述べるのは大統領の予定になっておりまして、
その場には大統領夫妻がいたわけですが、
グティエレス、この大統領夫妻への配慮が欠ける発言を行ったとか。
そのため大統領夫妻は立ち去り、
グティエレスはパネラーからも批判され、
おまけにその夜のニュース(政権寄りのVHF局ですが)では
「彼は自分自身以外の誰にも敬意を示さない」という大統領の批判が流される始末。


それだけじゃどうやら気が治まらなかったらしい大統領、
その後もラジオ番組の中でグティエレスのこと&行動について
「残念だ」「相手への敬意が足りない」「明らかに間違っとる」と、繰り返し。


グティエレスが実際に何を言ったのか、私は知りませんが
この場合、非は確かにグティエレスにあるのでしょう。


彼が司会を務めるLibre Encuentroの中でも、
グティエレスが相手の発言を遮り、
自分の意見を押し付けようとする姿が見らることが多々。
どちらかというとグティエレスのショーと化している回もあったりして、
見ていると鼻につくこともあったのですよね。


まあそんなこともあって、以前から密かにあった
大統領夫妻とグティエレスの対立というのを
表ざたにしたのがこの会合だった、というわけなのですが。


私的に思うのは、グティエレスの発言はわざとだったのではないか、ということ。
グティエレスってエゴの大きさではグアテマラ随一とも言われますが、
反面計算高いし賢い人ですからね。
何の計算もなく、その時の気分で発言するとは思えないので。


大統領夫妻を怒らせる発言をわざとし、
その上で「中傷や殺人の脅迫が増えてきた」と言えば
大統領夫妻からの嫌がらせが増えているんだと暗に示すことができる。
(事実かどうかはともかく、ですよ)


一方で大統領側もグティエレスのことを以前から敵視していたのもまた事実。
という話はまた次回書くことにします、多分。



[ 2010/10/20 21:53 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

グティエレスの辞去 その1 

土曜日の午前2時という時間にグアテマラシティでも一番の繁華街、
高級ホテルやレストラン等が立ち並ぶ地区で
レストランの外から中に向けて数人がAK47やら機関銃やらを発砲、
3人が亡くなり、8人が負傷したという事件があって
やっぱりこの国はどこもかしこも危ないのだね・・・と再認識したわけですが。


確かにこれも愕然とする事件ではあったのですが
私としてはディオニシオ・グティエレスという大金持ちが
自分が司会する討論番組の司会も下りて、
国外へ活躍の場を求めることに決めたという話の方がインパクトが高かったのでありました。


ひょっとして、暴力事件に慣れすぎなせいかもしれませんけれどね・・・、
でもディオニシオ・グティエレスと言えば、
国民の味!であるフライドチキンチェーン店のポーヨ・カンペロの創業家として有名ですが、
それのみならず、養鶏、養豚、製粉、製麺、製菓といった鶏周りの会社も持っていれば
不動産及び住宅建設やらビル建設もやるし、
水力発電プロジェクトにも携わり、
稼いだ金は自前の銀行でコロコロ転がすという多角経営ぶり。
もちろんグアテマラ国内だけではなくて、例えばポーヨ・カンペロは現在国外12カ国に店舗を構えており
ラテンアメリカ最大のファーストフードチェーンとなっています。


もっとも今日は会社の話を長々するつもりはないので、
同社について詳しくお知りになりたい方は
Corporación multi inversionesのサイトをご覧下さい(英語 スペイン語)。
ポヨカンことポーヨ・カンペロのサイトはこちら
どなたか、日本でもフランチャイズしません?


先ほども書いた通り、リーブレ・エンクエントロ(Libre Encuentro)という討論会の司会もしておりました。
この番組、政治、経済、文化、国際問題等、とにかくありとあらゆるテーマを扱っていました。
私も時々見ましたが・・・・・・、熱心な視聴者とは言えなかったな。
時事なんかはなかなか興味深いことが多かったのですが、
ただ言いっ放しの討論会なので、参考にはなってもそれ以上にならないというか・・・。


ま、そのグティエレスがある日突然番組を降板して国外へ行くと発表しちゃうのだからびっくりです。
一応理由は「国外でのビジネス及び学術面での義務、国内での嫌がらせや殺人予告の増加」。
この番組、どうやら18年くらい続いていたらしいのですが、
まさかこんな形でグティエレスが降板するとは。


番組そのものは、グティエレスと政治のテーマを抜きにして続けるそうですが、
そういう話はまた明日(か明後日頃)にするとして、
今日はそのグティエレス降板を告げる10月17日の放送のビデオのリンクを貼り付けておしまいにします。
降板の理由を告げる「グティエレスのレター」がナレーションで読み上げられておりますが、
この文章、うまいなー、と思っちゃいました。
要旨のはっきりした、でもしゃちほこばらないスペイン語。
なかなかこんなスペイン語の文章、お目にかからないです。
気が向いたら邦訳つけるかもしれませんが・・・、あまり期待しないで頂けると嬉しいかも・・・。
Videoと書かれているところ、始まらないようならスタートボタンをクリックしてみてくださいね。



[ 2010/10/18 22:34 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

コロン大統領訪日 

グアテマラのアルバロ・コロン大統領が
10月21日から23日にかけて日本を公式訪問することが発表されたので
簡単にまとめてみようかな、と。


ちなみに最近の大統領は日本を訪問してエンジョをゲットしてくるのが習慣となりつつあるようで
先代のオスカル・ベルシェ、先々代のアルフォンポ・ポルティーヨに続き
公式訪問はこれで3人目。
グアテマラを出発するのは19日で、帰って来るのは24日となります。


日程は次の通り。
21日:企業との会合(経団連ですかね?)、
衆議院議長との会合、Jetro理事長との会合、
そして国連大学での講演!
テーマは「気候変動とマヤのビジョン」。
一国の大統領の講演のテーマとしてはどうなのよ、
てな話はともかく、この方、一応マヤの司祭ですから
多分それなりに内容のある話をして頂けるといいな・・・と。
滑舌が悪いというか、鼻に声がかかるタイプなので、聞き取りにくいですけれど。
時間は18時、東京の国連大学本部にて、聴講希望者はこちらから申し込み可能。


加えて、どうやらネットでも視聴可能らしい。
興味のある方はこちらを覗いて見て下さいね。


その後、デジタル放送の施設を訪問し、
そこからグアテマラ向けの番組「大統領執務室」を放送。
この番組、今はテレビとラジオの二本立てなんですよね。
こういうところに使う金は全然削らないから・・・。


さて、翌22日。
国際協力銀行及びJICAとの会合。
この日は天皇陛下との会食及び菅首相との会談もセットされており、
この訪問のメインイベントである円借款の交換公文への署名も行われるはず。


円借款の金額は$1.2億で7年間は返済免除、
その後年利1.40%で18年間に渡って返済することになっています。
返せるんだか・・・・・・。


この資金は主に北部のキチェー、アルタ・ベラパス付近の街道の整備工事に充当される予定で
総工事距離は175.9kmとか。
今年の多雨により影響を受けたので再整備が必要、ってのがタテマエなんだけれど
ここって、そうじゃなくても整備必要じゃありませんでしたっけ?
ま、いいけどね、別に。整備が必要なのは事実だから。


まあそれとは別に、グアテマラから日本への輸出促進に関しても期待が込められています。
特に日本人は上質のコーヒー好きだしね・・・、
でも今年は多分コーヒーは不作なのではないかという気がするので
タイミングとしてはあんまり良くないかもしれないけれど。


23日は特に公式行事は入っていないようで、
お買い物したり何だりして、時間になったら出発、かな。


日本でニュースになるかどうかははなはだ不明ではありますが、
もし目に留まることなどありましたら、教えてくださいね~!



[ 2010/10/16 23:26 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

家族との再会 

チリの落盤事故で生存者33人が救出されたのはとても素晴らしい話なのですが
メディアの取り上げ方はちょっとやり過ぎでは?という気も。
チリの大統領もやり過ぎだよね(笑)
33人の救出のために、他のチリ人を疎かにしちゃまずいんじゃ、
とか思っちゃうのは私の心が狭いからなのかもしれないけれど・・・。


何にしろメディアチックな事件ではあったな、とは思います。


個人的にはカプセルで救出されるのを今か今かと待つ家族の表情に惹かれました。
こういう表情見たことあるな・・・。
アウロラ空港で時折見かける表情。


グアテマラからは多くの人がアメリカに移住しています。
飛行機で帰国するのは合法滞在組。
大抵の場合、アメリカで仕事を得てグアテマラの家族に仕送りをしているという。
そういう人たちが1年に1度か、数年に1度か帰国するのが12月。
クリスマスと正月を故郷の家族の元で過ごし、
1月に再びアメリカへと戻って行きます。
次に会えるのは早くて1年後。


出稼ぎに行っている家族を出迎えるために
家族連れで空港に来ている人たちの表情に似ているな、って。



ちなみに・・・。
中米で一番アメリカへ移住している人が多い国はエルサルバドルです。
エルサルバドルは内戦時代大量に移住しており、
人口500万の国の100万人がアメリカに移住した・・・という話もありましたが
2000年のセンサスのデータでは802,743人となっています。
これでも十分多いか・・・。


その次に多いのがグアテマラで463,502人、
次いでホンジュラスの266,848人、
それからニカラグアが230,358人、
パナマは119,497人ですが
コスタリカとベリーズはデータなし。
多分、そんなにいないってことなんでしょうが・・・・・・。


ついでに書くと日本人は110 万人でメキシコ人は1838万人。
メキシコ人、多すぎでしょ。
グアテマラの人口より多い数が移住しているんだもんなー。


46万のグアテマラ人の内、クリスマスのために故郷に帰るのは何人なんだろう。
皆大きな荷物や電化製品(テレビが多かったり)を抱えて
いそいそと出迎えの人たちのところへと向うのですよね。
お陰でこの時期の飛行機に乗る合わせると、
荷物チェックが大変だったりするのですが(笑)


鉱山での労働もリスクが大きいでしょうが、そこはまだ祖国。
祖国を出てアメリカへ一稼ぎしようとする人たちは後を絶たないわけですが
合法で滞在している人はともかく、
借金をして旅費を作り、陸路北に向う人たちの多くは
不法入国でアメリカへ入ることを目論んでいます。


無事アメリカまで辿り着く人も実際にいるわけですが
そうでないケースもまた多々。
官憲に逮捕されて強制送還されるのはまだ良い方で
途中で行き倒れになったり病気になったり、
別の理由で途中の町にいつくことになったり、
酷い場合は道中で犯罪に巻き込まれて身ぐるみはがれるのみならず
殺されるケースもあったり・・・・・・。


うまく行かなかった場合の話があまり大っぴらでは語られないだけに
アメリカンドリームを夢見て旅立つ人は後を絶ちません。
そういう人たちが、せめて無事家族と再会できることができれば良いけれど。
ちょっとしみじみ考えてしまった日でもありました。


何と言っても、私も移民だしね(笑)


[ 2010/10/13 11:57 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

ある発砲事件 

何だかとってもグアテマラらしい。
と思った事件があったので紹介してみます。


10月10日日曜日の夕方頃、
グアテマラシティの7区にあるガレリアス・プリマというモールで発砲事件があり
一人が死亡したという速報が流れてきました。


何故か今年はモールでの発砲事件が続いており、これで4件目。
この中には独立記念日に、麻薬組織が警察と大銃撃戦を行ったという事件も含まれており、
それ以降、どのモールも警備を強化しているような気配があるのですが
そんな中で起こった事件でした。


新聞記事を引用してみます。

検察庁の警備員オブドゥリオ・エギサバルは、
7区のガレリアス・プリマの駐車場で頭部に銃弾を受けて死亡した。


(事件を担当した)警察庁第14署の当番オペレーターは
被害者はトヨタのピックアップトラックに乗っており、
モールの警備員ラミロ・ゴメス・マテオ(35)と口論の末、
ゴメスが被害者に発砲したようだ、と説明した。


「パトカーが現場に到着した時、ゴメス・マテオは自分がやったと認めて自首した。
 被害者がショットガンを奪おうとしたので発砲したと言っている」
と警察庁の電話オペレーター。


エギサバルは検察庁の私設秘書官サムエル・ガルシアのボディーガード兼運転手であった。
当日、ガルシアはレストランで食事をしており、食事から戻って来たところで
エギサバルが車の中で死亡しているのを見つけたのである。


証人らは、ゴメスがエギサバルにその場所には駐車できないと言ったところ
エギサバルは相手を罵り、警備員が携帯している12口径のショットガンを奪おうとした。
ゴメスによると、エギサバルが駐車した場所は店舗専用の場所であったとのことである。


あまりにもありそうな話過ぎてうんざりするのが
「自分のものでもない権威を笠に着るばか者」と
「ちょっとしたことですぐに発砲する、銃の取り扱いを知らない警備員」の組み合わせ。


どちらも良くあるタイプです。
すぐに発砲する警備員は、本当はいちゃいけないんでしょうけれど
最近モールでの発砲事件が増えていることを考えれば
神経過敏になっているだろうな~、ということはとりあえず理解できるし
同情の余地はあるのかも。
逃げずに自首したというのは、これは非常に珍しいケースです。
普通はこういう時、一目散に逃げ出しますもん、大抵の事件では。


一方のバカ男。こちらは処置なし。
撃たれて亡くなったことには同情しますが
どうも自分のまいた種でしょ、って気がしてなりません。
警備員がダメだって言ってる場所に、なんで駐車すんだ。
大体、専用駐車場なら、元々そう書かれているはずで、
確信犯だったと思われるんですよね。
運転手としてずっと車には乗っているわけで、
「車が来たらどかすから」とか言ったのかもしれないけれど
まずは皆さん、マナーを守りましょう。


ちょっと違うケースですけれど、やっぱり時々あるのが
男女のカップルが一緒にいるところに、別の男性が女性に色目を使い
一緒にいた男性の方が腹を立てて喧嘩になるケース。
稀にいきなり発砲するトンデモ男もいたりするので、
男性諸氏はグアテマラ美女がいたとしても、
むやみやたらとピロポ(くどき文句)を言ったり、色目を使ってはいけないのであります。
くれぐれもご用心。


事件の概要はそんな感じでなんともやりきれないものなのですが
更に不思議さをかもし出しているのが、この事件が大手紙では扱われていないこと。
だってこれ、検察庁の職員が被害者という、結構気になる事件ですよ。
テレビのニュースは見逃したので取り扱っていたかどうかは不明ですが
多分大手のローカル局はやってないんじゃないですかね。


モールで事件が起こると、モール側が口封じすることももちろんあるわけですが
今回の事件では検察庁側が表に出したがらなかったのではないかという気がします。


その証拠に、情報元が「警察の電話オペレーター」って!
こんなの見たの初めてですよ。
普通ならナントカさんという警察官からの情報ですとか、
そういう風に書かれていたと思うのですが、電話オペレーター!!!
110番のオペレーターなのか、警察署の電話オペレーターなのか、
その辺りは不明ながら、やっぱり不自然であること極まりない。


単純な事件のように見えるのに一体何がどうなっているのやら。
グアテマラ風な混沌はこんなところにもやっぱりあるのですよね・・・。



[ 2010/10/11 23:34 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

民族の日(続き) 

昨日は一覧表を作ったところで力尽きたので(笑)、
簡単にコメントを加えることにします。
それによく見るとアルゼンチンがない・・・。これも付け加えておきました。


1492年8月3日、スペインのアンダルシア州にあるパロス港を出港したコロンブス一行が
現在の西インド諸島バハマにあるサン・サルバドル島を見つけたのが10月11日。
翌日サン・サルバドル島に上陸し、とっとと占領してしまったのでありました。
(別の島だったという説もあるようですが、今のところこれが通説)


面積は175平方キロの小さな島には、もちろん先住民が住んでいたわけですが
後にスペイン人に殺されたり、スペイン人が持ち込んだ病気で亡くなったり、
あるいは奴隷として強制労働につかされたり・・・、
それは植民地となったあらゆる場所で見られたのと同じ風景ではあるのですが、
バハマでは先住民はスペイン人の侵略以降死に絶えてしまっています。


アメリカ大陸の先住民の苦難の歴史が
スペイン人の侵略に端を発するものであるというのは疑いのない事実。
だからこそ、各国がこの日を祝日にしているのかどうかに興味を持ったわけです。


元々はDía de la Raza、民族の日と呼ばれることが多かったこの日が
結構いろいろと名前を変えているというのもおもしろいですよね。
ベネズエラは数年前に「先住民の抵抗の日」と名前を変えたようで、
いかにもチャベスらしくて喧嘩売ってるんですか、という感じですが
ま、気持ちはわかる(笑)。


傾向としては、オランダ領やフランス領だったところは完全無視。
ポルトガル領は・・・、ブラジルだけですか?
微妙なのがイギリス領やスペイン領。


カリブではイギリス領だったアメリカ領の2カ国が祝日扱いというのもおもしろい。
それ以外ではコロンブスが最初に到達したバハマ諸島の2カ国が祝日。
バハマは英連邦に属しており、タークス・カイコスはイギリスの海外領土。
バハマの先住民が生きていたら何て言うだろう、ってちょっと思います。


南米はチリ、ウルグアイ、アルゼンチンと、白人系の多い国家と
先住民の少ないコロンビア、ベネズエラの2カ国が祝日にしておりますが、
ベネズエラの立ち位置の違いがはっきりですよね。


中米も白人系の多いコスタリカと先住民の少ないホンジュラス。
しかしコスタリカの「文化の遭遇した日」という言い方は嫌らしいなぁ~。
ベリーズはイギリス領だったわけですが、そうか、祝うのか。
グアテマラへの嫌がらせかも知れぬ(笑)。


人口の約半分が先住民のグアテマラは祝日にはなっていませんが
先住民が一同に会して記念行事を行う日となっています。
マヤ系だけではなく、他の民族の人たちも参加して
マヤの礼拝を行い、平和を祈る。


グアテマラでは民族問題は余りにも根が深いので
先住民とラディーノがお互いに理解し合い、尊重しあうのは
当分は無理ではないかしら・・・と私なんかは思うわけですが
この民族の日、そういう問題をあらためて考えるきっかけにはなったかも。
私にとっては、ですけれどね。


でもできれば祝日にしてほしい・・・・・・(心のつぶやき)


[ 2010/10/10 21:06 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

民族の日 

先日、こんなツイートがツイッターに流れてきたのが目に留まりました。

12日が祝日のスペイン。月曜日は平日なれど、学校は休み。4連休也。less than a minute ago via web



ツイート主はスペインのバルセロナ在住の方。
10月12日と言えば、1942年のこの日にコロンブスが新大陸を「発見」した日で
当地でも一応民族の日という記念日となっております。
ひょっとして宗主国だったスペインでもそれを祝うのかしら?と思って尋ねてみたところ、

@xiroro Día de la Hispanidadです。コロンブスがアメリカ発見の日で、スペイン民族の日です。http://bit.ly/9xhScLless than a minute ago via web



というお返事を頂きました。


Hispanidad(イスパニダー)というのは20世紀に作られた言葉で、
元々はラテンアメリカ諸国がスペインからの独立100周年を祝ったのに対し、
それらの国々を繋げる絆としてスペイン系の人たちが言い出したもののようです。
一般にはスペイン語を話すスペイン文化圏の人たち、という意味で使われており、
スペイン本国とアメリカのスペイン語圏、アフリカのスペイン語圏を指すのだとか。


グアテマラでは10月12日は民族の日(Día de la Raza)という記念日になっていて
銀行休業日ではあるのですが、国の祝日にはなっていません。
一方で、アメリカはこの日をコロンブス・デイとして祝日にするのはまた有名なところ。
加えてメキシコは国の祝日ではないけれど、場所によっては祝日扱いとかいう話を聞き、
一体アメリカ大陸及びカリブ海では、
この日を祝日にする国ってどこなんだろう?という疑問がむくむく。
多分白人国が祝日にしているのではないかしらん・・・という気はするけれど。


何だか時間の無駄なような気もしたものの、調べてみました!
というわけでその結果をここに一挙掲載!!!


・・・っていうほどのものでもないですが。
参考にしたのはQ++Studioというサイト。
ここを参考にして、その後Wikipediaなどでも一応確認をしています。


北米
カナダなし
アメリカ12日 Columbus Day(第2月曜日が祝日)
メキシコなし
中米
ベリーズ11日 Pan American Day
グアテマラ12日 Día de la Raza(祝日ではないが銀行休業日)
エルサルバドルなし
ホンジュラス12日 Descubrimiento de América
ニカラグアなし
コスタリカ12日 Día del encuentro de las culturas
パナマなし
南米
コロンビア18日 Día de la Hispanidad
ベネズエラ12日 Día de la Resistencia Indígena
ガイアナなし
スリナムなし
フランス領ギアナなし
エクアドルなし
ペルーなし
ボリビアなし
チリ12日 Descubrimiento de Dos Mundos(至近の月曜日に移動)
ブラジルなし
パラグアイなし
ウルグアイ12日 Día de las Américas(至近の月曜日に移動)
アルゼンチン11日 Día de la Raza
バハマ諸島
バハマ12日 Discovery Day(第2月曜日?)
タークス・カイコス諸島12日 Columbus Day(第2月曜日?)
大アンティル諸島
キューバなし
ケイマン諸島なし
ジャマイカなし
ハイチなし
ドミニカ共和国なし
プエルトリコ12日 Columbus Day(第2月曜日)
小アンティル諸島
英領ヴァージン諸島なし
米領ヴァージン諸島12日 Columbus Day(第2月曜日?)
アンギラなし
セント・マーチンなし
セントクリストファー・ネイビスなし
アンティグア・バーブーダなし
モントセラトなし
蘭領アンティル諸島なし
アルーバなし
グアドループなし
ドミニカなし
マルティニークなし
セントルシアなし
バルバドスなし
セントビンセント・グレナディーンなし
グレナダなし
トリニダード・トバゴなし
大西洋
バミューダなし

Día del encuentro de las culturas: 2つの文化が遭遇した日
Descubrimiento de Dos Mundos: 二つの世界の発見
Día de la Resistencia Ingígena: 先住民の抵抗の日
Día de las Américas: アメリカ大陸の日



[ 2010/10/09 23:58 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

二輪車と四輪車 

先日、友人が車を運転していてバイクとの接触事故を起こした時のこと。


彼女は右車線に入ろうとしていたか、右折しようとしていたか、で
バイクはその後ろを左側から右側にすり抜け、
スピードを上げて車の脇を走り抜けようとして接触転倒。
友人の方はウィンカーも出していたし、バイクの前にいた。


バイクの方は二人乗り(これ、首都圏では交通違反ですよ)。
しかも、後ろに乗せていたのは5歳くらいの子供だったとか。
子供はヘルメットをかぶっていたけれど、
運転していた男性はノーヘルで、転倒した拍子に頭をぶつけて切り傷。
子供の方は怪我がなかったそうです。


友人は車両保険に入っていたけれど、バイクの方は未加入。
保険会社に電話をかけると「担当者が到着するまで30分位かかる」と言われたとか。
その間に、交通警察はやってくるし、なぜか普通の警官までやって来た。
交通警察の方は遠巻きに見ていて介入せず。
一方、普通の警察の方は
「バイクの方が交通弱者だから、アンタが加害者だよ、
 話まとまらなかったらタイホだからね」って言われたとか。


ちょっと待って!
そりゃバイクは弱者かもしれないけれど、
100%彼女の責任なの~!?


そんな感じでかなり居たたまれない雰囲気になっていた時に
やっと保険会社の担当者が到着!
あ、その前にどうやら救急車も到着していたようです。


彼女は自分には非はない、とは思ったものの、
そんな風に警官に脅されるし、
相手はやはり怪我をしている、ということで
自分の保険で全てをカバーすることにしたそうです。


バイクの運転手の怪我の治療費(数針縫わなければ・・・ということらしい)、
バイクの修理費を保険で負担し、
自分の車のダメージは自力で負担する。
どういう内容の保険をかけていたのかは聞かなかったけれど、
そういうことにしたそうです。


保険会社からは査定担当者と弁護士が来てくれたそうで、
相手の男性が現金を欲しそうにしていたのに対しては
「それはできない」とはっきり通告、
現場で相手から「これこれこれは負担してもらうが、それ以上は請求しない」
という内容の書面にサインをもらって、やっと一件落着。


何とも・・・、運の悪い話だとしか思えません。
バイクってマナー悪いですしね。
渋滞の時でも車の間を縫って走り抜けるのは普通、
しかも並縫いとかジグザグならともかく、まつり縫いだったりしますからね!!
見えないところから一気に飛び出してくるので、マジ怖い・・・・・・。


しかも!その例の警官が言った通り、
バイクと四輪車の事故の場合、グアテマラでは100%四輪車が加害者と見なされるらしいと聞いて
またびっくり。


別の友人の話ですが、運転していた車に後ろからバイクが突っ込んできて追突、
そのバイク、なんと後ろのガラスに激突して割るという、
一体どういう運転をしていたんだか、全く不明な事故にあったことがあるんだそうです。


それなのに、彼女の方に責任があると見なされ、
車は警察が押収、彼女も危うく逮捕されそうになったものの
何とかそれを免れることができたとか・・・・・・。
車が帰ってくるまでに1ヵ月半かかったとかいう話。


ちょ、ちょ、ちょっと待って!!!
それって、バイクは自分の責任で事故っても損しないってこと?
保険なんか入ってる必要ないよね、そういうことだったら・・・。
どうりでバイクが無謀に突っ込んでくるわけだ~、とあらためて思ったのでありました。


怖い話です・・・・・・。
ただでさえバイクと言えば、「殺し屋の乗り物」という印象なのに。
もうホント、私が運転している時は、バイクに近づいてきて欲しくないです・・・・・・。


彼女の話、もう一つオチがあるのです。
事故処理ではかなり緊張していた彼女、
家に帰ってほっとしたところで、結婚指輪が無くなっているのに気がついたとか。
しかも、指輪をはめていた指には引っかき傷があるというおまけ付。


バイクの運転手か警官と握手した時に
引き抜かれたのかもしれない、って言ってました。
それ以外のアクセサリーをしていなかったのが不幸中の幸い?


加えて、その日は息子さんの誕生日で、そのための準備で外出していたのだとか。
帰宅後、息子さんから「僕の誕生日、さんざんだー!」
とか言われたそうですが、取りあえず問題は解決したし、
後は車を修理するのにいくらかかるかだわ、と彼女。


運の悪い出来事ではあったけれど、
それ以上酷くならなかったのは、運が良かったと言えるのかも。


明日は我が身かもしれないですからね・・・、
明日の朝は小僧の学校まで行ってこないといけないので、
ちょっと気をつけて運転して行きます。


家内安全、安全第一・・・・・・。
皆様も交通事故にはお気をつけて。


[ 2010/10/06 23:46 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

グアテマラのヒーローたち(トルトリックス編) 

グアテマラの誇るジャンクフードにTortrix(トルトリックス)というのがあります。
コーンチップスに味をつけた物で、
何十年も前にとあるグアテマラ人が作り出したものらしいのだけれど、
やがてグアテマラ中に広まることとなり、
この成功に目をつけたアメリカ人が買収。
現在はFrito Lay(ポテチなど様々なスナックを作ってる会社)が
グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル用に製造販売を行っています。


このトルトリックス、毎度CMがユニークなことでも有名。
今日もテレビを見ていたらこんなCMが流れてきて、
小僧と一緒に爆笑。ってことで紹介しちゃいます。
これはHéroes Chapines(エロエス・チャピーネス、グアテマラのヒーロー)シリーズの一つで
今回のヒーローはArreglazapatos(アレグラサパートス、靴修理屋)。
お店を構えている人もいますが、
「アレグラサパートス!」と叫んで歩く行商タイプもあったりする、実在の職業ですよ。





ご覧の通り、サッカーの試合が行われています。
ファウルを受けて転倒した選手のシューズがぱっくり割れて使用不能・・・。
と思ったら、そこに登場するアレグラサパートのおじさん。


見事な手際であっという間に直すと、
Socala pues, colocho!(ソカラ プエス、コローチョ!)
と言ってシューズを渡し、試合再開。
いやこのセリフ、実は良くわからぬ。SocalaってのはSoccerとSacarをかけてるのかな。
Sacar(サカール)はボールを蹴り出すとか、スローインする時に使われる言葉で、
このシーンではフリーキックからプレーが再開されるところですしね。


でもcolochoって、えーと、巻き毛の人のことをコローチョって言うわけですが、
この選手、全然コローチョじゃないよね・・・?
いずれにしても、グアテマラとかこの周辺で使われる言葉のようで、
プエスを多用するのもやっぱりグアテマラだし、
この短いセンテンスが、実は結構チャピニスモ(グアテマラ風)に満ちていたり。


そしてそのトルトリックスを片手にした主審が英語訛りで
Que siga chamusca, mucha!(ケ シーガ チャムスカ、ムチャ!)


このスタジアム、場所はアメリカという設定のようですが、
トルトリックスを食べるとどうやら皆グアテマラ化してしまうらしくて、
他のCMでもいきなりスペイン語喋りだしたりとか、
グアテマラの歌を歌いだしたりとか、そういうのがあったのですよね。
そんなわけで、主審もいきなりチャピン風なスペイン語を話し出す。


chamuscaという言葉、どうやらこれはグアテマラくらいでしか使われてないようなのですが
子供達が路上でやってるようなサッカー、あれをchamuscaと呼びます。
皆がダンゴになってボールを追いかけてるような、レベルの低いサッカーのイメージ。
例えプロの試合であっても、
内容がないサッカーだったりするとチャムスカと呼ばれたり。


最後のムチャ!はmuchachoの略で、
形容詞の mucho/cha とは何の関係もありません。


そんなわけで、主審が一言
「チャムスカ続けて!」
と言った途端にフリーキックが決まって同点で試合終了。


同点ってところも微妙に笑えるんだけれど
こうしてアレグラサパートスのおじさんがヒーローになってしまいました、
めでたし、めでたし、という内容。


スペイン語がわかるとおもしろいんですけれどね、このトルトリックス・シリーズ。
「メキシコ人101人に聞きました」もナンセンスで超笑えます。



[ 2010/10/02 23:56 ] 雑談 | TB(0) | CM(4)

アメリカの謝罪 

今朝、RSSでこんなヘッドラインが飛んできました。
“Clinton se disculpa con Guatemala por infección de sífilis en los años 40”


「40年代の梅毒感染について、クリントンがグアテマラに謝罪」
はあ?と思うに十分なタイトルだったので、記事を見てみました。


「1946年から48年にかけて、アメリカがグアテマラで梅毒及び淋病の研究を行ったが、
 ペニシリンに病気の予防効果があるかどうかを調べるため、故意に病気に感染させたりした。
 これらの感染者がその後治癒したのかどうかは不明である。
 このような恐ろしい実験が行われたことに深く遺憾の意を示すとともに
 実験により被害を受けた方々に謝罪を申し上げる」
というような内容でした。


これはグアテマラにとっては青天の霹靂。
いきなりアメリカから一方的に謝罪されたような感じで、びっくりですよ。
クリントン国務長官のステートメントが出された後で
初めてそんな恐ろしいことが行われていたのか・・・と、
政府も「遺憾の意」を表明するに至ったわけでありました。
これはタナボタと言った方が適切かしらん。


もっともこの人体実験の対象となったのは受刑者で
観察のために精神病院に強制入院させられたようですから、
外部には情報が漏れにくかったでしょうけれど。


この時代のグアテマラの大統領はフアン・ホセ・アレバロ。
そう、グアテマラの民主主義の訪れを告げた大統領だったのです。
第二次世界大戦が終わりを告げたその翌年に
なぜアメリカはグアテマラで人体実験を行ったのか。
それにはどうやらアメリカで医学を学び、当時グアテマラの保健部門の幹部であったらしい
フアン・フネスという人物が関与していたという話です。


そりゃ受刑者が対象なら、政府の関与も絶対にあったはずで、
グアテマラ政府としても、アメリカ政府を非難してればいいでしょ、
って問題でもないと思うんだけれど・・・、
とりあえず今日のところは被害者面しているグアテマラ政府。


今回は、アメリカのウェルズリー大学のスーザン・リバビー教授が
ピッツバーグ大の公文書館で偶然に実験の記録を発見したのが事の起こり。
リバビー教授は論文等でこの事実を発表、
それを受けて、事が大きくならない内にアメリカ政府が先手を取って謝罪した、という流れのようです。


というわけでオバマ大統領もコロン大統領に電話で謝罪、
事実の究明にあたることを約束したそうです。


実験の対象となった人は700人程度と言われていますが、
その人たちから第三者に感染している可能性も否定できず、
その頃の性病感染者の統計とかあったら見てみたいものですが
きっと存在していないんだろうな・・・・・・。


しかし、アメリカという国がこんなに迅速に謝罪を行うなんてちょっとびっくり。
まあ当事者が事実関係を良くわかっていない内に謝っちゃうのは
結構賢い方法かもしれないな・・・・・・とは思いましたが。


どこまで事実関係を明らかにできるのか、興味あり。


[ 2010/10/01 23:48 ] ニュース | TB(0) | CM(2)