カンクンでハリケーンに遭遇 

クリスマス、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家は少しばかり遠出をしてきまして、
そのお話なんかも書きたいのですが、溜まっている話があるのでまずはそちらから。


さて。カンクン行きの日程は11月6日から10日となっておりました。
しかし、その前々日くらいに入ってきたのがハリケーン情報。
今年はハリケーンのハズレの年で、ハリケーンの被害が少なめだったというのに、
よりにもよって私たちがカンクンに滞在している時に
ハリケーン・アイーダがユカタン半島を通過するだろうというニュース。


カンクンのハリケーンと言えば、
2005年にウィルマが大きな被害をもたらしたのを思い出すわけですが、
幸いアイーダはニカラグアではいささか被害を出したものの、
その後はそれほど大きくならず、また上陸することもなく、
カンクン辺りも実にのどかなものでありました。
(エルサルバドルでアイーダの影響を受けた低気圧による豪雨による洪水が起き、
 大きな被害を出してはいますが)


そうは言っても、観光客にとっては大問題。
だってカンクンって、太陽を浴びて海を満喫するために存在している場所だというのに
ハリケーンなんかじゃあ台無しじゃあありませんか。
そうは言っても天気をどうこうする力があるわけじゃなし、
こうなったらハリケーン見物だ!てなわけで出かけたのでありました。


カンクンの空港に着いた時はハリケーンの影響とかまだ感じなかったのですが
ホテルの前でタクシーから降りると、猛烈な強風がびゅーーーーーっ!!!!
ああ、やっぱりハリケーンが近づいているのだなぁ、とまずここで実感。


そんな11月6日の海はこんな感じでした。



空にはどんよーり低気圧雲。
折角のエメラルドグリーンの海が台無し・・・。
風は強いものの波はまだそれほど高くなっておらず、
海に少し入って遊んでいる人たちも(含、小僧)。
さすがに泳ぐには波が荒いので、ちゃぷちゃぷする程度ですけれど。


2日目の7日。風がさらに強くなり、時折雨。

DSCN1795.jpg

空は前日のどんよりとは一転、雲がもくもくと立ち込め、
ものすごい勢いで流れておりました。
波は荒れてきているものの、カンクンのホテルゾーンの狭い砂浜にはまだ降りれる程度。
雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりで、外出しようにも思うにまかせず。
一日ホテルに缶詰ながら、小僧はプールで泳いでみたり、
ビーチサイドで荒れる海を眺めながらチーズケーキなどを食してみたり。
ビーチサイドは波しぶきがものすごくって
風に煽られてホテルのプール辺りまで細かいしぶきが飛んでくることも。


3日目の8日。正午頃、カンクン沖をアイーダが通過。

DSCN1819.jpg

アタリマエかもしれないけれど、この日の朝方が一番天気が悪かったです。
そんなわけで海の方も延々と白い波が続く状態。
この空のどんより加減、海の波の荒々しさ、
冬の日本海を彷彿とさせるものがあるのですが、
日本海が強烈に冷たい季節風を受けて荒れるのに対して、
カリブの海は暖かい風が強烈に吹きぬけるのでありまして、
私的にはミスマッチ感が満載です。


でも、冬の日本海じゃあ、荒れる海の前に立って写真を何枚も撮るなんて悠長なことはできませんが
ここならずーーーっと立って荒れる海を眺めていても飽きないですねぇ。
てなわけで、この旅行で一番多かったのが海の写真だったりするのであります。


午後は風も雨も治まりました。やっと外出。


4日目、9日。空には愛しの太陽が

DSCN1865.jpg

ハリケーン一過の快晴。
でもハリケーンが通り過ぎても、波はなかなか治まらないんですよねぇ。
砂浜一杯、ホテルから砂浜に下りる階段のところまで波が押し寄せてくるし、
その激しさは相変わらずだし、とても海水浴てな感じじゃありませんな。
それでもやっとこさプールサイドに寝そべって太陽を浴びれる、てなわけで
イグアナ状態の観光客がゴロゴロ。
私も最初の頃はゴロゴロ派だったのですが、
誘惑に勝てずにプールに入ってしまったのでありました。
抜糸まだなんだけれど・・・、お風呂入っていいんだからいいよね。ははは。


最終日の10日は快晴

DSCN1956.jpg

かなり静かになってきたとはいうものの、海はまだ治まりきらず。
砂浜に下りることができなかったのがちと残念。
ホテルを10時半頃に引き払う予定だったのですが、
泳ぎ足りない小僧はこの期に及んでもまだプールでちゃぷちゃぷやりたいとかで
朝からつき合わされましたよ・・・。


カンクンでハリケーンに遭遇するなんて、残念には違いないのですが、
こうしてハリケーンの海をじっくり観察する機会なんて
多分二度とないでしょうから、案外幸運だったのかも!?


と最後に負け惜しみをして、今日は終わることにします。



[ 2009/12/27 23:44 ] 旅行記 | TB(0) | CM(0)

退院と職場復帰 

実は先週末にニンテンドーDS用の
ゼルダの伝説というゲームの最新作「大地の汽笛」をゲットしまして、
親子ではまっています。


アメリカが先行発売だと聞いていたのですが、
どうやらラテンアメリカ向けも同じ頃に発売されたらしく、
お店で買った時には「すごい人気で、もう在庫がなくなりそう」てな話でした。
パッケージは全て英語なので、「ひょっとして英語版かも?」と思ったのですが、
なんのことなくスペイン語版。せめてそうパッケージに書いてくれれば良いのに・・・。
ちなみに日本発売は12月23日だとかいう話です。


更新が遅れているのはそんな次第でして、健康とは関係ありません。
いや、目がショボショボして肩が凝るので不健康なことは間違いないですけれど。


さて、手術後(ってもう2ヶ月近く前の話を何で今頃してるんでしょうね、私)3日目からは
もう痛みもほとんどなくて、本を読んだり音楽を聴いたりテレビを見たり。
3日で退院できるかなぁ~、と思っていたのですが、
朝回診に来た先生に「もう1日様子をみて、明日退院ね」と軽く言われてちょっと肩透かし。


病院の方が体を休められるのはいいのですが、退屈ですもんねぇ~。
その日は午後来てくれた小僧と一緒に病室を出てフロアーを一周。
さすがに歩くのは結構大変で、ゆっくりゆっくり歩いたのですが、
狭い病棟を一回りした頃にはすっかりくたびれてしまってベッドによじ登り。


シャワーも何とか一人でできて、少しさっぱり。
こけたりしないかなぁ~、とちょっと心配だったのですが何ともなく。
ちなみに石鹸もシャンプーも、入院にもれなくついてきた入院キット(洗面用具とか)に入っておりました。
そんなわけで、入院する時は本当にパンツさえあれば良いかも。
さすがにインターネットは病室にはついていませんが、
クリニック棟にある喫茶店で使用することは可能。
ちと遠いので元気な患者さんしか行けないかもしれませんが。


体調が良くなってくると楽しみなのは食事ですが、
残念ながら病院の食事はどうにも味がなくって、
見た目は豪華でおいしそうなのですが、食べるのはなかなか大変なシロモノ。
昼のメニューは2種類あってどちらか選べます。
毎朝栄養士さんが注文を取りに来るのですが、
「韓国人は病院の食事は全然取らないで、自宅から持ってくるのよね。
 あなたもそうでしょ」とか言われてしまいました。
私はグアテマラ料理も好きですが、も少し味があると嬉しかったかも。


そうして4日目。今日こそ退院!と思っていたわけですが、
待てど暮らせどドクトーラが来ない。
私的には午前中の内にさっさと引き払うつもりでいたので
どうも落ち着かないんですよねぇ~。


やっとドクトーラが回診に来たのはもう11時くらい。
何でもその日も朝から手術があったのだそうで、
そういう事情であれば文句を言う筋合いはない私です。
産婦人科だと緊急の呼び出しを受けることもあるでしょうしね。


やっと退院の許可をもらって、意気揚々と洋服に着替え、
「退院手続きしたいんだけれど」と申し出たところ、
「保険の手続きにまだしばらくかかるからもう少し病室で待ってて」
てな話で、再度味のない食事を味わうこととなってしまいました。


まあでも、思ったより早く保険手続きが終わったようで、
1時にはもう会計を済ませてめでたく退院。
父が私の愛車で迎えに来てくれまして、こうして自宅に到着したのでありました。


その後は数日自宅でゴロゴロ、じゃなくて自宅療養をすること数日。
しかしこれにも数日で飽きてしまいまして、
手術から10日目には半日ながらも職場復帰。
まあもちろん、座って仕事できる環境にあることが大きいのでありまして、
まだそろりそろりと歩いているし、体力もあまりないのですが
ゴロゴロしているよりは、多少辛くても体動かす方が気持ちが前向きになりますよねぇ。
もっとも子宮筋腫の先輩たち(職場には同じ手術をした人が2人いたりして)には
「まだ体休めてないとダメでしょう~!!」と怒られましたが。


職場復帰を急いだのには実は理由がありまして、
その翌週、なんとカンクンに旅行する予定が入っていたのであります。
そう言えば退院する時、ドクトーラが
「抜糸は普通15日後なんだけれど、その頃旅行に行っているから帰って来てからね」
「あ、でも、先生、その頃は私が旅行に行ってます」
「じゃあ帰ってきてからか。どこに行くの?」
「カンクン」
「あら、私もカンクンよ。じゃあ向うで会ったら、そっちで抜歯しようか」
てな話をしておりましたが・・・。


そういう事情もあって、無理をしては本末転倒だけれど
なるべく体を動かしてならしておかないと・・・、という気持ちがあったのでした。
糸をつけたままカンクンに行くことになってしまったのは予想外でしたが。


私の記憶では、手術したのが20日の火曜日で職場復帰が29日の木曜日。
木、金と半日仕事をして、その翌週からは完全復帰。
月曜日からは車も自分で運転しての通勤です。
この頃は歩く時若干ゆっくりになってしまうこと、
笑ったりくしゃみをしたりするとちと痛いこと、
時々傷がかゆかったりすること、
お腹が張ること、以外は普段と変わらず。


個人的に一番辛かったのはただでさえ腫れているお腹に
ガスが溜まってまたパンパンになっていたこと。
入院してた頃からそうだったのですが、
筋腫があった頃よりもお腹が大きくなっていて、
筋腫さえ取ればお腹が小さくなる、と思い込んでいた私には
いささかショックでありました。


ガスが溜まらないようにする薬は処方してもらっていたので
一応飲んでいましたが、
ガスが溜まらなくなってきたな、と思ったのは
手術から2週間以上経ってからでした。


胃はどうもなかったのですが、腸が若干鈍くなったのか、
普段は快適なお通じの私なのですが、
いささか便秘気味にもなりました。


その頃処方されていた薬は痛み止め(痛くなかったので全然飲まなかったけれど)と
抗生剤とこのガス抜きの薬。
便秘気味だったのはひょっとしたら薬のせいだったかもしれません。


まあでも、社会復帰がスムーズにできたのはとっても有難い話ではありました。
そうして楽しみにしていたカンクン行きの日が近づいてきたのですが
今度はまた別の心配が・・・、てな話はまた次回。
さて、いつになることやら。



[ 2009/12/17 23:44 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

まとめてレスを 

今までコメントいただいていた皆さん、ごめんなさい。
遅くなりましたが、ここでまとめてレスをさせて頂くことに致します。


popoさん

いろいろとお心遣い頂きまして、ありがとうございます。
11月の半ばくらいからは、ほぼ手術前と同じような感じで生活できています。
体調そのものは以前より良いくらいで、
やっぱりそれほど実感していなかったとは言え、
以前は体にも負担がかかっていたのかもしれないですね。


すっきりしたところで今度は少しずつ体力づくりを始めているところです。


pescadorさん

小僧のブログもご愛読頂きまして、ありがとうございます!
退院後数日は家で大人しくしていましたので、
小僧も結構ゴキゲンな日々が続いていたのでありました。


今はまた、家で一人でお留守番の日々が続いていますから、
ブログも書き放題・・・てなわけではなくて、
あれもやりたい、これもやりたい、と
なかなかに充実した毎日?を送っているようです。


いのりさん

コメントをありがとうございます。
大腸の切り取りと子宮の摘出は同列には語れない、てか、
そりゃ大腸の方が術後も含めて大変でしょう~!
私くらいの年齢になると、子宮はない方がラクチンなくらいですし。


もっとも手術後というのは人によって差が大きいようで、
私の場合は手術後、比較的早い時間から動き始めたのが良かったらしく、
運も良かったと思いますが、今のところは超順調。


とは言え、かなり症状がひどかったのに子宮筋腫と気づかなかった私のことですから
超順調と思っていても実は違うとか・・・?
ありえそうでコワイ(笑)。


えーと、別途メールを送らせていただきますが、
こういう誰でも目にできるところにメールアドレスを載せると
スパムメール攻撃に遭うやもしれませんので、ご注意を。
可能であればメールアドレスの部分だけ消しておかれた方が良いかと思います。


亀さん

いえー、こちらこそご無沙汰しております。
ホント、おそろいでしたね(笑)。
他の友人も最近子宮筋腫と卵巣嚢腫の手術をしたそうで
近頃の流行ではないかと(笑)。
いや、マジメな話、子宮筋腫の人って統計で言われているよりも多いような気がします。


手術しなきゃダメ、って言われた時は「どうしよう」と思ったのですが、
家族やいろんな人のお陰を持ちまして、無事済ませることができました。
本当にありがたいことです。
手術後は傷が鬱陶しいとか、
ちょっと体力が落ちて疲れやすいかなぁ~、とか、
そういうことはあるのですが、でもそれ以外には何もないような。
体力が落ちているので運動を始めたら、
疲れて夜が持たない、ってのは別の話です。
生理がなくなって快適、ってのは本当に実感ですよねぇ~。
こんなことならもっと早く手術すれば良かった、とちとばかり後悔したり。


あと気になるのは、私のお腹はどこまで引っ込むのだろうか?ということ。
手術後は腫れてパンパンで、
さすがにそれは引いたものの、さて後はどこまで引っ込むのかしらん?
筋腫で太っていたのか、それとも中年太りなのか、
自分でもわからないだけに興味津々であったりします。


亀さんもお体大切に。
来年はワールドカップもあるから、病気になんかなってられませんもんねぇ。


muychinitaさん

コメントありがとうございます。
それにしても何というハンドルネーム。笑ってしまいました。


で、笑い事ではない話の方、クリニックの連絡先は次の通りです。

Dra. Blanca Rosa Salazar de Zamora
Tel: 2368-3642 / 43

Hospital Privado De Las Americasに付随するクリニック棟にあります。
(この病院、以前のHospital Bella Auroraって名前の方が良かったですよねぇ?)
要予約なのですが、予約が立て込んでいて、
アポが1週間以上先になる可能性がかなり大。
この時期、お医者さんたちもバケーションに入りますから、予約取るのは大変かも・・・。


また実際にアポを取ってクリニックに行っても、かなり待たされます。
1時間待ちなんていうのは短い方で、2時間くらい待つ覚悟が必要。
その代わりドクトーラは親切で、夜遅くなっても時間をかけて診療してくれます。
決定も早くて行動もきびきびしているので、
私的には相性の良いドクトーラだったと思います。


入院先の病院は改築したてですから新しくて快適です。
もっとも手術後はその快適さを満喫する余裕もないですけどね。


ついでにメールフォームを貼り付けましたので(右側のサイドバーの一番下、掲示板の下にあります)
その他、何かお知りになりたいことがありましたら、
メールフォームからでもご連絡くださいね。


            


上記にも書きましたが、新たにメールフォームを貼り付けましたので
ご用のある方はそちらからご連絡くださいませ。


それにしても本当に長い間、レスしないまま放ったらかしでごめんなさい。
反省してます、ハイ。


[ 2009/12/12 22:12 ] できごととか | TB(0) | CM(1)

手術の翌日 

すみません。
また時間があいてしまって、いろいろご心配をおかけしています。


体調は良いのですが、
今ちょうどいろいろと忙しい時期であることとか、
休暇で暇をもてあましている小僧の相手をしてるとヘロヘロになるとか、
ついでに最近は夜冷え込むのよね、とか、
まあそんな事情でどうも夜パソコンに向かう気力のない日々が続いております。


最近、体力が若干落ちてるような気がするのですが、
これが手術によるものなのか、年齢によるのもなのか、
はたまた両方に由来するものなのか、そのあたりはあまり深く追求しないことにして。


子宮筋腫があった頃は貧血気味だったこともあって運動なんかもあまりできなかったので
体もなまっているんでしょうね。
最近は少し体力づくりを始めたのですが、それも夜起きていられない理由の一つです。


と言い訳ばかりになってしまいましたが、コメントを頂きました皆さま。
遅まきながら今週末までにはレスをつけますので、今しばらくお待ちの程を


さて、また日があかない内&まだ物忘れしない内にの話の続きをさささっと書いてしまいます。


手術の翌日。
初日を担当してくれた看護師さんは24時間の勤務を終えて交代。
でも交代の時には2人の看護師さんが来て、「今から○○が担当だから」とちゃんと紹介。
看護師さんが24時間勤務だというのもちとびっくりですが
(夜はある程度仮眠を取ることができるのでしょうね)、
どうも私の印象では病棟に入院している患者さんよりも
日中勤務している看護師さんの数の方が多いような・・・。


もっともこの病院は3階と4階が病室のようですが、
私が見たのは3階だけなので、ひょっとしたら違うかも。
それでもやっぱり空いている病室が多かったのですよねぇ。


そんな話はともかく。
初日の看護師さんも2日目の看護師さんも、
明るくて親切で、顔を見ていると元気が出てくる人たちでした。


その日は朝8時過ぎくらいにドクトーラが回診に訪れ、
それまで傷口にあててあったガーゼを取ると消毒薬?を塗って絆創膏をペタリ。
「この絆創膏は抜糸まで取っちゃダメよ」といいながら
点滴(抗生剤の点滴だったと記憶)はもう続けなくても大丈夫、
正午になったらカテーテルを抜くようにとの指示を出してくれたのでした。


ちなみに切開したのは子宮の底にあたる辺りを横にざっくり。
傷の大きさは10センチくらいかな。
かなり下の方で、腹の筋肉を切っていませんから、回復も早いですよね。
これだけの大きさの切り目から筋腫付の子宮を取り出して、
その後を縫い合わせるのかぁ~、と自分の傷を見て感心できるようになるまでには
もうしばらくかかるわけですが。


痛みは若干あったのですが、思ったほど痛くなくて、
「痛かったらいつでも薬を頼みなさいね」とは言われたのですが
これくらいなら痛み止めなくても大丈夫かな、と楽観。


でもやっぱり、正午にカテーテルを抜いて、ベッドの上に起こしてもらった辺り、
早い話が体を動かし始めてからは痛みが強くなってきて、
一度ナースコールで看護師さん(この時は担当の看護師さんじゃない人が来た)に薬を頼んだのですが
「ドクトーラと連絡を取ってみるから」
と言ったっきり二度と私の病室へやってくることはなく。
その後しばらく経って担当の看護師さんが元気良く
「シャワーする~?」とやって来た時に涙目で
「痛いよぅぅぅぅ」と訴えてやっとこさ痛み止めをゲット。
もちろんシャワーなんてとんでもない。


トイレに行くのも結構大変でしたねぇ。
まず、体をうまく起こせないので、
ベッドの背を起こして(これは自分でスイッチを押せるのでいいんだけれど)
なんとかかんとか体をタテにする。
その後体をひねるのがどうもうまくできなくて、
一生懸命頭で考えながら、ベッドの手すりをつかんでよっこいしょっ!
と何とか腕の力をつかって体を自分の意志で動かします。
重たい脚も1本ずつ動かして何とか降りると、ヨタヨタとトイレへ。
トイレまでは普通なら5,6歩で行けるところを8歩くらいかけて何とか辿り着き、
用をすませてベッドに戻ると、今度はハテどうやってベッドに登ればいいんだろうかと思案投げ首。


一度はベッドの上に腰をかけることはできたものの、脚を上げられずに
ナースコールで看護師さんに来てもらったこともあったくらい・・・・・・。
その後、後ろ向きに腰をかけるのではなく、
前向きによじ登ればいいってことに気づきまして、
他人様の手を借りずにベッドによじのぼって
体を横たえることくらいはできるようになってちょっと感動。
ハイハイしてる子供が一人で立てるようになるのとはかなりレベルが違うけれど、
私的にはそれくらいのなんだか達成感があったのでありました。


それにしても、1日カテーテルをいれていただけなのに、
抜いた後もどうもすっきりしないで
しょっちゅうトイレに行きたくなるんですよねぇ。
無理しない程度に動いた方が治りが早いとも言いますし、
トイレに行く以外に大してすることもない私は、
その日の午後、何度もトイレと往復するという運動をして過ごしたのでありました。


今思い出しても、一番辛かったのはこの手術の翌日でしたねぇ。
起き上がった直後から吐き気がして、
ちょうど昼食の時間だったのですが、ほとんど食べられませんでした。
この昼食はもう流動食じゃなくて固形だけれど柔らかくて消化の良いものの詰め合わせ。
ベッドの上ではなくて、部屋にある椅子の上で食べれるようにセッティングしてもらったのですが、
その椅子まで数歩移動し、座るのが精一杯。


座って食事を目の前にした頃から吐き気がして、
その後も何度か吐き気があって、吐きそう!と思った瞬間もあったのですが、
実際に嘔吐しなかったのは不幸中の幸い。
吐いてたらもっと辛かったですよねぇ~、腹筋使うし。


痛み止めをもらっても、痛みがなくなる、という感じではなくて
痛みの余韻が残っている、というか痛みが響いているのが感じられる、というか、
やっぱりどうもすっきりしない感じ。


冷静に考えれば、お腹の中にも傷があるわけで、
そりゃあ傷まない方がおかしいんだけれど、
そんな中で私は良くトイレまでの往復を繰り返したよなぁ・・・、と
ちと自分で自分を褒めてやりたい気が。


夕食からはもう普通食。お腹は空いているんだけれど、
やっぱり傷むせいか食欲がなくて、少し食べてごちそうさま。


手術で体を切り開くってことは、やっぱり体にとってものすごい負担になることなのね、
と生まれて始めて体で実感して、
痛みとしつこい尿意の内に更けていったのが手術の翌日だったのでありました。



[ 2009/12/10 00:16 ] できごととか | TB(0) | CM(0)