北京オリンピックの選手団 

金曜日から月曜日までは、久しぶりに晴天の日が続いたのですが、
今日は午後少し雨が降っておりました。
これくらいならいいけれど。


さて、あまりに最近景気の悪いというか、
雨の話ばっかりだったので、今日は気分を変えて。


あと10日ほどで北京オリンピックが始まりますが、
グアテマラからももう選手の一部が現地入りしていたりします。
グアテマラからの選手団は11人12人。
ささやかな選手団ではありますが、グアテマラを代表する選手達を
今日は紹介してみようかなぁ~、と。

  • ケビン・コルドン(Kevin Cordón) - バドミントン
    開会式の旗手を務めるのがケビン・コルドン。
    世界ランキング50位を切っているグアテマラ期待の若手ですが、
    初戦となる二回戦で地元中国のバオ・チュンライ(Chunlai Bao)と対戦予定。
    このバオって、この大会の優勝候補の一人らしいです。ちょっと運悪かったかな・・・。


    実はケビン、ここでもお伝えした、大規模な崖崩れなどの災害が発生した
    サカパ県ラ・ウニオンの出身です。
    一時は参加を見合わせる、なんて話もありましたが、
    気を取り直して既に北京に向っております。
    地元の人たちのためにも、頑張ってくれ~。

  • アルフレッド・アレバロ(Alfredo Arévalo) - マラソン
    キチェー県ウスパンタン市出身、32歳。
    2008年5月カナダのオタワで開かれたマラソン大会で
    2時間13分20秒で走り、五輪への参加権をゲット。

  • アマド・ガルシア(Amado García) - マラソン
    バハ・ベラパス県サラマ市出身、30歳。
    グアテマラを代表するマラソン選手で、前回のアテネ大会にも出場している。

  • ルイス・ガルシア(Luis García) - 競歩
    2007年にリオ・デ・ジャネイロで行われたパナメリカン大会で
    男子50km競歩でオリンピック出場権をゲット。

  • エベリン・ヌニェス(Evelyn Núñez) - 競歩
    グアテマラ市出身の37歳!!
    それでも女子20km競歩のバリバリの第一人者で、
    2006年のイベロアメリカ大会で10km競歩で2位、
    同じ年の中米カリブ大会では20km競歩で2位に輝いてます。

  • エディー・バレンスエラ(Eddie Valenzuela) - ボクシング
    グアテマラ市出身の25歳。
    アテネ大会には惜しくも出場できなかったものの、
    北京大会出場を目指してひたすら努力を続けてきた。

  • フアン・アンドレス・ロドリゲス(Juan Andrés Rodríguez) - 乗馬
    この種目での出場は84年のロサンゼルス五輪以来なんだとか。
    愛馬のオレストゥス-VDL(Orestus-VDL)と共に
    現在ヨーロッパを転戦中で、そこから直に北京入りする予定。

  • ギセラ・モラレス(Gisela Morales) - 水泳
    前回アテネ大会では100mと200mの背泳に出場、
    アテネでは旗手を務めたのがギセラちゃんでした。
    アテネ大会の後、極度のスランプに陥り
    おまけに2006年には負傷もあって、1年以上水泳から遠ざかっていたのですが、
    今年5月に復帰。
    復帰後初戦で自己ベストもたたき出し、
    五輪チケットをかけた大会でも目標タイムを超えて北京行きをゲットしてます。
    今回も100mと200mの背泳に出場。

  • フアン・イグナシオ・メグリ(Juan Ignacio Maegli) - ヨット
    父のフアン・エストゥアルドもヨットで3度オリンピック出場してるヨット父子。
    2007年にはパンアメリカン大会でクリスティーナ・ギローラと共に
    ホビー・キャット16で優勝。
    その後レーザーにカテゴリーを変更し、
    今年2月にオーストラリアで行われた大会で五輪チケットをゲット。

  • リタ・サンス=アヘロ(Rita Sanz-Agero) - 近代五種
    選手団の最年少のリタは16歳。
    だけどおばあちゃんとおばさんが馬術で68年のメキシコ大会に、
    お母さんが近代五種でアテネ大会に出てるというオリンピック一家。
    いやでも、お母さんがアテネで娘が北京って、ちょっとすごすぎ。

  • フアン・カルロス・ロメロ(Juan Carlos Romero) - 射撃
    アテネには出場してないけれど、
    96年のアトランタ、00年のシドニーには出場しているベテランは44歳。
    お父さんとお兄さんもオリンピックに出場しており、
    一家合計では9回目の五輪出場になるんだとか。

    ロメロが出るのはスキート射撃。
    お皿をばんばん撃ちまくるやつで、
    2005年11月にプエルトリコで行われた米州選手権かな?で
    122枚の皿を打ち落として2位に入り、五輪出場を決めておりました。


というわけで、グアテマラの場合は
オリンピックも世襲制だということが明らか・・・
というか、お金のかかる種目は一部の人しかやらないし、
こういうことになるんだろうな・・・・・・。
外国人コーチつけてる人も多いしね。


それでもやっぱり個人競技ばかりで、
サッカーは後一息で出られるところだったんだけれどなーーー。
そしたら選手団も倍以上の人数になってたのに。


才能はあっても、なかなかそれを育てることができないのが
グアテマラのみならず、小国の残念なところではありますが、
その困難の乗り越えて北京に辿り着いた選手達、
ささやかながら応援したいと思っています。


【追記】
1人書きもらしておりました。
7月になってやっとこさ五輪出場が決まった人だったんですが。
ここに追記しておきます。

  • クリスティアン・ロペス(Christian Alberto Lopez) - 重量挙げ

    クラスは105kg級。
    ケツァルテナンゴはコアテペケ出身の24歳ですが、
    スナッチで157kg、ジャークで190kgという国内記録の持ち主。
    自分の体重よりも重い物を持ち上げるなんて、
    どうしたらできるんでしょうね?

    ロペスの場合、本当はオリンピックへの出場、
    残念ながらできなかった・・・・・・のですが、
    ブルガリアとギリシアの選手がドーピング違反で出場できなくなり、
    その代わりにロペスの元に招待状がやってきて
    「宝くじに当たったみたいだ~」と大喜びしてましたね、そう言えば。
    その幸運を生かして、頑張れ!




[ 2008/07/29 23:50 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

災害宣言 

雨季の晴れ間というのは、空気も澄んでまぶしいほどの青空が広がります。
そんな美しい一日だった昨日25日でしたが、
グアテマラシティーのゴミ埋立場ではまたしてもゴミ崩れが発生し、
死者・行方不明者が発生しております。
Prensa Libre(7月26日)


その前日には、先週崖崩れで被害があったばかりのサカパ県ラ・ウニオンで再び土砂崩れ。
グアランとラ・ウニオンを結ぶ幹線道路が土砂に埋まり、
救援物資を運んでいた小型トラックも立ち往生。
その辺りにはコーヒー農場もあったらしく、被害者もいるだろうとは言われていますが、
何分、救助活動すら覚束ない・・・。
Prensa Libre(7月24日)
Prensa Libre(7月25日)


付近の住民は避難所に移りました。
小僧の学校は、この付近の人たちと以前から交流活動をやっていたこともあって、
生徒達(というか親達に)援助物資の提供を呼びかけています。
いいけど・・・、届けられるのかしらん??


また河川の増水も危険なレベルに達してきており、
政府は本日26日、国内7県の23市について
「災害宣言(Estado de Calamidad)」を発令する模様。
いささか遅いんじゃないか・・・という気はしますが。


この宣言が出ると、災害対策として予算が割り当てられます。
問題はどこからお金を引っ張ってくるからしいですが・・・。
現在必要とされている金額はQ4000万。6億円くらいですか。


で、対象となるのは次の市。
アルタベラパス県
カアボン、チセク、パンソス、コバン

グアテマラ県
アマティトラン、チナウトラ、ビジャヌエバ、パレンシア、グアテマラ、サン・ミゲル・ペタパ

サカパ県
エスタンスエラ、グアラン、ラ・ウニオン、サカパ

ペテン県
サヤスチェ、ポプトゥン

イサバル県
リビングストン、モラレス、プエルト・バリオス、ロス・アマテス

ウエウエテナンゴ県
バリーヤス、ソロマ

キチェー県
イシュカン

今年の特徴は、太平洋側ではなく北部での降雨が多いこと。
グアテマラ県の状況はちょっと例外で、
ここは川の流れる低い土地や河川流域に住んでいる人が多いため。


さて、そんな中、アルタベラパスで
カアボン川に建設中の橋が落ちた、というニュースが。
この橋、カアボンとセナウを結ぶ道路に建設中なのですが。


こいつも増水か何かのせいか。と思ったら。


コンクリートを流し込む作業をしていた時に橋が突然落ちたそうで、
構造が橋自体の重みに耐えられなかったのが原因だとか。
建設中の作業員25人が橋とともに落下、1人が行方不明。
おいおいおい・・・。
Prensa Libre(7月25日)


以前も同じ事故が同じ建設現場で起こっています。
建設中の橋、橋脚間が200mくらいあるらしいですが、
その重みに耐えられないって、一体どういう設計をしとるんじゃ。
だから橋通るの怖いんだよな・・・・・・。




[ 2008/07/26 09:52 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

今日も雨 

先日は東部で崖崩れがありましたが、
国内のあちらこちらで崖崩れや浸水のニュースが続くようになってきました。
さすがにもう大地もこれ以上の水を受け止められなくなってきたのかも・・・。


そして今日は午後からの雨で、
グアテマラシティーから南へ向う幹線道路の橋が浸水。
数時間にわたってこの通りが不通となり、並行して南へ向う通りは崖崩れ。
帰宅ラッシュはものすごい大混乱であったようです。
皆さんお疲れ様。明日もがんばろー!

【追記】
実際に不通になったのは下り線ではなく上り線だったそうですが、
不通を心配した人たちが一斉に他の路線へ迂回したため、
この通り以外の通りが超渋滞したという話。
いや、ご苦労様です。




最近こればっかりですけれど、今日のお天気Google。
熱帯低気圧の子供が一杯。明日も雨か・・・・・・。


止まない雨と言うと、ガブリエル・ガルシア=マルケスの
百年の孤独を思い出してしまいます。
マコンドの雨はそれまでのマコンドの歴史をも押し流してしまうように
4年11ヶ月と2日間降り続くわけですが、
マコンドって、コロンビアのカリブ海に面した低地の町と想定されていて、
つまり、熱帯低地の町、なんですよね。


私のいるグアテマラシティーは高地なので、気候は若干違うわけですが、
いろんな色の雲が空に現れ、あっという間に空気の雰囲気が変わり、
遠くで雷が鳴り始め、やがて真っ暗になって豪雨となる、
そういう風景を眺めていると、マコンドっていう町が身近に感じられます。
雨が降り続くからではなくて、
物語の出来事が、実際にあってもおかしくはないような気がすると言うか。


実際、史実を元にして書かれた部分もあるわけですが、
個性的で変人の多いシュールなブエンディーア一家やその隣人達が
こういう空の下のどこかの町に実際に生きているんじゃないかと。
そのようにやはりシュールな雨季の雨の風景なわけですが、
雨なんてのは、2ヶ月も続けばもう十分。


これ以上被害が大きくならないことを祈るのみです。




[ 2008/07/24 23:20 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

猩紅熱 

今日のお昼前、仕事をしていたら携帯電話が。
小僧の学校からでした。


・・・経験のある方ならおわかりになると思うのですが、
学校からの電話って、まずどきっ!!とするんですよね。
大抵良い話ではなくて、
オタクの小僧君が○○しました系の悪い話だったりするもんですから。


なわけで、ドキドキしながら話を聞くと
「体にアレルギーのような発疹ができてる。
 早退させた方がいいというのなら、もうすぐ出るバスに乗せるけれど」。
はい。小僧の学校は低学年の子たちは午前中で授業おしまい、
小僧は既に毎日午後まで授業あり、で15時発のバスで下校。


まあ、バスの話はどうでもいいんですが、
小僧はありがたいことにアレルギーがない人なのでどうしたのかな・・・、
と思って私も仕事を早退することにして。


早退はいいんですけれど、タイミング良く土砂降りになってきました。
ちくしょー。


びしょ濡れになりながら小僧をピックアップして、一旦家へ。
着替えて、食事して、雨も小降りになってきたところで病院へ。
その結果、猩紅熱(Escarlatina)だったことが判明したのでした。


猩紅熱かぁ・・・。
ここ、結構多いんですよね、このヨウレン菌(Streptococcus pyogenes)の感染症。
あ、スペイン語ついてるのは私のメモだったりします。悪しからず。
多分学校で貰ってきたんだろうけれど、
週末風邪っぽかったのは、このせいだったのね。
てか、ヨウレン菌で風邪っぽかったことは今までにもあったけれど、
猩紅熱になったのは始めてだな~。


病院では、生まれて始めて採血をしてもらったのですが、
子供の採血って、手の甲の血管から取るのね。知らんかった・・・。
続いて、抗生物質をその採血した針(刺さったままだった)から入れるわけですが
点滴かと思ったら注射器での静脈内注射でございました。
これが小僧には痛かったらしく、
夜になってもまだいやな感じが残ってるようで心配でもあるのですが・・・。


我が家は幸いなことに、小僧もほとんど病気しない人で、
1度だけ10ヶ月の時に水疱瘡をやったことがあるくらい。
それでもって2度目は9歳と10ヶ月とちょっとで猩紅熱か・・・。
斑点系の病気専門だな、こいつ。
あ、中耳炎ってのもありましたけれどもね、そう言えば。
あれも今思えばヨウレン菌だったのかもしれないな。


ま、2日ほど静かにしてれば良くなるよ、ということで
薬を処方してもらいました。
1つは抗生物質、それから喉の痛みと腫れを取るやつと咳止め。
抗生物質が24時間に1回、
あとの2つは1日3回8時間毎てのと1日2回12時間毎。
・・・・・・意外と難しいんですけれど、これ。


とりあえず、発疹のかゆみは少し落ち着いてはきたようです。
明日はもっと良くなってるといいけれどな。
ま、折角だから、ゆっくり休養してもらうことにするかぁ。



[ 2008/07/22 22:38 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

朝の雲 

この週末、小僧がいささか風邪気味でして、
日曜日には少し熱も出てたのでどうなることかと思ったのですが、
幸いその日の夜には良くなって来たので、
月曜日には学校に行って頂くことにしました。


まあそうは言っても心配でもあるので、朝は私が送って行ったわけですが。


さて、小僧の学校はグアテマラシティーより若干標高が高くて
1600m弱のところにあります。
この辺り、高地なので夜間はかなり冷え込みます。
で、今は雨季です。


では、日が昇り始めるとどうなるか。


暖められた蒸気が雲となって、少しずつ上昇して行きます。
盆地の低いところで白い雲が形成されて、
これが山肌に沿って段々昇って行くところって、奇麗ですよねぇ。


昔、チマルテナンゴからバス通勤していた時には
途中、風景が開けたところがあって、
バスの車窓からこれを眺めるのが大好きだったのですが、
小僧の学校への行き帰りでも見られて、ちょっと感激。


念のために書きますと、実は職場の窓からも遠景で見られます。
でもね、ガラス越しだと色合いも違うし、
光り加減も違うし・・・。
というわけであんまり感動しないわけです。多分。




嬉しかったので、小僧の学校で写真撮ってしまいました。
青空だったら良かったんだけれどなぁ・・・。
雲が光ってる辺りが太陽、というわけで東を向いてます。
あまりはっきりしてないですけれど、
向こう側の低い方の稜線に沿って、
何やら白い物が立ち上っているのが見られるかと。
それがそうです。
ここは谷が小さいせいか、あまり濃い雲にはならないのかも。
私の地理が正しければ、雲の下は24区のはず。
あ、写真はクリックで拡大します。多分。


「ほら、雲~!!」と叫んだ私に
「煙じゃないの?」と言ったのは小僧でしたが・・・、
煙が谷間全体から上がるかぁ!!
というわけで、雲です。


西側にもっときれいな風景があったのですが、
細い山道の通勤時間、止まることもままならなければ、
私の腕前で運転しながら写真撮るなんて自殺行為なので、
目の奥に焼き付けただけでありました。


さて、この雲が上る風景、雨季特有のものでして、
曇ってやっぱり水分なんだなぁと思う季節でもあるんですが、
雨と言えば(無理やりこじつけ)、
東部のサカパ県ラ・ウニオンで崖崩れが起きて亡くなられた方がいらっしゃいます。
市内や太平洋側、大西洋側、西部高地については当局も気を配っていたようですが、
サカパのようなところで起こるとは私も想像したことなくて、まずびっくり。
でもどうやらラ・ウニオンのエル・カンパナリオ村、
この付近では一番高い山の斜面にある貧しい村のようで・・・。
悲しいニュースです。


20080721.jpg


昨日はいきなりカリブ海で熱帯暴風雨のドリーも誕生しており、
グアテマラ国内では北部を中心に雨が降った模様。
今日のお天気Googleを貼り付けておきます。
ドリーはどりだ。と思わずつぶやきたくなる写真ですが・・・。
メキシコ湾が雲だらけ。グアテマラも雲の陰。


その他にも崖崩れやら道路の穴やらいろいろとあって、
道路局はとりあえず全部直すのに2.5億ケツァル入用って言ってます。
道路の穴と言えば、Prensa LibreがこのBache(道路の穴)特集をやってます。

特集ページ

写真はこちら

バチェの写真やビデオのみならず、バチェの形成プロセスまであって
なかなか力入ってるかもね?


いやでも、私も今日小僧を送って行った道、
かなりのバチェがあって、大変だった・・・。
片側1車線の対面通行の道路、
対向車もバチェを避けて中央に乗り出してくるし、
私もバチェを避けたいし・・・。
対向車と衝突するか、バチェに突っ込むか。
バチェも大きいのになると車傷むんだけれど、やむを得ない。
というわけで、ウサギの耳号(愛車の名前)は飛び跳ねながら進むわけなのでした。


ちなみに、今年の降雨量は何でも例年の180%とか。
早く雨やまないかなー。



[ 2008/07/21 22:49 ] できごととか | TB(0) | CM(2)

雨に振り回された日 

今日は別の話を書こうと思っていたのですが、
あまりにすごい雨だったので、また雨の話。すみませぬ。


今朝は朝から雨が降ったり止んだりの天気だったのですが、
4時半頃から急に辺りが暗くなり、視界の効かない雨模様
ひょっとして止まないかなぁ~とはかない期待を抱いて
終業後も少し残って仕事をしながら待っていたのですが、
どうにもそんな雰囲気ではなかったので、意を決して外へ。
ビルのロビーでは、雨が小降りになるのを待っている人たちで一杯でしたが
小僧のお迎えもある私は、そうそうのんびりもしていられないのですよね。


さて。
私の車はレフォルマ通りを渡って向い側にある駐車場に止めてあるので
まず、道路を渡らなければなりません。
これが最初の難関。
なぜかといいますと、これだけ雨が降ると、
レフォルマは「通り」じゃなくて「川」に変身しているからです。
それでも中央分離帯までは片足濡らしただけで辿り着きましたが
反対側は幅80cm以上はある川が既に勢いよく流れており、
油断をしようものなら流されかねない?
いや、さすがにそこまではまだ成長してないけれど、
とにかく、両足水に突っ込まないと渡ることができなかったのでした


ま、それでも車に乗っちまえばこっちのものだーーー!と思ったら。
途端に雨足が強くなって、カーステも何も聞こえない。
こんな雨の中を運転するのかぁあああ~と真っ青になってみたり。
かすかに聞き取れるニュースでは、今はちょうどこの辺りが土砂降りらしい。
他にもあちこちで降ってるみたいではあるんですけどね・・・。
仕方がないので、再び意を決して駐車場を出発するのでありました


帰宅ラッシュの時間帯ではありましたが、
雨足の強さに恐れおののいた人たちが多かったのか、
車の数はそれほどでもなく。
いつもはオベリスコまでの500mの距離を抜けるのに数分かかるのですが、
この日は思ったより早く抜けられて、ラッキー!と思ったのも束の間。


ラス・アメリカス通りって、
リベラシォンからレフォルマに抜ける車が合流するんですよね。
で、レフォルマに戻る車達、全然進まないのに業を煮やして
まっすぐ通りぬける用の車線まで塞いでいたり・・・・・・。




んなことするから余計渋滞するんじゃん!と思う私ですが
なんとかそこを通り抜けて前進すると・・・・・・。


川端康成風に書くなら:
渋滞を抜けると、そこは大河だった。
その先のラス・アメリカス通り、完全に水没しておりました。
さっきのレフォルマが3級河川なら、こっちは堂々の1級河川。
サカナだって釣れるかも


この道路片側3車線あって、普段なら真ん中車線は顔を出してるのですが、
今日は既に川底になってて、どの車もトロトロ走行。
まあそれでも、その先はあまり渋滞なかった・・・と思ったら、
小僧を拾った15番街までびっくりするほどの渋滞でした。




こちらもリベラシォンに抜ける車がほとんどで、
その後渋滞の後ろを通って裏手へ抜ける私たちにはあまり影響なかった・・・・・・
と言いたいところなのですが。


実は、今日、レンタルDVDを返却しないといけなかったのです。
このDVD屋さん、ラス・アメリカス通りのオベリスコに向う方の通りに面していて、
こちら側の車線、オベリスコから3kmくらいびっしり渋滞。






そんなわけで、一旦家に帰り、
渋滞も収まっているだろう20時頃に返しに行くことにしたのですが。


20時になってもまだ渋滞してた




もしこれが月末の金曜日でボーナスと給料が一緒に支払われたとしても
これほどの渋滞にはならないでしょー。と呆れたくらい。
20時って、よっぽどのことがない限り交通量も減って、
スムーズに流れる時間帯なんですが、今日はもうよっぽどの日だったってことか・・・。
途中事故も2件ほど見ましたが。
まあでも目的は達成して、無事我が家に帰ってこられたから良いか


いやそれにしても。最近の雨は尋常じゃないです。
証拠写真とまではいかないけれど、DVD屋さんから帰ってきた後、
雨こそは収まっていたのですが(我が家付近では)、
Google Earthのお天気写真をキャプチャしてみました。

Tiempo.jpg

グアテマラシティーから南が雲に隠れてるかな。
雲があってよくわかりませんが、青い目印があるのがオベリスコ。


Sin Nuves

こちらは雲がないバージョン。
すっきりさわやか。


実は、上記に出てきた地名(道路名)をわかりやすくするため、
Google Mapもキャプチャしたのですが、
ここにアップしようとすると、かなり解像度が落ちちゃうのですね。
そんなわけで、別途アップしてみました。


同じくGoogleのドキュメント機能のうち、プレゼンテーションてのを使ってます。
グアテマラマップ オベリスコ周辺


そのままでは表示が小さいですが、
「プレゼンテーションを開始」をクリックすると、大きく表示されます。
楕円のオベリスコを中心に、タコ足に道路が配置されておりまして、
北がレフォルマ、南がラス・アメリカス、
東がロス・プロセレス、西がリベラシォン。
この2つはオベリスコの下でドッキングしてます。
ちなみにリベラシォンは中米最大の通行量のある道路だそうで。


ラス・アメリカスに並行して15番街、インカピエと並び、
その左に見えるのがラ・アウロラ空港の滑走路。
ラス・アメリカスからインカピエまで下り坂になってまして、
ラス・アメリカスでさえ水没するくらいだから、
インカピエは半端じゃなく大河になります。国際河川級?


で、ちょうど空港がある辺りが一番土地が低いところなんですよね・・・・・・、
空港まで水没するようだと、こりゃあもう河どころじゃなくて湖かも?



[ 2008/07/14 23:12 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

陸上競技会 

先日、小学生の陸上競技大会がありました。
学校ごとに参加するもので、7校ほどですかね、参加していたのは。
小僧は今年は学校の陸上クラブにいるのでこれに参加。
この日は小僧の年代(97年、98年生まれ)のカテゴリーの競技が行われます。


でも、陸上って屋外競技ですよね、
なんでこんな雨季にするんでしょうね。
もっとも、例年なら7月は結構晴れ間もあるので、
今年がいささか例外と言えるか・・・。
何でも雨天決行だそうです、この競技。
走るのはアンツーカーだからいいとして、
幅跳びで砂まみれになるのだけは止めてくれ・・・。


さて小僧達、学校の授業が終わった後、
スクールバスで競技場まで送ってくれるのはいいのですが、
その後は親がお迎えに参上しないといけない、というわけで
仕事を早引きして会場まで駆けつけました。


場所はグアテマラシティーの北側、6区のセメントス・プログレッソ・スタジアム。
実はセントロ(ダウンタウン)を越えてあっちの方まで
自分で運転していくのは初めてで、私はかなり緊張しておりました。
道そのものは難しくないのだけれど、やっぱり慣れないところだし、
うっかり1本間違えて踏み込んで、怪しげな場所に突入したらどうしよう?とか、
いろいろと緊張するわけなんですよ。
おまけに雨まで降り出して・・・・・・、
必死の思いで現場にたどり着いた時には、
小僧の出場する種目は既に終了しておりました。
まあそれでも、私的にはかなり達成感があったんで、いいことにして。


途中、1区、2区あたりまでは雨が降っていたのですが、
カイエ・マルティに足を踏み込んだ辺りから道路が乾いていたのにはびっくり。
カイエ・マルティって、2区と6区の境の道路です。
グアテマラ北部のプエルト・バリオスとかペテンへ向う道路でもあります。


そんなわけで、スタジアムは若干小雨が降ったという話でしたが、
曇天のまま雨は降らず。
小僧達にとってはありがたい天気となりました。


しばらく残りの競技を見たりしながら過ごし、
またしても緊張する帰途についたのでありました。
1時間近くかかって家に到着した時にはもうぐったり。
私的には競技よりも運転がメインの1日となったのでありました。


折角なので写真を何枚か載せておきます。



女子が走り高跳びやってるところ。
他の競技は皆終わって、これが最後の種目。
ちなみに左側がメインスタンド、右側がバックスタンド。

P1020244.jpg

メインスタンド側から北東を見たところ。
このスタジアム、グアテマラシティーとチアントラの境目くらいにあります。
というわけで、チアントラ方面。

P1020242.jpg

ちゃんとこんな表彰式もあって、記録も記録されます。
このスタジアム、私立のものなのですが、
アスレチック・クラブなんかもあって、陸上競技には力を入れているのですよね。
施設も某国立競技場なんかよりずっと奇麗で、居心地が良いし。
お天気のいい日に競技があったら、日がな1日、楽しんでいられるかもなぁ~。


[ 2008/07/13 00:25 ] 小学校 | TB(0) | CM(0)

ボーナスが出ると 

グアテマラでは、7月のボーナス支給ってのは労働法で決まっています。
Bono 14(ボーノ・カトルセ)と呼ばれるこのボーナス、
支給額まで労働法で定められておりまして、基本給の1ヶ月分。


多いのか少ないのか、ちょっと微妙な感じがいたしますが、
ま、でも、これよりもっと払っちゃいけない、ってわけじゃないんですよね。
もちろん、これより少ないと違法になりますが。


でも、日本のボーナスのように景気がよければ数ヶ月分、
業績が悪ければボーナスもなし、みたいな操作ができないので
経済が硬直化しちゃうような気もしますけれどもね・・・、ま、それはともかく。
今月15日までに支給しなければいけない、と
これも労働法様が賜っておられますので、
7月前半というのはボーナス商戦の激しい時期でもあります。


もっとも、グアテマラの人って、
普段の買い物(特に家電)をボーナス一括払いとかにしていて
ボーナスをローンの返済に充ててるケースも多々。
なので別の物を買う余裕がないかも・・・と思ったら、
これは年末のボーナスで賄えばよいのか?
サブプライムも真っ青だったりしてね、ここの貸付の実態ってさ・・・。


ともかく。
そんなボーナス支給時期になるともう一つ増えるのが交通事故なんだとか。
というのは、ボーナスをもらうとバーなんかで酒を飲む人が増えて、
飲酒運転の結果、交通事故が増えるとか?


てえことは夜の事故が多いってこと?
まあこの時期、雨も多くて、そのせいで事故も増えてたりしますから、
一体何が原因なのかはちょっと不明なような気がしますけどね・・・、
何はともあれ、安全第一ですよね、やっぱり。



[ 2008/07/10 23:26 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

強盗業も楽じゃない・・・? 

ブログをいくつかRSSで購読しているのですが、
今日引っかかってきたこのブログにはちょっと苦い大笑い。
紹介してしまいます。
Pensamientos: Me Asaltaron


作者のzcgt21さん、先週サンカルロス大学に行くためにバスを待っていたところ、
2人組の強盗に襲われたのだそうです。
彼の他、一緒にバスを待っていた2人も襲われて、
現金、携帯電話など金目のものを奪っていったのだそうですが、
彼はこれで襲われたの3度目だとか。


さて、ここで彼は8年前のできごとを思い出すのです。
大学に入ったばかりの頃、帰宅途中のバスの中で襲われたのだそうで、
彼はその時わずかにQ10ほどしかもっていなかったとか。
当時のレートでも$2にもならないほどの金額です。
で、笑っちゃうのがこの後の会話。


強盗:金目のものをよこしな。

zcgt21さん:わかったよ・・・これしかもってないけど。

強盗:Q10だけかいっ!

zcgt21さん:(金を持ってないので撃たれるかと思いながら)それだけしかないんだ。

強盗:この仕事も昔ほどは稼げなくなってきたなぁ。皆哀れかもな。

zcgt21さん:え~、

強盗:今じゃ1日にバスを5台も襲わんとボスにも支払って、稼ぎを家に持ってくことができん。
ガキどもはあきれるほど食うし、ウチのやつはもっとお金がないとやっていけん、言うし。
こんなん、やってられるかぁ~。

zcgt21さん:ええ~、

強盗:ホント大変なんよこの商売も。これじゃあ今日はもう稼ぎないし。

zcgt21さん:(サイテーなことに返事するオレ)まったく、何もかも大変だよね。

強盗:今日はこれで3台目で、やっとこさQ100集めたとこ。

zcgt21さん:えええ~、

強盗:ま、仕方ないな。仕事は仕事や。じゃ、またな。(と言って友人であるかのように握手をして別れる)

zcgt21さん:(手は出したけれど、xxxxと思いながら)ええええ~

強盗:この次はもうちょっと金もっとれよ。

zcgt21さん:(早く行けよ、この野郎と思いながら)えええええ~



xxxxには放送禁止用語が入ります。


私が唯一強盗に襲われたのはもう10年くらい前の話ですが・・・、
こんなに余裕ある強盗じゃなかったかもな。


にしても、強盗さんも大変なのね。
だったらいっそのこと職業変えて、真っ当な道を歩んでおくれよ。



[ 2008/07/07 21:48 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

サンサルバドルでバスが川に流された事故 

今週に入ってまた雨が激しくなってきていますが、
エルサルバドルではサンサルバドル市内の川が増水、
バスが流されて多数の死者を出しています。


サンサルバドルは標高658mのところに開けた小さな盆地です。
サンサルバドル市そのものは小さくて72.5km2、ここに526千人の人が住んでいるから
人口密度は7,255人/km2と無茶苦茶高いところでもあります。
サンサルバドル近郊の市を含めた首都圏になると面積は570km2、人口はさくっと210万人。
人口密度は半分くらいの3,684人/km2となりますが。


・・・・・・もっとも、東京23区の人口密度は14,027人/km2だそうで、
サンサルバドルの2倍。さすが東京。


さて、そのサンサルバドル市の南側をアセルウアテ川という川が横切っております。
近年の市の発展に伴って、どんどん汚染が進んでいることでも有名な川で、
この川の流域にはスラムがあったりします。


その川が昨夜決壊し、サンサルバドル市内も一部浸水した模様。
この川に沿って走っているモンセラート通りは150cmほども浸水したといいます。
この通りを東から西へ向っていたこのバス、動けなくなってしまい、
少年2人が窓からバスの上に抜け出すのですが、飛び降りてなんとか助かったのは1人だけ。
この少年が飛び降りてから15秒後にはもうバスが流され始めたそうで、
バスが電柱にぶつかった衝撃でもう1人の少年は水に落ちて見えなくなってしまったそうです。


川の流れは西から東へと向っており、
バスもこの方向に流され、やがて川に落ち水に飲み込まれてしまった模様。
32人のうち生存者1名、死者31名。
救助作業も大変だったようで、60kmくらい流されていた遺体もあったようです。


このバス、橋脚にぶつかって大破し、本日引き上げられました。
その写真がすごい・・・。言葉を失うような写真です。
Prensa Grafica


ホンジュラスの空港での飛行機事故、
グアテマラの内務省長官を乗せたヘリの墜落、
そしてこの事故。
雨や荒天による事故がこの近辺で続いており、いやな感じです。


エルサルバドルでも太平洋岸は浸水の被害が発生しているようですが、
こちらでも太平洋・カリブ海両岸とも同じような被害が起きています。
今週末は雨が強くなるという予報もあり、何だか心配です。


早く雨季終わらないかなぁ~。


サンサルバドルの地図を見ていて、ついマッピングしてしまいました。
事故現場の他、遠い記憶を辿りながら、昔住んでいた家の付近とか、
とにかく思いつくままに目印を入れてます。なつかしー。



[ 2008/07/04 23:44 ] エルサルバドル | TB(0) | CM(0)

アメリカ大陸で一番無能な大統領は? 

20minutos.esというサイトがあるのですが、
ここ、誰でも自由にリストを作ってアップし、
サイトを訪れる人が投票できるようになっています。


実はグアテマラ方面でちょっと話題になっている、
というか大手新聞まで取り上げて投票を促しているのが「一番美しい国旗」というテーマ。


104カ国から始まったこの投票、
現在はもう最終段階になっておりまして、残っているのは10カ国。


スペインのサイトだけあって、残っているのはスペイン語圏が多数。
現在のランキングは

  1. メキシコ
  2. ペルー
  3. ブラジル
  4. グアテマラ
  5. スペイン
  6. ドミニカ共和国
  7. ウルグアイ
  8. カナダ
  9. アルゼンチン
  10. プエルトリコ

以前は日本の国旗もあったんですけれどね・・・。


このリスト、何か意味があるわけでもなんでもなく、単なる人気投票です。
愛国心と自尊心の強いラテン諸国だからなぁ、
結構必死で組織票で投票しているような気がする・・・のは気のせい?
じゃなきゃ、グアテマラがこんな上にあることはないだろー。とは思います。


この投票、締め切りは7月7日。グアテマラに清き一票をヨロシクです。


まあ、こういう他愛のない投票は良いとして。
こんなのもあります。
アメリカ大陸で一番無能な大統領(2008年)


これはつい見てしまいましたよ、私。
こちらもまだ投票が続いています。現在の順位は:

  1. ウーゴ・チャベス(ベネズエラ)
  2. ジョージ・ブッシュ(アメリカ合衆国)
  3. エボ・モラレス(ボリビア)
  4. ルイス・ルラ・ダ・シルバ(ブラジル)
  5. クリスティーナ・フェルナンデス(アルゼンチン)
  6. ホセ・ダニエル・オルテガ(ニカラグア)
  7. ラファエル・コレア(エクアドル)
  8. ラウル・カストロ(キューバ)
  9. フェリペ・カルデロン(メキシコ)
  10. アラン・ガルシア(ペルー)
  11. アルバロ・ウリベ(コロンビア)
  12. ミシェル・バチェレ(チリ)
  13. アルバロ・コロン(グアテマラ)
  14. タバレー・バスケス(ウルグアイ)
  15. レネ・プレバル(ハイチ)
  16. ニカノル・ドゥアルテ(パラグアイ)
  17. オスカル・アリアス(コスタリカ)
  18. レオネル・フェルナンデス(ドミニカ共和国)
  19. マヌエル・セラヤ(ホンジュラス)
  20. アントニオ・サカ(エルサルバドル)
  21. ロナルド・ベネティアーン(スリナム)
  22. コルヴァイル・ヤング(ベリーズ)
  23. マルティン・トリーホス(パナマ)
  24. ブルース・ゴールディング(ジャマイカ)
  25. ブハラット・ジャグデオ(ガイアナ)
  26. ジョージ・マクスウェル・リチャーズ(トリニダード・トバゴ)
  27. アーサー・ディオン・ハンナ(バハマ)
  28. ステファン・ハーパー(カナダ)

こちらのリストも愛国心に燃えるラテンの気質からすれば
自分のところの大統領に投票するんじゃないかと思うわけですが、
国旗の人気投票よりはちょっと意味がありそうですよね。


現在のところチャベスとブッシュが1位と2位で、
他の大統領を大きく引き離しております。
まあでも、「無能」な大統領のリスト、というよりは
「嫌い」な大統領のリストになってるような気がしないでもないけれど・・・、
どういう結果になるのか、ちょっと楽しみです。



[ 2008/07/03 22:59 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

学習習熟度テスト 

ユネスコがラテンアメリカ各国の学力習熟度っていうのかな?の調査をやっています。
対象は算数、国語(母国語)、理科で小学校3年生と6年生が対象。
昨年が2回目の実施だったようで、その昨年からグアテマラも参加しています。


この調査に参加しているのは:アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国、ウルグアイ、そしてメキシコのヌエボ・レオン州。
ヌエボ・レオンはメキシコとは別に州として参加しています。


で、その昨年度のテストの報告書ができています。
スペイン語ですが、詳しい内容に興味のある方はどうぞ。


さて、このメンツを見た中で、成績が優秀だったのはどこだと思われますか?


なんとキューバでした。
子供達がちゃんと学校に行っているってことなわけで、
社会主義の良さが出た形になったのかも。


小学校3年生

算数
  • 優れている
    キューバ
  • やや優れている
    チリ、コスタリカ、メキシコ、ウルグアイ、ヌエボ・レオン
  • 普通
    アルゼンチン、ブラジル、コロンビア
  • やや劣る
    グアテマラ、エクアドル、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国

国語
  • 優れている
    キューバ
  • やや優れている
    アルゼンチン、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、ウルグアイ、ヌエボ・レオン
  • 普通
    ブラジル、エルサルバドル
  • やや劣る
    グアテマラ、エクアドル、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国


小学校6年生

算数
  • 優れている
    キューバ
  • やや優れている
    アルゼンチン、チリ、コスタリカ、メキシコ、ウルグアイ、ヌエボ・レオン
  • 普通
    ブラジル、コロンビア、ペルー
  • やや劣る
    エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ドミニカ共和国

国語
  • 優れている
    該当なし
  • やや優れている
    コスタリカ、キューバ、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、ヌエボ・レオン
  • 普通
    アルゼンチン
  • やや劣る
    エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国

理科
  • 優れている
    キューバ
  • やや優れている
    ウルグアイ、ヌエボ・レオン
  • 普通
    コロンビア
  • やや劣る
    アルゼンチン、エルサルバドル、パナマ、パラグアイ、ペルー、ドミニカ共和国


理科は参加国が若干減っていますが、やっぱりキューバがダントツ。
大まかに言えば、科目によるのではなく、国によって教育レベルが上下する、と。


このテスト、グアテマラでは国立・私立すべての学校を対象にやっていました。
とは言え、もちろんこれ、「学校に行っている子」が対象でして、
「学校に行っていない子」はこの統計から漏れます。
グアテマラにはまだ結構いますからね・・・・・・。
その上での統計ですが、やっぱり成績悪いのよね、グアテマラ。
ちなみに、「平均以下」の国の中でも成績は下から数えた方が早かったのでした。


時々書いているように、
公立学校は先生が良くストするんで勉強にならないとか、
先生たちは教育よりも自分達の待遇改善に熱心だとか、
読み書き算数よりも人権教育に熱心だとか、
つい言いたくなることはいろいろあるんですが。


前政権の時、教育省が教員免許の資格を厳しくしようとしたことがあったのですが、
教員組合の手強い反対に阻まれ断念。
コロン政権になってからは、
前政権の教育相が教育の質の向上のために進めようとしていたことが
いろいろと後戻りしつつもあり。
教員一人一人がこの結果をじっくり見て、考えてほしいところです。



[ 2008/07/01 21:48 ] 小学校 | TB(0) | CM(0)