バス事故 

グーグルマップと遊んで、そろそろ寝ようかと思ったんですが、何やら大事故が起こった模様。
グアテマラシティーからエルサルバドルへ向う道、
エルサルバドル街道と呼ばれているのですが、
ここの33.5Km地点、通称ブエルタ・デル・チレロ(チレロ・カーブ)で
乗り合いバスがカーブを曲がりきれずに崖下に転落したとか。


死者45人、負傷者約20人と報道されていますが・・・・・・。
って、何人乗ってたんだ、このバス。
定員は40人?という噂ですが、今日は月末の給料日。
グアテマラシティーから地方の家へと帰る人たちで超満員だったんでしょうね。


とりあえずBBCCNNEl Periodicoのサイトに事故の記事が載っています。
にしても、このバス。前半分ですか?どこへ行ったんだ・・・・・・。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。


[ 2008/02/29 23:52 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

グーグルマップ 

最近、グーグルマップがカスタマイズできるようになりまして、
早速遊んでいたりします。それがこれ。


大きな地図で見る


アカウントの関係もあって、基本的にスペイン語表記ですが、
Mapaをクリックすると地図、Sat.だと衛星写真、Terr.だと地形が登場します。
地図の下、Ver mapa mas grandeをクリックすると大きくなります。
というよりも、このブログから出てグーグルマップのサイトに行っちゃいます。


【追記】
諸事情がありまして、地図を作り直しました。
そのお陰?で地図が日本語表記になりましたので、
見やすくなったのではないかと思います。



いろんなマークが、私のカスタマイズ分。
クリックすると説明が出てきます。
まあとりあえず、思いついたものから適当につけてますので、まだまだ未完成ではありますが、
目印に写真や動画をつけたり、リンク先をつけたりすることが可能。
いや、まだそこまで行っていませんが、ぼちぼちとつけられたらいいなぁと。
やがてはグアテマラ全土まで行けるかな?
とりあえず、プラグインにあった地図を取って、マイマップへのリンク先を入れることにします。そのうち。


というわけで、御用とお急ぎでない方は、少し遊んで行ってくださいな。


[ 2008/02/28 22:01 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

ジェノサイドか否か (3) 

久しぶりにこのテーマに戻ってみたいと思います。


元々、これについて考えるきっかけになったのが
Hunahpu e Ixbalanqueのこの記事
写真はおそらくスペイン大使館焼討事件の時のものだと思います。


そしてその記事のコメントにあるリンク先。
El Periodico紙に1月31日に掲載された、アシスクロ・バヤダレスの論説です。
バヤダレスは元行政庁長官、数日前に駐バチカン大使に任命されたばかりです。


ジェノサイド?と題されたこの論説、かいつまんでみるとこうなります。



内戦の時に、ラディーノであるという理由で殺害された人がいただろうか?


疑いもなく、殺されたラディーノは大勢いるが、ラディーノであるが故に殺害されたわけではなく、
ラディーノであろうとなかろうと、
ゲリラであったか、あるいは反ゲリラであったが故に殺害されたものと思われる。
ゲリラはラディーノであるが故にラディーノを殺害したわけではなく、
反ゲリラ勢力であったが故に殺害し、
反ゲリラ勢力はゲリラであったが故にラディーノを殺害した。


インディヘナについても同様である。
インディオはインディオであるが故に殺害されたのか、
それともゲリラ、あるいは反ゲリラであったが故に殺害されたのか?
ガリフナやシンカはどうであろうか?


システム化された集団殺戮は民族に向けられたものであったのか、
それともゲリラや反ゲリラに向けられたものであったのか。


ジェノサイドでないものをジェノサイドとして責任を追及することはできないし、
ジェノサイドでなかったことを元にして当局のジェノサイドに対する責任を追及することはできない。


ガルソンもぺドラスも、あるいは我々の判事も、
まず最初にこれがジェノサイドに相当するのかどうかを決定しなければならない。
そうでなければ、この犯罪での責任追及は不可能である。


ジェノサイドはあったのか否か?


もしジェノサイドであったのなら、責任を追及し、
責任者が刑罰を受けるまで、その手を緩めてはらなない。
もしそうでないのなら、どんなに重大な犯罪であったとしても、
この犯罪で追及することはできない。
いずれにしても、検察と裁判所がこれを決定することになる。
否、むしろ決定する義務を負うのである。



バヤダレスのこの論説については、本人の主張
「まずこの犯罪がジェノサイドかどうかを見極める必要がある」
という部分とはちょっとずれたところでのコメントが多くついているのが残念ですが、
ジェノサイドが「国民、人種、民族あるいは宗教的集団」に対する大量虐殺、と定義されていることを考えると、
バヤダレスの意見はごもっとも、と私は思います。


グアテマラで起こったのはラディーノ対インディヘナの戦いではなく、
国対ゲリラの戦いでした。
東西冷戦の狭間で起こった、政治的争いだったわけです。
政治集団同士の争いが、やがて国民を巻き込んでいったという意味では、
エルサルバドルの内戦などと同様です。


ただ、グアテマラの場合は、激戦地となった(すなわちゲリラの基地となった)山岳部の多くは、
インディヘナの居住地でした。
地図から消えた村や集落が多く存在し、数知れぬ虐殺事件があったのもまた事実です。


さてでは、どうしてこれをジェノサイドとして訴えなければならなかったのか。
いつになるかわからない次回では、それに触れてみたいと思います。


[ 2008/02/27 23:14 ] 内戦 | TB(0) | CM(0)

指名手配犯が市長就任 

グアテマラに住んで数年も経つと、大抵のことには驚かなくなるんですが、
久しぶりにひっくり返ったニュースがこれ。


マヌエル・デ・ヘスス・カスティーヨ、前国会議員で
昨年の総選挙でフティアパ市長に当選、しておりました。


でも、昨年の8月頃からカスティーヨ、
去年の2月に起こったエルサルバドルの中米議会議員らの殺人事件に
何らかの形で係わりあっていたと見られ、起訴されておりました。
罪状はこの殺人事件での隠蔽と殺人事件への関与。


というのは、殺人事件の実行犯の親玉と見られるモンターニャ・トレスというアダナの人物と
何度も電話で連絡を取っていたのが確認されているのに、
モンターニャ・トレスの身元を明らかにしなかったから。


それにも係わらず、選挙で当選してたのも事実ですが、
1月に入ってからは国会議員としての不逮捕特権を剥奪され、
ついでモンターニャ・トレスが逮捕され、
身辺がきな臭くなってきた頃から
カスティーヨは行方をくらませていたんですけれどね・・・・・・。


それが2月19日、市の理事会に突然出現したかと思うと、
とっとと市長に就任して無事に帰っていったというではありませんか。


加えて今度は「市長に就任したんだから、不逮捕特権ちょうだい」だって。
盗人猛々しいとはこのことだい。


見張りの警官は「いや、何も見なかったよ」。ふ~ん。
ちなみにカスティーヨ、首には懸賞金がついております。
いや、その、生首持って来て頂戴、てんじゃなくて、
情報提供すれば50万ケッツァル。う~~~ん、おいしいっ!


こんな大金が目の前にぶら下がっていても誰も告げ口しない。
ということは、カスティーヨがそれを上回る金を提供できるか、
しっかりした犯罪者(特に暗殺者)集団を背後に抱えているか、じゃないですかね。


この殺人事件の首謀者と見られ、
麻薬組織との関与も指摘されているカスティーヨですが、
地元では無茶苦茶気前のいい人として有名だったらしく、
エルサルバドルのおエライさんが殺されたことよりも
今日の生活が大切な人たちは、やっぱり今でもカスティーヨを支持しているという話もあります。


いやぁ・・・。不逮捕特権については裁判所の判断待ちですが、
これが認められたら、皆の前に顔を出すんでしょうかね、この方。
てか、下世話な話、市長さんのお給料はやっぱりもらえるのよね?
ということも気になったりいたします・・・・・・。


いやいやホント、たまげたわ・・・・・・。


[ 2008/02/26 22:07 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

マヤ新年 

昨日、2008年2月23日は、マヤ暦の新年にあたる日だったそうです。
マヤ暦5124年1月1日とでも言えばわかりやすいですけれど、
彼ら的には
12バクトゥン19カトゥン15トゥン1ウィナル17キンで
9カバンの
5カヤブ。


参考にする資料により、マヤ暦の日付が違ったりするんですが。
今回私が参考にしたのは一番すっきりとしたThe Maya Astronomyのサイト(英語)。
下の方、日付をいれるとマヤ暦に変換してくれます。

それ以外にもThe Mayan Calenderのサイト(英語)とか。
このサイトのMayan Calender Tool、マヤ文字がアレンジされててキレイなページですが、
Gregorian to Mayanを選択するとグレゴリオ暦をマヤ暦に変換してくれます。



バクトゥン、カトゥン、トゥン、ウィナル、キンはそれぞれ数字の単位で
マヤは二十進法を採用していましたから、
20キン=1ウィナル、
18ウィナル=1トゥン(360キン)、
20トゥン=1カトゥン(7200キン)、
20カトゥン=1バクトゥン(144,000キン)
となります。


表記上はこの単位よく省略されて、12.19.15.1.17と書かれますが、
十進法に直すと、1,870,237日。
この表記法は、ある日を基準日としてそれから何日目かを表す、
長期計算法
と呼ばれるものです。


2つ目のカバンは
ツォルキン暦
(260日周期)の日の名前。
ツォルキン暦、宗教暦とも呼ばれますが、
なんだか、日本なんかでもニューエイジ系ですか?で流行ってるみたいですね?


日の名前×20ありまして、各日が1年に13回繰り返されます。
最初の日が1イミシュ、次の日が2イク、その次が3アクバル、という風に。
わかりやすく?この20の日の名前をそれぞれ、
鼠、牛、虎、兎、辰、蛇、馬、羊、猿、鶏、
犬、猪、象、熊、猫、狸、狐、魚、亀、鷲
としてみましょうか。


そうすると最初の日が
1鼠、それから2牛、3虎、4兎、5辰、6蛇、7馬、8羊、9猿、10鶏、11犬、12猪、13象、
で13まで行ったら次はまた1。
1熊、2猫、3狸、4狐、5魚、6亀、7鷲、で次が8鼠、となります。
これがちょうど一巡すると260日。
261日目はまた1鼠の日になるわけです。


カバンは鞄じゃなくて大地というような意味の言葉です。
9カバンなら九地日かな。


3つ目のは
ハアブ暦
(365日周期)による表記。
1ヶ月が20日で1年を18ヶ月とするこの暦、
月に名前がついていまして、今日が如月1日なら明日は如月2日。
カヤブは亀という意味の月名です。というわけで5カヤブは五亀。


総合しますと、壱百八十七万二百三十七日五亀月九地日。
という日が、5124年元旦に当たったようです。
ここまでが前振り・・・・・・って長すぎだけれどね。


さてさて、新年ならハアブ暦的には1ポップだよね?という気がしますが、
そういう細かいことは置いておいて。
というか、新年!というのは各共同体の祭司が決めるものなので、
実際問題として、違う日に新年を祝うところも若干あるようです。


でもまあ、折角の土曜日でもあることだし?
23日にはマヤ新年のお祝いの行事が国内各地で行われました。
マヤの聖地とされるところでマヤの祭司による香や祈りが捧げられたわけですが、
グレゴリオ暦の2008年はいきなり出足からつまずいた感のあるグアテマラ、
マヤ暦5124年はどうかな?


ちなみに今年の年神様はBeleheb Toj(ベレエブ・トフ)。
智恵の神様のようですね。
確かにとっても必要な神様かも・・・・・・。
とにかく、良い年になりますように。


[ 2008/02/24 16:30 ] マヤ | TB(0) | CM(2)

大統領のお給料 

フィデル・カストロさんが議長職を辞任しましたね。
まあ、健康問題のため、以前から実権は弟のラウルにわたっていたわけですが、
40年以上にわたってキューバの顔となってきたカストロさん、
評価する人もいれば、親の仇のように憎む人もいるわけですが、
その功罪はともかくとして。
ラテン的「強い男」を体現したカリスマ為政者として、歴史に残ることは間違いないでしょうね。


この前、ローカル紙(Siglo XXI)にこんな記事が出ていました。
なんと、ウチのコロン大統領がアメリカ大陸で2番目の高給取り。だって。
トップはもちろんアメリカ大統領の$33,000。月額です。
次いでグアテマラが$18,567(Q143,662)なんだとか。え゛・・・・・・。


中米の他の国を見回しますと、
エルサルバドルが$5,181、
ホンジュラスが$5,131、
ニカラグアは$3,200、
コスタリカですら$8,500。
コスタリカのアリアスさんは、この収入の中から福祉事業に寄付をしているとか。


一方、米大陸一の安サラリーがカストロさん。月額$30てのは、
キューバの所得がどんなに低いと言っても、やっぱり低いでしょう。
ボリビアも安くてエボ・モラレスは毎月$1,900で生活してます。


ちょっとびっくりするようなグアテマラ大統領のこの高待遇、
2004年に当時の大統領オスカル・ベルシェがQ100,000引き上げたんだそうです。
曰く、「地方出張の際の経費なんかをここから出すから」。
ふ~ん。で、コロンもそうしてるんですかね?


なんかねぇ~、割り切れないものを感じるのは私だけでしょうか?



[ 2008/02/20 23:47 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

ジェノサイドか否か (2) 

内戦の話を取り上げた途端にヘルマン・チュピーナが亡くなり、
そのことにも少し触れておきたいと思います。


ヘルマン・チュピーナ(Germán Chupina Barahona)は、
1978年から80年まで警察庁長官だった人物で、
スペインの司法当局からスペイン大使館焼き討ち事件の責任者として
逮捕命令が出ている人物です。


逮捕命令が出た2006年、既に高齢でもあり体調を崩していたチュピーナ、
病院や自宅での自宅拘禁状態となっておりました。


さてそのチュピーナ、逮捕命令が取りざたされていた2006年に
Prensa Libre紙が短いインタビュー記事を載せています。
今日はそれを取り上げてみようかと。


スペイン当局のジェノサイドについての取調べをとう思われますか?
肯定も否定もできない。彼らは彼らの視点から見たことを指摘しているだけで、
私はそれは間違っていると思う。
あれは25年前のことで、私はもう高齢だし何もかもから一切引退してしまった。
すべてを思い出すことなんてできないね。
ちょっと遅すぎたよ。彼らは言われたことを繰り返しているだけだ。


では、大使館事件では本当に起こったことは何だったのでしょうか。
25年前というのは、一見平穏だった頃だ。
あの当時はいつも内戦だったけれど、悪意のある行為はなかったよ。
私は事件発生時にはその近くにはいなかったからね。

どこにいらっしゃったのですか。
バナネラ(注:イサバル県)の特別委員会。
反乱グループができたと聞いて行ったんだが、現地にたどりつけなかったね。
事件が発生したため、2時に首都に戻った。

何か指示はなさいましたか。
いいや。誰かが不在の時は、代理任命するという内規があった。

誰が指揮官だったのでしょうか?
第三部隊のアロルド・パニアグア。

どうして事件と関係していたと言われるのでしょうか。
長官は私だったからね。

後年、
何年も経ってから、スペイン大使がキチェーを訪問し、
首都へ来るよう説得していたことがわかった。
その中にはゲリラとして知られていたCUCもいた。
司法当局にはその場にいた人物も呼び出してほしいね。
実際に起きたことを、もっとうまく説明できるだろう。

あなたのケースの裁判を止めるために手段をとっていらっしゃるのは何故ですか?
いや、裁判が続くようにしているよ。法律に従っているだけさ・・・。

逮捕命令や国外追放命令が出たらどうなるでしょう?
スペインとは犯人引渡条約を結んでいないから、できないよ。
私が嘘をついているとか、私一人が犯人だとかいうのなら逮捕状を請求できる。
そうなったら仕方ないね、行くより他にないだろう。
牢屋の中で死ぬのも悪くないな。

出展Prensa Libre


[ 2008/02/19 23:19 ] 内戦 | TB(0) | CM(0)

ジェノサイドか否か (1) 

少し前、というか確か去年の12月の話だったと記憶していますが、
「グアテマラの内戦時に人道に反する罪を犯した」として、
スペインで起訴、逮捕命令が出ていた軍人等7人について、
グアテマラの憲法裁判所は
「この事件はスペイン当局に管轄権がない」とかいったような理由で
逮捕・送還を拒否する決定を下したことがありました。


そのため、担当判事のサンティアゴ・ペドラスさんは
「もう、グアテマラ政府なんかアテにせんわっ!」と
証人をスペインまで呼んで、証言をしてもらったりしていますが。


実は私、良くわかっていなかったのですよね。
なぜスペインがグアテマラの内戦の戦争犯罪を裁くことができるのか、という話。
最近いろんなニュースを目にするようになって、やっと分かってきたのが、
この7人は「ジェノサイドの罪」で起訴されているらしい、ということ。


話を少し元に戻します。
元々は、ノーベル平和賞受賞者のリゴベルタ・メンチュさん、
グアテマラの法廷で戦争犯罪を訴えておりました。
でも、グアテマラの裁判所が力を有しているエフライン・リオス・モントなんかに
手を出すはずもなく(だって殺されたらオシマイですもん)。


という訳で、メンチュさん、グアテマラは諦めて、
スペインの裁判所に訴えることに致しました。
実はスペイン、グアテマラの内戦の被害者でもあります。


1980年1月30日。
ビセンテ・メンチュ(リゴベルタの父)をはじめとする農民らが
スペイン大使館を訪れたところ、警官隊が周りを取り巻き火を放っております。
このスペイン大使館焼き討ち事件で、命からがら逃れることができたのは
当時のスペイン大使ただ1人。
スペイン人、グアテマラ人合わせて37人が亡くなる、という大惨事となったのでした。


そういう事件もあったから、スペインとしてはこの事件の真相を探ると共に
80年代のジェノサイドについても調べてみよう、となったらしい。
というのは、ジェノサイドは国際法上の犯罪であり、国外でも裁ける!
とかなり無理矢理に解釈したらしい・・・・・・。
(間違ってたら、どなたかフォローして下さい~)


さてこのジェノサイド、という言葉。
実はグアテマラの内戦でジェノサイドがあった、とは
少なくとも現在の時点まででは認定されておりません。
ある集団を抹消しようとする国家の行為がジェノサイドか否か。
ジェノサイド条約の第2条は次のように規定しています。


この条約では、集団殺害とは、国民的、人種的、民族的又は宗教的集団を全部又は一部破壊する意図をもつて行われた次の行為のいずれをも意味する。

  • (a) 集団構成員を殺すこと。
  • (b) 集団構成員に対して重大な肉体的又は精神的な危害を加えること。
  • (c) 全部又は一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すること。
  • (d) 集団内における出生を防止することを意図する措置を課すること。
  • (e) 集団の児童を他の集団に強制的に移すこと。



国連でジェノサイドと認定されたものは、
ナチスのユダヤ人に対するホロコースト、ルワンダ扮装で94年に発生した虐殺、旧ユーゴスラビア紛争でのボスニアのセルビア人武装勢力によるスレブレニカにおける虐殺、などほんの数件のようです。


それ以外にも、大体ジェノサイドであろう、と認定されているものもあるようですが、
「ジェノサイド」が「人道に反する罪」と認定されるくらい重い罪であるが故に、
ジェノサイドと認定される事件は少なかったりします。


ちょっと長くなりそうです。この項、多分続きます。


[ 2008/02/16 22:47 ] 内戦 | TB(0) | CM(2)

相変わらず、物騒な話 

最近一段とまた物騒になってきているグアテマラですが・・・・・・。
最近続けざまに起こったのが、路線バスの運転手や車掌の殺害事件。


特に先週の火曜日でしたか、1日で運転手5人が殺害され、
ウチの大統領をして「これはテロ行為だ(おいおい、大統領~)」と言わしめたりなんかして。


そんなわけで、運転手を辞める人が続出、
特に地方ではバスの運転手さんが
「安全が保障されないなら、仕事はしない」とスト。
個人的には「あんたたち、まず安全運転を保障してよ」とちょっと思うのですが、
まあね、命と引き換えにするくらいだったら、別の仕事を探した方がいいですよね。


というわけで、最近は市内だけではなく地方でも
警察や軍隊によるパトロールが行われています。
その間に、誘拐とか強盗みたいな事件は増えるかも?ですけれどね。


さて、物騒な話だ~とは思いながらも
とりあえずは「他人事」だったのが、
実はちょっとわが身にも降りかかってきた、いや~なニュース。


というのは「第16区や第17区の学校に、金を払わないとスクールバスを乗っ取るぞ」
という脅迫電話があったというのです。
それも1校や2校じゃないらしい。
でもって、小僧の学校は16区にあったりします。ぎょっ。


まあね、単なる恐喝で、実際に手を出すことはない、と思いたいですが。
教育省長官のアナ・デ・モリーナさんは脅迫電話をかけてきた人物の
「良心への呼びかけ」を行ったようですが。


これこれ、長官。
そんなことで翻意するようなら、今頃グアテマラはもっといい国になっとるわっ!


とか、そんな話を今日同僚としていたら、彼女がこんな話を。
「この前、田舎に住む姪っ子から電話がかかってきたんだけれど、
(同僚の)父の墓参りに行ったら、墓碑が盗まれていたって。
石だけじゃなくて、ブロンズを使ってあったのがいけなかったのかなぁ。
それにしても、ひどい世の中だよねぇ~」


これにはさすがの私も絶句です。
盗むに及んで、墓荒らしですか・・・・・・。
彼女の実家って、幹線道路からもはずれたところにある地方の小さな町なのですが。
そんな田舎の町ですら、こんな心が寒くなるような話かぁ・・・・・・。


いつの日か、安心して住める国になってくれるんでしょうかね・・・・・・?


[ 2008/02/13 22:09 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

運転免許証と行列と 

今日は、朝から運転免許証の手続きに行っていました。
実は今まで、持ってなかったんです。
でもこの国だと、やっぱり車がないと不便なことも多く、
四十の手習い・・・・・・ではありませんが、
一念発起して、やっとこさ免許証の取得にまでこぎつけたのでした。


いやあそれにしても、疲れた。
何時間行列してたんだろ・・・・・・、2時間以上だよな。


まずは視力検査から。
指定の眼科医に行くと、もう既にすごい行列。
まずは、お金を払う列に並び、なんとかたどりついて支払いを済ませると、
今度は検査の順番を待つ列。
1時間ほど立ちんぼ行列をして、や~っと自分の番。
検査そのものはものの1分で終わるのが、嬉しいような、物足りないような。
待合室でしばらく待って証明書の出来上がり。
これだけで既に1時間半が経過。


ちょうどお昼の時間だったので、一旦休憩がてら昼食。
その後Mycom(マイコン)という免許証発行所へ行きます。


もちろんこちらはもっとすごい行列。
まず、入り口へ入るまでの列。
入り口では簡単に書類をチェック。
次にお金を払う列、てのもあるんですが、私はもう払っていたのでこれはパス。
それから、警察の交通局の担当官のところで書類チェックをしてもらう列。
次いで、Mycomの受付?で書類をチェックしてもらう列。
最後がMycomのカウンターに到着するための列。
ここまでで1時間以上。1時間20分くらいかなぁ~。
グアテマラでお役所系手続きをしようとすると、
行列するのは必須なんですが、ここまで時間がかかるとはね・・・・・・。


カウンターでは書類をチェック、データを登録して、指の指紋をスキャンしてお終い。
免許証の新規作成の場合は、この後十指指紋を取ることになります。
ここのお兄ちゃんはものすごっく手際良くて、
1分もかけずに私の指の指紋を全部取ってしまう超早業。
この職人技の速さにはちょっとびっくり。


最後に写真を撮影して、もう一度指の指紋をスキャンして取り込んでお終い。
数分後には免許証の交付、となります。


Mycomでの一連の手続きで計2時間。
新規じゃなくて延長の場合でも、省略されるのは十指指紋だけなので、
かかる時間はそれほど変わりがないようです。


ちなみに、免許証の有効期限は懐具合に応じて1年~4年まで。
一応、免許証の期限が切れても、「延長」が可能です。


それにしても本当にクタクタ。
体力と忍耐力がないと、グアテマラ人は務まらないね。
それにしても、今日は良く眠れそう・・・・・・。


[ 2008/02/11 22:20 ] できごととか | TB(0) | CM(2)

海外で日本の放送が見られるというWatch Japan TV 

何だかグアテマラでもケーブルテレビをやってる某大手電話会社が、
デジタル放送を開始したとかいう話。
きっと契約料も高いんでしょうからね・・・・・・、
どれくらい普及するかは?ですけれど。
そっかあ~、ここでもデジタルかぁ。どんなサービスやるんでしょうね?


一方、こちらで見られる日本の放送と言えば、もちろん天下のNHK。
ニュース番組なんかは解説が超丁寧なのが、日本らしいですよね。
・・・・・・と言いつつ、実は私はあまり見てないんですが。


まあでも、NHKだけじゃあ物足りないという声も良く聞くわけですが、
海外でも民放なんかもリアルタイムで見られるサービスというのがあるようです。
Watch Japan TVと言うのがそれ。


テレビではなく、PCで見るわけですが、
それなりの回線速度とややお高めの料金さえ払えるならば、
好きな番組が見放題。へー。便利な世の中ですねぇ~。


我が家の場合は、回線速度が条件を満たしていないので、
まずそこでアウトですが、
おもしろそうなサービスではありますが、
これだけの料金払っても、見る価値のある番組ってあるんでしょうかね?


[ 2008/02/07 23:58 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

タイムレコーダーとタイムカード 

私の職場で使っていたタイムレコーダーが古くなり、
サプライヤーの入手がいささか難しくなってきたので、
そろそろ新しいのを購入するかぁ!ということになりまして、
地元大手の某事務用品店に見積もりを依頼し、OKをもらって
発注したまでは良かったのですが。


やって来たタイムレコーダーはいいんですが、
一緒に頼んだタイムカードを見て???
なんか、このタイムレコーダー用じゃないような気がするんですけれど・・・・・・。


実際、いろいろ触って試してみた結果、
音楽は鳴るし、サマータイムも設定できる、賢いヤツだということはわかりました。
でも、やっぱりレコーダーとカードはミスマッチしていて
このままじゃあ、使い物になりませんがな。


というわけで、業者さんに
「カード、このレコーダー用じゃないみたいだから、代えてくれる?」と依頼。


ところがところが・・・・・・。数日待ってもなしのつぶて。
痺れを切らしてこちらから連絡すれば、「このカード、在庫ないんだよ」。
在庫カードがないのに、レコーダーだけ売るんかぁ~!!


てか、このレコーダーには違うタイプのカード使うんだって、
理解してなかったんでしょ。白状してみぃ、うりっ!!


まあここはグアテマラですからね・・・・・・、
これくらいのことは慣れっこです。


こういうわけで、おニューのタイムレコーダー君は
今のところ時計の役目を果たしているだけだったりします。


さてさて、いつになったら、おニューのタイムレコーダー君で
タイムカード押せるようになることでしょ。
まだ先は長そうかもな・・・。


[ 2008/02/06 00:32 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

「線路と娼婦とサッカーボール」その後 

以前、このブログでもお伝えしたことがありますが
邦題は結局「線路と娼婦とサッカーボール」になったらしいこの映画、
日本でも一般上映された・・・というか、大阪方面では現在上映中のようですね。


さて、今日の新聞に、La Línea después de “Las Estrellas”と題した記事がありました。
日本語にすればその後の「スター」たちの線路ですかね。
映画を撮影して3年後の彼女たちを取材したものです。
元の記事はこちらPrensa Libre
以下に概略を。



当時の12人のうち、今も線路際に残っているのは
ビルマ、マリーナ、ラ・セカ、カロルの4人となった。


ビルマは映画によって、この生活から抜け出せると期待していた1人だ。
「私たちみたいな娼婦にもチャンスがあると期待したんだけれどね・・・。
 でも実現しなかったよ」。
ビルマは現在自分の7人の子どもたち(最年少は6ヶ月)に加え、
拾った2人と一緒に暮らしている。


カロルはビルマの向かいに住んでおり、やはり赤ちゃんを抱えている。
一旦は第4区のターミナル(市場)に場所を移したけれど、
線路に戻って来て同じ仕事を続けている。
「ここなら、自分の世界の人たちと関係を築くことができるからね。
 向こうはもっと複雑な世界で、自分を理解してくれる人がいなかった。」


映画製作にも携わったアンドレス・セペダも、
映画が彼女たちの生活を変えることができなかったと落胆している。
「映画の後、心理学者や弁護士とかいろんな人がやって来て、
 何か商売でもやったらどうだと、彼女たちにアドバイスしてくれたんだけれど。
 どうもうまく行かなかったんだ。
 彼女たちは近所に住む、ってだけじゃなくて、仲間であり、ライバルなんだよな。
 おまけに、いろいろと複雑な人生を抱えているわけだし」。


一方で、コーチだったキンバリーのようなケースもある。
キンバリーは現在マルコ・アントニオ財団で働いており、
エイズ予防キャンペーンに従事している。
ベアトリスも同じ財団で働いており、線路を去った一人である。


マリーナは映画の後、「歌を歌って有名になる」という夢をかなえることができた。
ボレロを10曲収めたCDを録音し、間もなく発売になる予定である。
店で歌うこともある。
「歌手になるんだ、って言ったら、皆あたしのことバカだと思ってたけれどね。
 夢をかなえることができたよ」。


彼女はまだ線路で働いている。
コンドームを売ったり、衣類を洗濯したり、用事をこなしたり。
共に映画に出演した夫は亡き人となり、彼女は歌って悲しみを紛らわせるのである。
今でも道でサインを求められることがあるという。


ラ・セカもまだ線路にいる。
だけれど、彼女はもうあのことについては話したくないという。


映画祭出演のためにスペインに旅行した後、
メルシーは長男と共にスペインに残ることができた。
不定期ながら仕事はあり、時には体を売るのだという。


スーシィは食事を売り、
エリカは結婚した。
撮影当時、ビルマの伴侶であったルーペは、バスを襲って現在刑務所にいる。
バレリアは同じ職業を続けているが、今は第9区にいる。
ラ・チナはロサンゼルスに旅立ち、ビヴァリー・ヒルズで家政婦をしている。


3年後、線路は違う風景を見せてくれる。
線路はアスファルトに変わり、家はきれいにペンキで塗られ、
以前よりも警官がパトロールするようになった。
しかし、彼女たちの部屋のドアの中の風景は、あの時のままである。


【追記】
「線路と娼婦とサッカーボール(原題:Estrellas de La Línea)」の公式ブログ?を見つけました。
Estrellas de La Línea

スペイン語ですが、写真やYouTubeの動画なんかもありますので、是非どうぞ。



[ 2008/02/03 22:19 ] 雑談 | TB(1) | CM(0)

水?お湯?? 

一頃の冷え込みもようやく過ぎた今日この頃。
週末はまた風が強くなって気温が下がる、という噂ですが・・・・・・。


緯度が15度、標高が1500mというグアテマラシティー、
1年で一番寒いこの時期の最低気温はといいますと、大体10度くらい。
冷え込みがゆるんだな、と思うと15度くらいで、
朝5時半には起きていないといけない我が家にとっては、
この5度の差は相当に大きいです。


最低気温が10度でも、日中の気温は25度を超える日がほとんど。
この15度という日較差、結構体には堪えまして、
この時期、体調を崩す人も結構多いのですよね・・・・・・。


さて、そんな冷え込むある日のこと。
職場でE君とかM君とかと「今日は寒いねぇ~」という話をしていたのですが。
盆地のグアテマラシティーを取り囲む山の上に住むE君が
「今朝は無茶苦茶冷えて、朝、水を浴びるのが辛かったよ」。


え~と、グアテマラは湯船のある家が少なくて、
都市部なら家にシャワーがついていることが多いですが、
地方に行きますとシャワーすらなく、汲み置きの水を浴びることになります。
シャワーがあったとしても、お湯が出なかったりしますしね・・・、
で、E君やM君は、「毎朝水を浴びる」タイプなわけです。


で話は戻りまして、グアテマラシティーよりやや高いところに住むM君も
「いや、ホント、辛いね。
 最初はほんとにぞーーーっとするよ。
 だけど、辛いのは最初の1,2杯で、3杯目になるともう気持ちがいいな」
E君:
「そうだねぇ、体が慣れるとさっぱりするしね」
M君:
「昔、あまり寒くて、お湯をわかして体洗ったことがあるけれど、逆効果だった。
たちどころに風邪引いちゃってね」
E君:
「うん、お湯使うと却って具合悪くなる」
M君:
「やっぱり、水の方がいいね」
E君:
「そうだよねぇ~」。


お湯シャワーを浴びてる私は、口をはさめませんでしたよ。


私個人は、朝6時に小僧をスクールバスのバス停まで送っていって、
すっかり冷え切った体を、熱いシャワーで温めるのが至福のひと時。
水じゃあ温まりませんて!


いろいろな習慣やら考えがあるものだなぁ・・・と改めて思った会話でした。


[ 2008/02/02 23:47 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

カスタマイズ 日替わりスペイン語の追加とか 

今回は簡単にできること2つ。

1つは、見たらおわかりになる通り、「さぼにゃんの日替わりスペイン語」というのを加えました。


普段使えるようなスペイン語が紹介されていますので、
スペイン語を覚えたい!という方にはちょうど良いかも。


おまけに、私が更新してなくても、
とりあえず毎日のぞきに来て頂く価値はできたかも・・・・・・?
てか、本文よりも価値があるかもしれないですね・・・・・・


作者さんのサイトにはもっといろいろなスペイン語表現も出ていますので、
ご興味のある方はどうぞ。



もう1つは、スキンをリキッドタイプにしました。
早い話が、お使いの画面一杯の幅で表示されるようになりますので、
多分、以前よりは読みやすくなってるんじゃないかなぁ~。
私の使ってるPCは画面が横に長いタイプなので、なおさらなんですが。


まあ、こんな感じで少しずつイジリ虫していく予定です。
さて、次はどこをイジリ虫しようかな・・・・・・。


[ 2008/02/02 10:01 ] カスタマイズ | TB(0) | CM(0)